Amber@Taste of Hong Kong 2017でお仕事体験記①イベントスタート&宮崎牛編




 

3月16日~19日の4日間、中環のビクトリアハーバー沿いのイベントスペースで開催された、美食のイベント、Taste of Hong Kongのお手伝いをします、と前回お伝えしました!→こちらがリンク

そうです、旅部4日目の午後は、すでにTaste of Hong Kong1日目だったという、最近まれに見る肉体的にハードスケジュールでした♪(よれよれ)

現地に行ってリハーサルをして、やっと全貌が見えたのですが(笑、ありがちな)、今回Amberのリチャード・エッケバスさんが選んだ食材で作った4種類の料理を、来場者は買って楽しめる他に、中心になる食材がどのように作られているのかという説明をする各20分間のワークショップを4日間で24回開催。

ワークショップ出席者は、仮設なのにとても素敵なカウンターテーブルに座って、グラスのシャンパンとともに、その料理を楽しみつつ、リチャードさんのお話、タトラーのビデオを見た後、私たち日本チームの説明を聞く、という流れでした。

タトラーのビデオです!!

こちらがアンバーのブース! 奥には本格的なオープンキッチンもあります。去年は料理の販売だけで、とてもよく売れたそうなのですが、せっかくの機会に、アンバーの料理を築き上げるために、さまざまな人たちが地道な努力をしていること、特に九州の食材が大きな役割を果たしているということを共有したかった、とのことで、今回は福岡市の協力も得て、こんな形が実現したそうです。このダイニングエリア付きのスペース、大好評で、来年には他のレストランも採用するかもしれませんね!

こちらがアンバーブースのメニュー。単品で食べる人も多くて、ものすごい行列でした!

とりあえず、到着一番、4日間よろしくお願いします、ということで大ボス、リチャードさんとセルフィーからスタート(当然ですね、笑)





アンバーと福岡をつなぐ役割をしている食材サプライヤーの藤間さんとリチャードさんの協力で始まり、福岡市役所水産振興課 の岡さんが恵比寿牡蠣、わかめ、あさり、JA宮崎経済連の辰巳さんが宮崎牛と日向夏の説明をし、福岡県香港事務所の藤木さんが全体を見守りながら、運動会のお父さんのように写真撮影wという、今回のチームメイトです

最初の方こそ空席がありましたが、途中からは毎回ワークショップは満員御礼! VIPのために全席貸し切りという回も何回か出てきて大好評でした。

最初の頃は、台本をせっせと追う感じでしたが、慣れてきたらアドリブも増えたし、何しろ来場者の皆さんが、とても熱心で、今食べて美味しさに感動しているものがどうやってここに来たかという内容ですから、興味を持って聞いてくださるし、いろいろやりとりするようになると、とても楽しくなってきました!

丁寧に心をこめて説明する辰巳さんと通訳をしているワタクシ。基本は通訳なんですが、時々人気者のリチャードさんが料理デモだ、取材だ、表彰式だって消えたときの仕切り役もちょっとだけ。「ちょっとリチャードに会いたくて来てるのに、どこよ」と怒られないかしらと心配でしたが、何とかなって、ほっとしました!

こちらが宮崎牛のお料理。実は初日に審査員が各ブースを回って投票した結果、今回のTaste of HKの最優秀料理にも選ばれました(アンバーは2年連続です)。

海藻をまぶしたり、紫キャベツのサワークラウトを合わせたりで、ベリーのソースや、数粒の塩が加わって、脂っぽさをまったく感じさせず、肉の美味しさが前面に押し出されてくる!という見事な一品でした。アンバーがオープンしてまもなく、香港人が塩辛さを好まないことが分かってきて、海藻などの旨みを第六の味覚として活用するようになったのが、そもそもの始まりだったとか。

そして海の近くで育った牛には、潮の香りが似合うんだ、とリチャードさん。彼の出身地であるオランダの地域も、宮崎と似た環境で、似たタイプの牛がいるんだとか。

今回の役得。「美也子、お腹空いた?スナックいる?」といって、キッチンからホイホイと出てくる焼きたてホヤホヤの宮崎牛www

ああ、あの日々に戻りたい!(遠い目)

こちらは福岡の大刀洗町で紫の野菜を作っている中垣さん。宮崎牛の料理に、サワークラウト風に彼の作った紫キャベツが使われているのです。

来場者の皆さんが嬉しそうに紫キャベツを食べている様子に、目頭を熱くしていたピュアな中垣さん♪ そんなことを会場の皆さんに説明すると、皆さんがまた喜んでくださって、会場中に温かい雰囲気が溢れていました。幸せ。

実は私、シリーズものがまたしても途中で止まっていますが(恥!すいませんー)、昨年Wonder of Kyushuプロジェクトのプロデューサーとして視察に行ったとき、彼の畑をちょっとだけ訪問させていただいたのです。

そのときのインスタの写真(笑)。そうです、私を個人的に知っている方は知っていると思いますが、何しろ自他共に認める紫好きなもので!! この日も張り切って全身紫での訪問だったのです♪

ということで、私はありとあらゆる紫~赤紫の服やグッズを持っているわけですが。中垣さんが元ファッションデザイナーで、今回、このカラリングもとっても重要ということを、リチャードが強調していまして。ちょっと悪戯心が湧きました。

最終日。わはは。コスプレ大成功。あのスカーフは、写真で比べてみて、我ながら完璧なマッチングで後から驚きました。もちろん、ちゃんとワークショップでも、きっちりいじってもらいました!\(^O^)/

ちなみに今回のワークショップで、宮崎牛について私が学んだこと。

-宮崎で生まれ育って、A4以上の等級の牛でないと、宮崎牛を名乗れない。

-子牛は生後10ヶ月で競りにかけられ、このとき、他の県からもバイヤーが来る。松坂牛や佐賀牛も、もともとは宮崎の子牛をこの競りで購入して育てたものだったりすることがあるとか!

「宮崎牛は霜降りが美しく、とろけるようなやわらかさと上質な脂の甘味、芳醇な香りを楽しめます」というところで、「どうでしたか?そう思いますか?」と聞くと、来場者の皆さん、全員が「うんうん!」と頷いて下さいました♪

そして実は、ananやHanakoなどで一緒に仕事をしている仲良しライターさんで、香港大好きな大澤ちほさんもご夫婦で宮崎牛の回に出席して下さいました♪

↓↓↓彼女のブログです↓↓↓こちらもぜひご覧下さい♪

香港グルメの祭典!「taste of Hong Kong 2017」で大はしゃぎ。

大澤さんが撮ってくれた、来場者目線の至近距離からの貴重な写真です(めちゃ照れますね♪)

そんなこんなで、まだまだ報告はつづきます(本当です!)



 

 

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