アントニオの新コラボバー、VEAラウンジを紹介しました




香港で何年も取材を続けている中で、さまざまな進化や成長、発展を目の当たりにすることができるのはライター冥利に尽きるというもの。

香港トップバーテンダー&バーオーナーのアントニオ・レイさんは、香港の中でもまさに破竹の勢いというのがぴったりの活躍を続けている人。

そんな彼の新店の1つ、VEAラウンジをキャセイパシフィック航空「香港スタイル」の「粋」に紹介しました。

VEA Lounge(VEAラウンジ)
新しい才能が結集した都会の安らげるバーで、
食にフォーカスした極上のカクテルとスナックを味わって

お詫びとお知らせ:ただいまキャセイパシフィック航空「香港スタイル」は非公開になっています。また改めて、同等の内容をアップ出来るようにしたいと思っています。

彼のカクテルは前から「食べる感覚」があって、それほどお酒自体が飲めない私にも楽しく味わうことができるのと、華やかなプレゼンテーションが魅力!

そんな1つがこのクレオパトラ・フォルモーサ!煙もくもくのパイナップルで登場します。

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そして蓋部分を底にはめると、これがカクテルカップに変身するのです。

私たちがこの撮影をしていたら、横で見ていた女性二人組みが「私もそれ飲みたい!」とすぐに注文していました(笑)

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取材の日、対応してくれたレスザックさん。バーテンダーさんというのは所作がきれいですよね!!

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ここは食べ物も本当においしいんです!これは塩キャラメルアイス!

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記事でも紹介しているオイスター2種。

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こんなカツサンドもあります。

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中でも最高はやっぱりこのポテト!ツボをおさえた美味しさです♪

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ぜひ記事をご覧の上、VEAラウンジをお試し下さい♪




 

 

MO Barでキュートで美味なるピクニックのアフタヌーンティー!!




香港といえばアフタヌーンティー! 香港に旅行するときには必ず、という方も多いはず。

アフタヌーンティーは、今や香港のホテルやレストランにとって、新しいお客様を取り込むために欠かせないツールなのです。

そしてインスタグラムやフェースブックが大好きな香港人を惹きつけるには、写真写りの良さも重要!

そんな流れを作った草分けの1つでもある、ザ ランドマーク マンダリン オリエンタルのMOバーがまたしてもやってくれました!

7月末までの限定アフタヌーンティーのメディア試食会に呼ばれて、MOバー2階のプライベートスペースへ。

そこに出てきたのは!!!

こ、これは可愛い!ピクニック仕様というと、最近ピクニックバスケットに入っているというのが流行っていますが、さすがMOバーにはひねりがあります!

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脇からみると、こうなっているんです。まさにピクニックテーブル!

テーブルには人工芝が敷かれて、クッキーの花もちりばめられ・・・・・・

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人工芝はスタッフが、せっせとテーブルの形に合わせて切り抜いたのだとか。手作り感満載。




しかし驚くのはこれから。

さすがMOバー。1つ1つのアイテムの美味しさが・・・・・・半端なものではないのです!

見た目の美しさからもその丁寧な作り込み具合がうかがわれるのではないでしょうか。

たとえば上の写真のミニバーガー。中身はなんとマンゴとチョコレート!不思議な組み合わせ?でもびっくりするほど美味しく絶妙にマッチしています。隣のカップケーキも、普段なら食べると胸焼けするので好きではないアイシングが、まー美味しいこと。

テーブルに載っているのは、ほら!アンバーでお馴染みのベロータハムが載ったエアバケット。ロブスターロールはMOバーの人気アラカルトメニューのミニバージョン。しっとり度がほどよいスコーンも、何も付けなくてもやたらに美味しいと同席のメディアの皆さんと感動。もちろんマーマレードやジャム、クロテッドクリームも極上。

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赤とピンクをたっぷり生かしたのは、以前にあってそれも本当に美味しかったピンク&パープルのアフタヌーンティーでの経験を生かしたのだとか。

↓こちらは以前、フィガロのウェブサイトに書いた記事です。

ピンクとパープル尽くしの華麗なアフタヌーンティーが、 ザ・ランドマーク マンダリン オリエンタル香港に登場!

ヨーグルトに入った西瓜も、組み合わせとして、あまり普段考えないものですが、西瓜の甘みがほどよくて、目の覚めるような美味しさ。

いや。これは。もう。絶対にお勧めです。好評なら少し延長もあり得るそうですが、7月末までにまずはお試しを! 幸せな気分で楽しい時間が過ごせること請け合いです。シャンパンと一緒でもすごーく合いそう!!

 



 

雲の上の極上広東料理店、天龍軒を紹介しました♪




月2回更新中のキャセイパシフィック航空「香港スタイル-泊」で、リッツカールトン香港の第二回目として「天龍軒」を紹介しました。

天龍軒(Ting Leung Heen)- The Ritz-Carlton, Hong Kong
達人シェフが心をこめて繰り出す極上の広東料理を
雲の上の楽園のような空間で味わい尽くしたい

お詫びとお知らせ:ただいまキャセイパシフィック航空「香港スタイル」は非公開になっています。また改めて、同等の内容をアップ出来るようにしたいと思っています。

お詫びとお知らせ:ただいまキャセイパシフィック航空「香港スタイル」は非公開になっています。また改めて、同等の内容をアップ出来るようにしたいと思っています。

以前に何回か食事はしていたものの、そういえばちゃんと取材をするのは今回が初めてでした!

やっぱりこの図は、萌えますね!!何とも言えなくいい気分。

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そしてもちろんとても丁寧に作られて美味しい料理ばかり。

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叉焼豚も間違いのない味!




ランチを食べたときのこの衣笠茸のあしらいには覚えがある・・・・・・と感じた謎は、シェフにインタビューしてすぐに解けました。DSC03666

ずっと前にペニンシュラのスプリングムーンで取材したラウ・シェフが天龍軒の創業以来のシェフだったのです。あまり昔のお店のことを言うのも野暮なのですけれども、以前に撮影したことのある衣笠茸が美味しくて、ものすごく印象に残っていたので、久しぶりの出会いに嬉しくなりました♪

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とにかくにこやかで言語明瞭、理路整然と優しくお話してくださる素敵なシェフです!!!お料理に人柄って表れますね。

天井が高いっていうのは、とにかく気分がいいものです。

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シャンパンが似合う上品な広東料理です。

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高級店の素晴らしい料理って、どんなアップにも耐えるし、写真を撮るのが楽ちんです。まあ絶世の美女やイケメンなら、普通に撮れば素敵に写るのと同じですね。

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今回の記事には、リッツカールトン香港の最高級スイートである、リッツカールトンスイートも紹介しています。これはこれですごいので、また別の記事で改めてご紹介しようと思います。

ぜひぜひ、天龍軒の記事、ご覧下さい♪



香港のアイデンティティも詰まった美的レストラン、VEA Restaurant




オープン以来、頻繁に取材させてもらっているQuinaryとアントニオ・レイさん。ブログにもずいぶん登場していただきました!

過去記事、ちょっとみただけでこんなに!まだまだあります~

QuinaryでMixologyドリンクを満喫♪

Liquor World Next に、Quinary@Hong Kong&アントニオ・レイのインタビュー記事を執筆しました♪

香港スタイルに「クイナリー」を紹介しました♪

The Envoyの優雅なアフタヌーンティー&面白いカクテルも!

Quinary、The Envoy、Ori-Ginに続き彼の4軒目の店として、人気シェフのヴィッキーさんと共同でオープンしたのがこのVEAなのです。

↓↓↓記事のリンクはこちら↓↓↓

VEA Restaurant(VEAレストラン)

食とカクテルの若きマスター2人がタッグを組んだ
最先端の香港を体現する新レストランとは

お詫びとお知らせ:ただいまキャセイパシフィック航空「香港スタイル」は非公開になっています。また改めて、同等の内容をアップ出来るようにしたいと思っています。

ちょこちょこうかがう機会があったものの、なかなか本格的に取材できていなかったので今回、ついにじっくりやってまいりました!

想像以上の大満足! ヴィッキーさんの前の店も、とっても評判がよくていつも行きたいなと思いつつ機会を逃していたので、まさに一石二鳥な素晴らしいお店です。

ちなみに今回はレストラン、次回のアップロードでバーの方を紹介します。

ぜひ記事をご覧下さい♪




とにかくしっかりした料理って写真がとても撮りやすいのです。どんなアップにも耐えます!

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お皿もインテリアもぴったりはまっていますよね!

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キンモクセイの香りが今も頭に蘇る美味しいデザート。

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私もカウンターって普段はあまり座りたくない方ですけど、ここではやっぱりこの席に座りたい! 今回は取材だったので、レストランの時間にじっくり食べに行きたいお店です!!

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びっくりするほど好きなジュエリーと遭遇!Ted Muehling@Maison Huit湾仔




例によって世間が狭い香港。去年、香港スタイルで取材したお店のオーナーに、PENの車特集に出て下さるお友達がいないか聞いてみたところ、まさしくぴったりの方がいて、取材させていただいたのがエヴァンさん。

彼女は、世界あちこちにネットワークのあるお友達のジェーンさん、ボニーさん、バネッサさん、ヴィオラさんと一緒に、湾仔の星街エリアSt. Francis Streetにあるセレクトショップ、Maison Huitを経営しています。

そこで先日、ドイツ人の有名なデザイナーを招聘してイベントをやるからぜひ寄ってみて!と言われて、星街を通りかかった時にうかがったのです。

というわけで、ほとんど何の前提知識もなくお邪魔して、その方、Ted Muehlingさんとお会いして、いろいろと彼のデザインしたものを見せていただいていて、びっくり。

もーのーすーごーく好みのものばかりなんです。

たとえばこんなキャンドル1つとっても。ラインの感じとか、そこはかとないけれども命があるような存在感とか、何でしょう。とにかく、あ、こういうの好き!という琴線に触れました。

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こんな琥珀のイヤリングも。私の場合、まあ買えないのもありますが、宝石ガンガンという感じより、こういう石の透明感とか、天然のぽってり感がありつつ、繊細なのだけど軽く主張してくるようなほどよいバランス。大好きなのです。

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ここまで素敵ではないものの、自分の持っているものと、どこか似ているデザインもどんどん出てきました。

このブロックパールなんてもうたまりません。DSC03201

ちなみに今回の展示の中で一番高価だというのがこのブレスレット。ブラックダイヤモンドなどだったと思います。外すと、クラスプのところが毛虫の触覚みたい!

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80年代には三宅一生とのコラボもした経験があるというテッドさん。ジュエリーの他にもいろいろな工芸品を手がけています。この面白い花器、木の枝を型にして造り、焼くと木だけがなくなって形が残るというもの。ちょっとファンタジアの箒たちを思い出させます。

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同じやり方で、こちらは鳥の巣を使ったという器。素敵!

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本当に薄いこれは磁器だったかな。なんと茶こしなのです!

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同じように薄く作ったイヤリング! 菊のようなキャンドルスタンド。ものすごく好き。しかもこの日はテッドさんご本人に説明していただくという幸運に恵まれました。

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そしていよいよジュエリーへ。優しくて自然な丸み・・・・・・生命があるような有機的な感じ・・・・・・あれを出すために丁寧な作業をしているのだそうです。

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もうこの辺から全部欲しくなってきました。あの石のぽってり感が!!目がハート。

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そしてこの辺で気付いた・・・・・・意外と手頃なものもある!?1000香港ドル未満のものも。

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貝殻もテッドさんの好きなモチーフ。実は私も貝殻モチーフが大好き。名字が甲斐だから、なんとなく親近感があるのです。

もうこの際だから、手頃なものを1つ買おうという気になりました!!

テッドさんに相談しながら選んだのはこの写真の手前にある金の細長いイヤリング!

さりげないのにものすごく存在感があって、繊細だけど弱くない。いやー気に入りました!!

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いちばん右がエヴァンさん。そしてテッドさん、共同オーナーの一人のジェーンさん、テッドさんのパートナーのマットさん。マットさんはものすごいセンスのファッションイラストレーターで、ヨージ・ヤマモトからディオールまで、いろいろなブランドと仕事をしています。二人はニューヨークにお住まいで、ヴィレッジにお店があるそう。うう、いつか行きたいです。

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私も記念写真を撮らせていただきました。後から見て、そういえばこの日、私の服装もちょっと似ていた・・・・・・やっぱり趣味が合うところが何かあるのか、とても意気投合して楽しい時間を過ごさせていただきました。

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本当に偶然だったのに、まさかこんなに好きなものを見つけるとは。テイストの合う人は何を作ってもテイストが合うんだな、ということで、すべてが好きなものばかり。ここまでどんぴしゃということって、なかなかないので、未だに不思議な気持ちです。

6/24まで、テッドさんの作品が展示&販売されているそうです。

ああーイヤリングと合うネックレス、買いに行ってしまうかも・・・・・・



 

ただいま開業準備中の新ホテルThe Attitude@尖沙咀に潜入




尖沙咀の話題店、Yum Chaに行かれた方は「ああ、ここホテルになるんだ」と気がつかれていますよね。

尖沙咀のど真ん中で便利な立地、キッチュ&レトロなデザイン。どんなホテルなんだろうと気になっている方! PRさんがお友達なので、先日中を見学させていただきました! 今、開業準備中で7月ぐらいのオープンを目指しているそうです。

こちらがエントランス部分。ポップなイラストでエリアのさまざまな風景が描かれています。

本当にこのモダン&ポップ&レトロ&ローカルというのがトレンドですね。観光客からも大歓迎だし、とてもいい傾向です。

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ここがロビー!あれ?あれあれ????見覚えのある子が。

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こちらにも!!

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2015年の旧正月にランドマークにいた羊だ!!展示終了後、チャリティーオークションがあったと聞きましたが、このホテルが2匹を引き取っていたんですね。

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残念ながら同じ子は写っていませんが、何だか嬉しくなりました♪

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ということでホテルに戻りましょう。

もういたるところで香港モチーフが使われています。たとえばこのレセプションのところは、市場などで使われる折りたたみのプラスチックボックスを使っています。そしてずらっと並んでいるのは、アヒルたち! 何年経ってもかつて香港を訪れたアヒルちゃんの記憶は薄らぐことがないのですね。

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カジュアルに可愛くデザインあれています。

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香港の団地などでよく使われているブロックも。

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ではいよいよ客室へ。いくつかタイプがあります。

一番小さいのがこちら。ほとんどベッドの長さと同じです。ゆったりはしないけれども、効率よく街中に泊まりたいときに良いでしょう!とても清潔ですし。

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すべてのフロアにこんな風に各階のイラストが!ちょんきんマンションになっている!

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シャワー&トイレもコンパクト。

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このオリジナルコースター!PRをやっている友達がデザインしたそうで、素晴らしい!

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人気を呼びそうなブルースリーの部屋!

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こんな広い部屋もありました!3人でシェアすればお得に使えるかも。

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空間を最大限に工夫して使ったキッチュデザイン! オープンしたら人気を博しそうです。

宿泊料はだいたい1000ドル~3000ドル台でした(←要確認)。立地が何しろいいですし、お得感あります!

エレベーターの中までこんなデザイン!とにかく凝っていて、すみずみまで発見が楽しめるインテリアです。

朝ご飯はYum Chaで食べられるというのも魅力的(ふだんとは違うメニューのようです)

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開業が楽しみですね!!また何か聞いたらお知らせします~。

 



緊急告知!香港ときどきマカオ、まもなくブログ村卒業いたします!(ブログは卒業しません、笑)

みなさん、こんにちは! ブログ村にお世話になって早何年?

いろいろ考えるところがあり、今回卒業することにしましたm(__)m

もちろんブログは継続&ブラッシュアップしていく予定です!! ただもう本業が鬼のように忙しい昨今、なるべく頭に引っかかる要素数を減らして、することの質を高めたい?という変な願望が出てきました。心の断捨離??

大海原に1人でこぎ出すような不安感もありますが(笑、大げさ)今も多くの読者の方が検索やFBなどから直接来てくださっているので、溺れないで済むような気がします。

ブログ自体は今までより一本ずつをじっくり(といいながら、ゆるかったりしそうですけど)、自分のスタイルで少しでもいいものを書くようにしたいと思っています。

皆さん、ぜひ今のうちに、以下のいずれかで更新のお知らせを受け取っていただけるように、登録やフォロー、よろしくお願いします。

FBページ「香港ときどきマカオ」←この際、ぜひ、いいね!を!!

ツイッター 甲斐美也子   ←インスタグラムからのフィードで、ブログにする前の生情報も!!

RSSフィード http://hk-tokidoki.com/feed/

ただいま某誌の香港大特集の絶賛準備中&いろいろな掲載記事が登場しますので、どうぞお見逃し無く~

この週末中には退会予定ですので、どうぞお早めに!!

(しかし500本以上ある記事からボタン消すのに、とても時間がかかりそうです!)

 

香港スタイルに地上465mにあるリッツカールトンのスパ体験を紹介しました♪




月2回更新中のホテル記事、本日更新しました!!

The Ritz-Carlton Spa by ESPA (ザ・リッツカールトン・スパ・バイ・エスパ) – The Ritz-Carlton, Hong Kong

地上465mの世界一高いスパで、心も体も癒やしながら、
ゆったりした睡眠を迎えられる特別なトリートメントを

お詫びとお知らせ:ただいまキャセイパシフィック航空「香港スタイル」は非公開になっています。また改めて、同等の内容をアップ出来るようにしたいと思っています。

やっぱり、やっぱり凄いです、ここの景色は・・・・・・
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前回同じスパに行ったときは、ラウンジは共用だったので、今回のカップルスイートはさらにプライベート感たっぷりで本当に贅沢!
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見学した部屋からの景色もこれ。雲がかかっていたので使いませんでしたが、IFCがなんて小さくみえること。
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マテウスさんに取材したクラブラウンジのライブラリーから下を見下ろしたところ!お約束です。
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季節と天気によっては完全に雲に覆われてしまうことが稀にあるので、それさえ避けられれば、本当に特別な滞在になりますね。
ぜひ記事もご覧下さい!

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西営盤にひっそり現れた、珠玉の創作居酒屋系、OKRA!





香港にその傾向が強いのか、世界中でそうなのか、分からないのですが、日々、いろいろな食を取材していて和食の影響を感じない日はない、と言っていいほど。そんなわけで、いろいろと和食のことを聞かれることが多い昨今。でも海外生活も数えてみると合計20年近くなり、私にとって和食というと家で作る簡単な家庭料理が中心です。

改めて、東京にいた頃、会社の帰りに友達や彼氏としょっちゅう行った店や、近所のお気に入りの店ってどんなだったかな~という視点で考えると、いわゆる創作居酒屋系というのでしょうか。気軽でいい雰囲気、シェフが熱心でしっかり美味しくて自由な料理、フレンチやらイタリアンやらチャイニーズやら、ちょっと他の料理の影響が入っているけどバランスが良くて、和でしっかりまとめられていて、はみ出しすぎない・・・・・・思い返すとそんな感じだった気がします。

そんなお気に入りの店を思い出させてくれたのが、西営盤にオープンしたばかりのOkra。

古いローカル店が並ぶエリアにひっそりと店を構えています。西営盤で降りてもこちらの方向に来たのはそういえば初めて!!

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カウンターと小さなテーブル席のシンプルな造り。そして壁一面には!!鬼才・佐伯俊男による怪談や春画のようなおどろおどろしかったりセクシーだったりするものたちが奔放に描かれた作品が!! 彼の絵は、昔、寺山修司さんの本をよく読んでいたとき、装丁に使われていたような気がします。

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とにかく店の個性を強烈に輝かせています。実はオーナーシェフと佐伯氏がお友達、ということで実現したそうです!!日本ではなかなかこうやって見る機会のない佐伯氏の作品をこんな風に西営盤で堪能できるとは。

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そのオーナーシェフとは・・・・・・ニュー・オリンズ出身のマックス・レビ―さん。私が食べに行ったときは黙々と料理に打ち込んでいて、「日本で修業したんですか」と聞いても「まあ千葉とかあちこち行ったよ」ぐらいにさらり・・・・・・だったんですけど。DSC02692

経歴を見たらまあ、日本で鰻の養殖場やらバイオダイナミックの天然塩農家やら、アラスカの鮭養殖場やらで働いたりしているそうではないですか!

その後、NYの名店、Sushi Yasudaで日本人以外では初の板前になり。その後は北京に渡り、私の大好きなアッパーハウスの姉妹ホテル、オポジットハウスなどに勤めた後、自らのレストランOkraを2013年にオープン!

そしてこの度香港でOkraをオープンさせたということなのです。

試食にうかがった時は、そんな前提知識もまったくなく「あーシェフ、日本人じゃないんだ」ぐらいしか最初は知らなかったものの、そういうことだったのね、と後から聞いて納得するような料理の数数。やっぱり料理にはシェフの生きてきた経験が集約されているんだなあと改めて感じさせられました。予告編を見ないで映画を見るのが好きな私としては、この順番、楽しめました!


などと前置きはそのくらいにして・・・・・・とにかく「Okraって和の要素があって、話題の店らしい」ぐらいの気持ちだった私はすっかり嬉しい驚きの連続に。

最初に食べたのがこれ。ウニとアンチョビが主役のこの一品、そして和えられているゼリーは、香港の地元の海鮮市場で買ったガルーパの燻製と、昆布を使った出汁のゼリーなのです。凝っている!

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マックスさんが目の前でせっせと作っていた豆腐がこんなサラダに。葱の花がいいですねー。自家製ソースは、豆鼓、うずらの皮、揚げたオクラとニンニクを使って作ったとか! そして珍しい仏手柑の塩漬け、紫蘇も入っていると聞くだけで美味しそうでしょ。食べるとまたこれが!!素晴らしい味わいでした。既に今夜は大満足できることが確実です!

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そして日本酒もOkraオリジナルの面白いものがいろいろ! これは実は、北京でお友達になったという有名映画監督のツイ・ハーク(徐克)さんと、Okraと、福岡の酒造若竹屋のコラボという限定酒なのです。

北京のOkraでは、毎年、若竹屋へのツアーを企画していて、Okraの常連になってからすっかり日本酒ファンになった徐監督、そのツアーにも参加して、もう若竹屋のお酒と福岡の虜になってしまったそう。

純米吟醸「ザ・モンキ-」と名付けられたこのお酒は、徐監督のアイデアで干支の動物を名前にしたのだそう。そしてアートワークは、香港人ストリートアーティストのカラ・テさん! 真にオリジナルな手作り感満載です。

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お刺身クオリティのスペイン産赤海老を使ったお味噌汁風スープ!!こちらは燻製した仏手で出汁を取っているんだそうです。

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おしゃべりに夢中になっていたら、「ほどよいうちに食べてね」とシェフの突っ込みが。はい!了解です!

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てきぱき、きりりと、どんどん調理を進めるマックスさん。何でも自家製が多くて、下ごしらえも丁寧にしていることが、見ているだけで分かります。

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うわ、これはもう美味しくて目眩でした、ぶりの若魚、ハマチの一歩手前のやず。ニンニクオイルとポン酢をきかせたソースがかかっていて、添えられているのは、なんと刻んだ湯葉なのです。この刻んだ湯葉をあちこちに上手に使っていて、初めてこういう使い方を見た私は、日本のどこかの地方でやるやり方なのかなーとマックスさんに聞いてみたところ。

北京に行ってから、中国の北方料理でこういう使い方がされているのを見て、取り入れてみたとのこと!なるほど! もちろん湯葉も自家製です。

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そしてこのフライドチキン。そんじょそこらのフライドチキンではありません。先日、香港の人気レストラン10軒が集まって、フライドチキンコンテストというのが行われました。そのメディアによる選考会で、並み居る有名店を抑えてトップに躍り出たのが、このOkraのフライドチキン! 竜田揚げっぽいのですが、砂糖が入っていないのだとか。鶏肉も柔らかくて肉の味がよい!そして添えられているのは、オクラや蓮根の酢の物。蓮根にはビーツで色が付けてある模様。下には刻んだ湯葉がたっぷりまた敷かれています! 納得のチャンピオン!

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デザートも充実! 小豆と抹茶のクッキーをベースにしています。

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こちらは、ナスみたいに見える焼きバナナ。醤油を凝縮させた茶色い塩がかかっています。

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すぐに満席になっていて、大忙しのマックスさん。手際がよいので、見ていて気持ちがいいです。オープンキッチンって言うけど、そういえば日本では板前さんの調理姿が見えるのって当たり前といえば当たり前でしたね。

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予告編を見ないで見た映画、最高に楽しめました。そして後からシェフにいろいろうかがうと、まあ一つ一つの料理に大変な手間とセンスのいいアイデアが詰まっていること!

そして食材、お酒、インテリアなど、すべての要素が、「マーケティングリサーチして、最近こういうの流行ってるからやりました」という空虚なものではなくて、長年築いてきた信頼関係や経験をベースに1つ1つ紡いで、こういう形になっているという、血が通った温かみに溢れていました。

あちこちの国のいろいろな人や文化がいい意味で絡み合っている、香港らしい店なのです。

住んでみたい街ナンバーワン(でも家賃が高すぎるw)の西営盤。しっかりディナーも食べられますし、ふらっと何品か頼んで美味しいお酒を飲んでという使い方もできて、近所だったら絶対行きつけの一軒にしたい!!

お店から駅への帰り道もしみじみとしていていいですね。席が少ないので、早めにご予約(Okra 852-2806-1038)を。

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美麗なるAMMOのバーでカクテルタイム♪




私の大好きな香港人インテリアデザイナーと言えば、ジョイス・ワンさん!

5年ぐらい前にオープンしたAMMOは、最初に彼女のデザインを体験した店です。当時はもう混みすぎて、取材でさえなかなか入れない状態だったのを思い出します。

久しぶりに行きたいなーと思いつつ、なかなか機会がなかったAMMO。先日コーディネーターをしていたときに、ちょうど近くを通りかかったので、行くだけ行ってみましょう♪と取材チームの皆さんと一緒に予約なしで行ってみました。バーだったのですぐに入れてラッキー!

感じのいいバーテンダーさん。ああ、このパネルの色合い。たまらない。

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この日はさんざん試食したのでお腹がいっぱい・・・・・・ということで、カクテルをさっそく注文。

インテリアも美しいし、カクテル自体も美しいけれども、組み合わせたときに魔法のような効果が!! 光の色が素晴らしいんですね。写真を撮ってたら楽しくなってしまいました。

これはアールグレイマティーニ。

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ちょっと酔ってきたので、2杯目はアルコールなしのモクテルに。「特にモクテルメニューはないから、カクテルの中でよさそうなものがあったら、それをモクテルにするよ」とのバーテンダーさんの言葉に甘えてお願いしました。

モクテルって、ちゃんと作るのすごく難しいらしいんですよね。ただのミックスジュースじゃないですからねー。で、材料違うから、同じように仕上げるの大変らしい・・・・・・一生懸命作ってくれました!ありがとう、美味しかったー(しかし酔っ払っていて、何を頼んだか忘れてしまいました、笑)

そして美しいライトに照らされて。カクテルの写真撮るのが大好きになってしまった今日このごろ。

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写真撮り忘れましたが、おつまみに出てきたニンニクやオリーブのピクルスが美味でした!!

最後にサービスでショットグラスに爽やかカクテルを入れてくれました。

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このアジア会館の素晴らしい緑に囲まれた美麗空間。やっぱりいいものはいい!!!

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