びっくりするほど好きなジュエリーと遭遇!Ted Muehling@Maison Huit湾仔




例によって世間が狭い香港。去年、香港スタイルで取材したお店のオーナーに、PENの車特集に出て下さるお友達がいないか聞いてみたところ、まさしくぴったりの方がいて、取材させていただいたのがエヴァンさん。

彼女は、世界あちこちにネットワークのあるお友達のジェーンさん、ボニーさん、バネッサさん、ヴィオラさんと一緒に、湾仔の星街エリアSt. Francis Streetにあるセレクトショップ、Maison Huitを経営しています。

そこで先日、ドイツ人の有名なデザイナーを招聘してイベントをやるからぜひ寄ってみて!と言われて、星街を通りかかった時にうかがったのです。

というわけで、ほとんど何の前提知識もなくお邪魔して、その方、Ted Muehlingさんとお会いして、いろいろと彼のデザインしたものを見せていただいていて、びっくり。

もーのーすーごーく好みのものばかりなんです。

たとえばこんなキャンドル1つとっても。ラインの感じとか、そこはかとないけれども命があるような存在感とか、何でしょう。とにかく、あ、こういうの好き!という琴線に触れました。

DSC03193

こんな琥珀のイヤリングも。私の場合、まあ買えないのもありますが、宝石ガンガンという感じより、こういう石の透明感とか、天然のぽってり感がありつつ、繊細なのだけど軽く主張してくるようなほどよいバランス。大好きなのです。

DSC03202

ここまで素敵ではないものの、自分の持っているものと、どこか似ているデザインもどんどん出てきました。

このブロックパールなんてもうたまりません。DSC03201

ちなみに今回の展示の中で一番高価だというのがこのブレスレット。ブラックダイヤモンドなどだったと思います。外すと、クラスプのところが毛虫の触覚みたい!

DSC03197

80年代には三宅一生とのコラボもした経験があるというテッドさん。ジュエリーの他にもいろいろな工芸品を手がけています。この面白い花器、木の枝を型にして造り、焼くと木だけがなくなって形が残るというもの。ちょっとファンタジアの箒たちを思い出させます。

DSC03229

同じやり方で、こちらは鳥の巣を使ったという器。素敵!

DSC03230

本当に薄いこれは磁器だったかな。なんと茶こしなのです!

DSC03225

同じように薄く作ったイヤリング! 菊のようなキャンドルスタンド。ものすごく好き。しかもこの日はテッドさんご本人に説明していただくという幸運に恵まれました。

DSC03224

そしていよいよジュエリーへ。優しくて自然な丸み・・・・・・生命があるような有機的な感じ・・・・・・あれを出すために丁寧な作業をしているのだそうです。

DSC03221

もうこの辺から全部欲しくなってきました。あの石のぽってり感が!!目がハート。

DSC03211




そしてこの辺で気付いた・・・・・・意外と手頃なものもある!?1000香港ドル未満のものも。

DSC03208

貝殻もテッドさんの好きなモチーフ。実は私も貝殻モチーフが大好き。名字が甲斐だから、なんとなく親近感があるのです。

もうこの際だから、手頃なものを1つ買おうという気になりました!!

テッドさんに相談しながら選んだのはこの写真の手前にある金の細長いイヤリング!

さりげないのにものすごく存在感があって、繊細だけど弱くない。いやー気に入りました!!

DSC03209

いちばん右がエヴァンさん。そしてテッドさん、共同オーナーの一人のジェーンさん、テッドさんのパートナーのマットさん。マットさんはものすごいセンスのファッションイラストレーターで、ヨージ・ヤマモトからディオールまで、いろいろなブランドと仕事をしています。二人はニューヨークにお住まいで、ヴィレッジにお店があるそう。うう、いつか行きたいです。

DSC03216

私も記念写真を撮らせていただきました。後から見て、そういえばこの日、私の服装もちょっと似ていた・・・・・・やっぱり趣味が合うところが何かあるのか、とても意気投合して楽しい時間を過ごさせていただきました。

DSC03218

本当に偶然だったのに、まさかこんなに好きなものを見つけるとは。テイストの合う人は何を作ってもテイストが合うんだな、ということで、すべてが好きなものばかり。ここまでどんぴしゃということって、なかなかないので、未だに不思議な気持ちです。

6/24まで、テッドさんの作品が展示&販売されているそうです。

ああーイヤリングと合うネックレス、買いに行ってしまうかも・・・・・・



 

コメントを残す

Top