Vogue Japan Onlineに「私の街では今 〜香港編」を執筆しました

日本はGWで気持ちのいい季節ですね! 香港では30度をすでに超えていまして、これからはマスクをして歩くのが蒸れそうな季節になって参りました。




またまた色々と新記事がアップになっているのですが、告知が追いついていません。こちらは本日アップほやほやの新作です。ご縁があって初めてVogueに寄稿しました♪

GPSにリストバンド装着。SARS体験を活かした徹底管理で抑え込みへ。【私の街では今 vol.7〜香港編】

これだけ世界的で、同時に同じ問題に直面することって、考えてみても思い当たらない、コロナな日々。「他の国では、香港ではどうしているのか」ということに関心を持っていただけるのは嬉しいことです。

不定期連載でいろいろな国からのレポートがあるので、そちらも興味深いです。




似たテーマでいろいろ書いたので、それぞれオリジナリティを出そうとしておりまして、こちらでは「日常の香港」を思い出していただけるような(主に食についてですけど、笑)過去のイメージを入れることなどを心がけました。

ちなみにJumboの写真は、去年メンズクラブの撮影でうかがった時に撮ったものです。あのとき行っておいて良かった~。

それから今回は子ども3人総出演(笑)。

こちらにも書きましたが、最近香港では新規感染者ゼロ、感染者が数人いる日はすべて海外から、という日が断続的にかなり来ています。何しろかなり長い間の自粛生活が続いていますので、これはいよいよ大丈夫かと、特にビーチやハイキングにはものすごい人が押し寄せているらしく、心配ではあります。

まだまだ観光客は呼べなくても、とりあえず香港内で落ち着けば、レストランやバーなどは持ち直すことができるはずなので、このトンネルの先に見えて来た光が本物でありますように。

それでは皆様、せっかくのGW、静かにでも充実した時間をお過ごしください。




妄想香港旅のお伴に―「週末香港大人手帖」発売1周年!

海外旅行どころか近所への外出もままならない今日この頃ですが、自宅でこもりきりでコロナ関連の情報ばかり見ているのは、だんだん疲れてきますよね。そんな時の気分転換にぜひ出かけていただきたいのが「妄想香港旅」。

自著「週末香港大人手帖」が講談社から発売されたのは2019年4月5日。GWに間に合うようにと大慌てで仕上げたのが、ついこの間のようです。

全テキスト&写真を私が手がけています。ブログ記事も一部ベースになっているものの、ほぼ全編をこの本のために執筆しています。

こちらがアマゾンのリンクです→ 「週末香港大人手帖」(講談社)

その後、香港が政情不安となり、そのままコロナ禍が始まり。世界中がこんな状態になるとは誰が想像できたでしょうか!

隅から隅まで愛を込めて作ったこの一冊。そんな状況でプロモしづらくなってしまっていましたが、久しぶりに改めてご紹介します。

こちらが表紙! 麗しい点心は、マンダリン オリエンタル香港の文華のもの。食を中心にしたさまざまな分野で、私の目を通して厳選したお勧めを紹介しています。

出版時は在住12年でしたが、今は13年。8月には14年になります。早いですね♪

実際手にとっていただくと、とても軽いので、バッグに入れて持ち歩きやすいのです。プロの写真家ではない私のちょっとぼんやり気味の写真が映えるように選んでいただいた紙や、きれいな印刷でとてもいい仕上がりです。

お店の紹介以外にも、撮りためた写真の中からお気に入りを選んで掲載しています。これは中秋節に大坑で舞火龍を見た時の1枚。

↓ そのときのブログはこちらです。あまりの迫力に虜になってしまい、ひと晩で800枚くらい写真を撮ってしまって選ぶのが大変でした。珍しい製作現場の記事もあります。

中秋節は大坑・舞火龍で興奮のるつぼに! (1)ポメロを追う龍に釘付け編
中秋節は大坑・舞火龍で興奮のるつぼに!(2)お着替え編
いよいよ中秋節!大坑・舞火龍の製作現場を目撃♪

いつか第二弾を作れる日が来たら、香港の年中行事などもまとめたいですね。

思っていた以上に好評だったのが、目的別のサンプルプラン。古い/新しい/カジュアル/贅沢、という要素のギャップ萌えを楽しめるように、メリハリをなるべく効かせています。母娘、女友だちと、お一人様、カップルという4種類を掲載しています。

そして本編。

第一章は「広東料理」です。長年香港で食の取材をしているので、それを生かしてなるべく深堀した内容を掲載しています。先日、広東料理界の大御所で日本語が堪能な尹達剛シェフと同席して本をお見せしたところ「広東料理について、しっかり書けてるね!」とお墨付きをいただきました!

こちらは先日のアジアのベストレストラン50で第二位にランクアップした大班樓。こちらのブログでも何回も登場しています→ 美食広東の聖地、大班樓 The Chairmanで麗しのランチ

第二章は「バー」。この本での密かな自慢が「ここまで詳しく、バーのコンセプトやカクテルについて書いている旅のガイドブックはない」ということ。ライターとしてDrink Planetという日本のバー業界人向けウェブサイトにいろいろ書く機会をいただいてから、カクテルに詳しくなることができました。

「香港に来たら本格的なバーに行く」という流れを築こうというのが長年の私の目標でした。以前は香港のバーといえばランカイフォンの適当なバーや夜景のみを強調した記事ばかりだったのです。最近では、私が関わっていない香港特集でもバーのページがかならずしっかり取られるようになって来ていて、ちょっとは貢献できたかなと思っています。

第三章は「国際派美食レストラン」。香港の今を知るなら、ぜひ訪ねて欲しいシェフや店がてんこ盛り。こちらのBelonは前述の「アジアのベストレストラン50」2020年度版で4位に急上昇!香港を代表する名店になりました。
ブログではこちらになります→傑作バランスの流麗で端正な料理に恍惚とするBelonの夜

第四章はみんな大好き「点心」。普通ならこれが第二章に来るところを、バーと美食レストランを敢えて先に入れて、私ならではの香港像を表現したつもりなのです。

こちらのYing Jee Clubは、雑誌で何度も記事を書いているのに、ブログにしていませんでした!エレガントで質が高くて間違いのない一軒です。香港に来てまもなく取材した唐閣から始まり、ダドルス、そしてこちらと、店は変われど長年取材している名シェフの店です。

第五章は「お土産」。香港人のジャーナリストや編集者にこの本を見せると、ものすごく食いついてくるのがこの章なのです。結構地元の人は知らない、行ったことないという店が多かったりするのです。それに多分、香港で同業者の人は食なら食、と専門化していて他の分野について触れる機会がないようで、私の場合は「香港」を枠組みにした仕事スタイルになっているため、扱っているジャンルが彼らより広い、というのがあります。

いろいろな雑誌で取材にうかがっていて、ブログでは2014年に初めて掲載した記事が、歴代アクセストップ3に入る人気です。鉄板で誰もが楽しんで下さる一軒ですね。
粵東磁廠と手持ちの食器のご縁

第六章は「スパ」。取材する分野で、食の次に多いのがビューティーなのです。特に香港内のホテルスパはじっくり取材をよくしているので、こちらも表面的にきれいでゴージャス、だけではない情報を書けていると思います。スパに関しては、雑誌の取材が多くて、ブログには詳しく書いていないので、本でぜひじっくり読んでいただければ。女子旅にはかかせないですよね。

こちらはあまりの威力に驚いたペニンシュラスパのトリートメント。施術前と後の写真もこっそり。

第七章は「ローカル飯」。これぞ王道の鉄板的有名店ばかりです。ローカルの人気店はとにかく行列がすごかったりしたので、普段なかなか行けなかったものの、昨年からの不況で行列が減っていて、それを機会にいろいろ訪ねています。ブログにも書かなくっちゃ。香港らしさを味わうのに欠かせないですよね。

第八章は「キレイになるスイーツ&ドリンク」。亀ゼリーと涼茶の春回堂を初めとする、頻繁に取材するけれども、ブログ記事にしていなかった店を紹介しています。厨房潜入ルポまであるのが自慢です。

第九章は「最旬最愛スポット」。食べたり飲んだりするばかりじゃなく、香港ならではのスポットを入れました。歴史的な場所や穴場もありますよ。

第十章は「ホテル」。長年の雑誌取材で欠かせないのがホテルです。ホテルライフは香港旅の楽しみの一つですよね。

上記以外にコラムとして「アフタヌーンティー」と「アートスポット」も入れています。

改めてご紹介していたら、我ながら頑張ったなと感心してしまいました、笑。

表面的にさらりというのが好きではなくて、深堀りだけど読みやすいというのが私の真骨頂です。今は旅が出来ないときなので、旅人にも辛いし、香港のホテルもレストランも大苦戦中。コロナの問題は長引くかもしれませんが、安心して旅に出られる日のために、ぜひぜひ妄想香港旅をお楽しみください。損はさせません~

※一つお伝えしないとならないのが、発売後に閉店になった掲載店のリストです。このご時勢で、残念ながら消えてしまった店があるのです、涙。長くなったので、次のブログにまとめますね。

↓もう一度リンクです↓ 全国書店でも販売中。旅コーナーに置かれています。最寄りのお店に置いていない場合は、ぜひご注文くださいね♪

 

日経ビヨンドヘルスに香港での自宅隔離体験記を執筆しました

「隔離」という恐ろしげな言葉がとても身近になったと感じる今日この頃(苦笑)。




毎月香港の健康に関する記事を執筆している「日経ビヨンドヘルス」で、ここ数回はコロナ関連のネタを書いています。
前回ご紹介したHK Maskの記事、3月12日公開以来、ずっとアクセスランキング1位になっているようです。香港と関係なく、これはもうどなたにでも役に立つ情報を出すことができたようで嬉しい驚きです♪

そして今回書いたのは、英国の大学に通っている長男が香港に戻ったときの隔離体験記。

腕輪とアプリで管理、自宅PCR検査…、帰国後隔離の一部始終

こちらが隔離終了時に切る直前の長男の腕輪(かなりヨレヨレです、笑)

自宅隔離を徹底させるのは本当に大変で、念のため家族全員、検査結果が出るまでは必要最低限以外、外出しないと決めていた一方、結局検査サンプルを家族が提出に行かないといけなかったので、その辺に隙はあると言えばありました。いま英国から香港に帰ってきた人は、空港近くで検査し、結果が出るまではホテル隔離になるらしいです(日々変わっているので要確認)。

どこの国も試行錯誤していますが、お互いの経験や取り組みからいいところどりをできるような体制になるといいですね。

日常生活では、レストランの試食も少しは始まっていますが、昨日は一人一テーブルというお一人様試食でした。開催する側も大変ですね。

ぼちぼちそんな記事も出して行きたいです。

世界中にいる読者の皆様、どうぞくれぐれもお気を付け下さい。ぜひ記事をご覧下さい。




新記事:GQ Japanにコロナ禍での香港飲食業界の現状について執筆しました

日本での感染拡大が日々聞こえてくる昨今。メディアからの執筆依頼も、この非常時に香港はどんな風に対応しているのか、という視点のものがほとんどです。逆にコロナと関係のない通常の話題について執筆した記事では、そのまま公開未定になっているものが何本もあったりします。



今回ご紹介する執筆記事は、GQ Japan オンラインに寄稿したこちらです。

「食の都・香港」が大苦境 ──奮闘する飲食店オーナーたちの声を拾う

本当に、やる気と才能のある働き者な人たちが、誰もが喜ぶ素晴らしい店をやっているのに、こうなってしまうというのが不条理ですけれど、仕方がないですもんね。

この記事では3人のレストラン&バーオーナーに取材しています。実は自主隔離中(息子が英国から帰って自宅隔離中でした)に書いたので、ビデオ通話、電話、メールでインタビューという普段とは違う進め方の記事になりました。皆さん、大変な中、精一杯の努力をされています。

難しい時期での従業員への対応の良さというのも、ブランドや企業への好感度に影響しますね。

(長く付き合いがあった某有名ホテルでは500人のスタッフをいきなり解雇してしまい、良心的なイメージが私の中でがた落ちしています。その話はまた別途・・・・・・)

ぜひ記事をご覧下さい。




日経ビヨンドヘルスに、高機能DIYマスクを紹介&香港で裁縫してみたの巻

先日まではアジアの問題だったコロナが、すっかり世界中に広がり、なんと米国が、英国以外からの入国制限という凄まじい状態になってしまって驚くばかりです。2、3年前の香港での、景気が良くて楽観的な状態を当たり前だと思っていた自分に伝えたい。思ってもいないようなことが待っているんだよと。



そして本日、今月書いたコロナ記事のトリというのか、DIYマスクの「HK Mask」!

実は元々この記事の準備がきっかけで、前回2回の記事も書くことになった大本の記事なのです。

香港の化学博士が発案、高機能DIYマスク「HK Mask」とは


詳しくはぜひ読んでいただきたいのですが、先生や集まったボランティアの皆さんの真っ直ぐさ、すさまじい仕事の速さ、成果の素晴らしさに、ひたすら感心するばかり。こういう団結力が香港ならではだなーと思います。

取材のときに1枚サンプルをいただいて、その付け心地がとても良かったし、ティッシュをフィルターにするのも理にかなっているし。今まで使っていたN95のマスクは、息苦しくなって電車で気持ち悪くなりそうになったりしましたが、こちらだと息が吸えます。

そして最近、山道などのポイ捨てで圧倒的に目にするのがマスクなんですよね。市販の使い捨てマスクは、フィルターが生分解性がない素材なのだそうで環境にも悪いし。こちらは再利用可能なのも、とてもいいことです。

今、マスクが手に入りづらいというイギリス留学中の子どもたちにも送ろうと考えて、久しぶりの裁縫に挑戦しました。

香港でやってみた、マスク自作体験記。

だいたい前回裁縫をした/ミシンを使ったのは、日本で子ども達が保育園に入るときに必要だった昼寝用布団カバーとシーツを作って以来、笑。

中高生の頃、周りにキルティングでペンシルケースとか作っている友だちがたくさんいて、影響されてたまーに何か作ったりしましたが、どちらかというと苦手意識がありました。

たしか10年位前に、香港で娘にせがまれ買わされたミシンがどこかにあるはずだ。

とはいえ、いわゆる裁縫道具みたいなものがほとんど手元にない。それで気が付いたのですが、香港って、料理道具はよく売っているけれども、裁縫道具ってほとんど見かけないですよね。

「型紙があるってことは、それを布地にうつしたりするのにチャコペンシルとかペーパーとか必要なのかな」と遙か昔の記憶から、あまり深く考えずにまずは自分が立ち寄りやすい場所にある裁縫道具屋さんを探しました。

結果、Google Mapで見つけたのは、銅鑼湾にある「裁縫舗」。いろいろな手芸に必要な基本的な道具がだいたい揃っていて、ものすごい数の手芸本が置いてあり、ほとんどが日本のもの。上環支店の住所もGoogle Mapに出てきましたが、そちらはすでに店がないようです。

深水歩は道具というよりも材料ですよね(道具を意識して探したことがないので、不確かですが)。ここは街中なので、何かのついでに立ち寄れるのが嬉しいところ。

布地は西港城の上の階で買いました。昔よくシンセンの布城で買っていたのより随分高かったけれども、まあ便利な場所だし、買う量も少ないから良しとしました。とりあえず表の柄と裏地の色を合わせたりするのが楽しいですね。

ここに映っているような香港柄で作っても楽しそうですね!!

材料は揃った! ところでミシンは?と家中探し回ったところ・・・見つかったけれど、あれ、なんだかパーツが欠けてますよ、汗。ミシンの使い方から全然覚えていなかったけれども、Youtubeで品番を入れたら、ちゃんと同じ機種の使い方説明が出てきました、ほっ。こんな状態ですけど、なんとか使えました~。

そして改めてHK Maskの作り方動画を見てみると。あれ? チャコペンもペーパーも不要でした。なんと型紙を切って、布に載せて、まち針で止めて、ハサミでざくざく切る! 何枚も切っているうちに、型紙もだいぶ切れて小さくなっていきました、笑。



しかしやっぱりビデオがあると分かりやすいですね!


縫い代とかもマークすることなく、「1cm内側を縫いましょう」ってサクサク縫っています!!

長年やっていないので、もはや何が標準だか分からないのですけれど、久しぶりのミシンで、真っ直ぐ縫うのもままならないときに、特にワイヤーや紐を、挟んでその上から「ワイヤーや紐を避けながら」縫うというのがとてもハードルが高くて(笑)。

これって裁縫に慣れている人にはありがちなやり方なのでしょうか??

さすが香港、ちょっと荒っぽいけど効率いいのかも、と感心してしまうものの、最初の2枚はもちろんワイヤーも縫い込んでしまうし、ぼーっとして裏地にワイヤーを入れて、表に入れなかったりして、ボロボロもいいところ。記事にも出したワインレッドのマスクは1枚目だったかもしれません。

やっと3枚目にして、コツがつかめてきました。ビデオを見ながらだと時間がかかりますが、いったん作り方を覚えてしまうと、とてもシンプルです。

ワイヤーは入れたまま上から縫えるように成長。でも紐はもう、後から紐通しで通した方がずっと楽だと気付いて、頑張るのを止めました、笑。

しかし素晴らしいことに、私のような不器用な初心者で、多少縫い目が曲がったりしても、このマスク、だいたいいい感じに仕上がるのです。特に鼻の部分になる山の高さが気に入っているので、慣れてきたら奥を縫いすぎて山が低くならないことを気をつけられるようになりました。

いろいろな面で「これくらいざっくりでいいんだ~」と目からウロコが落ちる製作体験でした。

その後、夜な夜なマスクを縫っているので、友だちに「内職」「女工哀史」とからかわれています(懐かしい)。頭を真っ白にして何かを作るのは気分転換になって楽しいですね。布地の手持ちがたくさんあるので、大ざっぱな人でもできる系の洋裁の本を買ってきて、いろいろ作ってみようかな~という気分になっています。

最近、同業の友だちと会うと、コロナで色々な制約や影響を受けているこの時期に、何かしら現在や将来に役立つことをして、ネガティブをポジティブに変えたいね、とよく話しています。

このマスク作りも、そんな一つになりそう。皆さんもぜひ作ってみてください。




 

 

日経ビヨンドヘルス、香港コロナ対策レポート(2)も公開されました

日経ビヨンドヘルスへのレポート、先日のパート1に続き、パート2も公開されました!

パニック買いは起きるが、迅速な行政判断と社会の慣れを痛感

新型コロナウイルス襲来で揺れる香港の60日(2)

国ごとにいろいろな事情がありますが、ここにも書いた台風シグナル8の対応は、台風被害が多い日本にも取り入れたらみんな幸せになるし、無駄な体力と時間を使わなくてシグナル解除後から効率良く仕事できて業績アップで、完全にWin Winだと思うのですが。なかなかそういう方向に動かないのですよね、涙。




ここのところは欧米中東など別地域での感染拡大が目立ってきて・・・・・・子ども2人がイギリスにいるのでとても心配です。マスク慣れしていない文化もあるし、ハグ、キス、握手などヨーロッパはもともと挨拶でもアジアより身体接触多いし・・・・・・香港も欧米化している部分はあるので、私も癖になってましたが、最近は挨拶のとき「ノータッチングね!」と言い合ってます。

昨日行ったレストランも、食材の大半を日本から輸入していて、空港によって便が出せる、出せないがあるそうで、普段は当日オーダーで配達だったのが、経由地を変えたりして、オーダー後1日2日経ってから香港へ輸送などの形で何とかなっているそうです。現場の人たちは大変でしょうが、何とか乗り切って欲しいものです。

ちなみに記事で使っている、ゆるゆるなトイレットペーパー(笑)。夫が知らないうちに頼んでいたもので、届いたのも夜22時過ぎで、その辺にあった箱とビニール袋に適当に詰め込んだ的なすごくいい加減な雰囲気が漂っていて。そして開けてびっくり。

今ではトイレットペーパー、ハンドサニタライザーなどは、どこももう在庫たっぷり。世界各地から発注されたサニタライザーが置いてあって見本市みたいです。

しかし本当にどこの国でも同じ現象が起きるのが不思議ですね。

明日はパート3も公開になりますので、そちらもお楽しみに。

ぜひ記事をご覧ください♪

 



 

日経ビヨンドヘルスに、香港での新型コロナ肺炎対策について執筆&閉園中の香港ディズニー

新執筆記事がいろいろ出ています。




ブログでもちょこちょこ呟いていた、コロナがやって来た香港の様子を、連載中の「日経ビヨンドヘルス」に番外編として執筆しています。リンクはこちらです!

「SARSの教訓」が街全体に、香港の新型コロナ対応を見た
新型コロナウイルス襲来で揺れる香港の60日(1)

そして日経ビヨンドヘルスの母体である日経BPでは、多数の所属媒体でのコロナ関連の記事を一カ所にまとめたサイトができていました。私の記事もこちらに掲載されています。いろいろと興味深い、さまざまな観点からの記事が出ていますので、ぜひご覧下さい。

 

実はこれがアップされた前日に、日本の中国に対する入国制限が発表されて、なんと香港とマカオが含まれていることが発覚!!!

記事を見ていただければ、香港の本気度の高さを分かっていただけると思うし、それからマカオでは身を削るようなすさまじい気合いで対策をして1ヶ月間感染者ゼロですから、正直、日本より遙かに安全なのです。でも中国への入国制限自体はした方がいいと私はずっと思っていたし、日本ではそれ自体がハードルが高そうなので、何かしらできたと言うことを評価して、とばっちりで香港マカオが2週間の隔離にまあ含まれてしまったのは仕方ないのかな、今回は、と最初は思えたのですが。

なんとなんと、香港人の方への発行済みのビザ、ワーキングホリデー、留学や就労など取り消しというのが加わっていることを知り!! これは全然意味が分かりません。いったい誰得なのか。謎の過剰反応にも程があります。良く分かんないけど適当に決めちゃった~みたいな感じなのが衝撃です。

香港は本当に日本を好きでいてくれて、日本の経済にも凄まじく貢献しているんですよ、人口700万人なのに、日本食の輸出先でも14年連続ぶっちぎりで世界一。

長期的な影響があって、たくさんの人の人生を変えてしまう、特に親日的な人たちに対して不要な犠牲を払わせる、そしてコロナ対策として何の意味があるのか良く分からない???

今回の措置を嘆く声を聞くと申し訳なさでいっぱいです。

と、すいません、ちょっとカッカしてしまいました。

記事のパート2や、その他の話題もありますので、またご紹介しますね。

ちなみに、この記事のために、閉園中のディズニーランド香港の様子を見に行って来ました。

近くの「インスピレーションレイク」という人工湖がある公園がオープンしているので、サニーベイからのリゾートラインには少しは人が乗っていました。

ディズニーランドの前のエリアも広々として気持ちがいいので、散歩に来ているような人がちょこちょこ。

奥の噴水は、水が抜かれていて絶賛メンテナンス中。そのほかにもあちこち、手入れをしている様子でした。

エントランスにも行ってみました。中からは、音楽が聞こえてきて、パフォーマンスの練習などをしている様子でした。

早く普通に開園できる日が来ますように。

こちらは香港科学館の入り口。

ぜひ記事をご覧下さい。




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日経ビヨンドヘルス連載に、香港で話題の代替豚肉「オムニポーク」の記事を執筆しました

昨日は、日経ARIAに続いて、連載している日経ビヨンドヘルス「香港、世界最長寿の秘密を探る」の新記事もアップされました!




 

「オムニポーク」聞いたことがありますが? 香港で話題のプラントベース代替豚肉です。

三つ星店でも採用! 「代替豚肉」に見る香港の食と健康

香港ではすでにあちこちのレストランで採用されているので、名前はすっかりおなじみでしたが、改めてお話を聞けて、とても興味深かったです。ひき肉なので用途はまだまだ限られるものの、「コレステロール値0、カロリー66%減、飽和脂肪酸86%減、カルシウム260%増、鉄分127%増。豚肉には含まれない食物繊維も100g中4.5g」という栄養価も魅力的。冷凍肉なので、これからは冷凍庫に何パックか常備してみようかなと、取材をしてみてとても身近に感じるようになりました。

こちらは未使用の「龍景軒」での料理写真。左は代替牛肉のインポッシブル・ミート、右がオムニポークを使用した料理です。

ぜひ記事をご覧下さい。

 



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香港ロスの方に!『日経ARIA』に香港女性のランチ事情について執筆しました♪

日本も香港も、コロナウィルスの心配な話で充満している今日この頃。基本ひきこもりで、用事があるときだけ外出する生活が続いています。顔見知りと会うと、それぞれの苦労話と、今は大変だけど粘って頑張ろう、みたいな結論にいたり、励まし合う毎日です。



香港の話題も、巷に出るのは深刻な話題が多い中、香港ロスの方にも楽しんでいただける明るい記事が公開されたので、ぜひご覧下さい。

『日経ARIA』は私が青春を過ごした(笑)『日経WOMAN」のお姉様バージョンのウェブサイトです。こちらの「世界のARIAさん」という海外レポートコーナーがありまして、香港女性のランチ事情について執筆しました。

香港のキャリア女性はランチも一食入魂!シメは涼茶で

※こちらは無料で会員登録すると全編が読めますのでぜひ!

本当に香港女性のお友達は皆さんパワフルで、年下でも関係なく、ものすごくしっかりしているので、末っ子体質な私は、だいたいどこに行っても最近は最長老なのに、気が付くと面倒を見てもらっていますね、恥ずかしや。そんな彼女達に感謝を込めたラブレター的記事でもあります。

「一食入魂」っていいですよね。私が香港女性のランチについて概要をブリーフィングしたときに、担当編集さんの頭に浮かんだのがこの言葉だったそうです。

中で紹介しているSOUPDAY、実は最初は友だちのオフィスで仕事をしているときに、美味しいスープのデリバリー、一緒に頼む?と聞かれて試してみて、とても美味しく体に優しく、とても感心したことがきっかけで今回取材しました。そのとき飲んだのはチキン&ココナッツのスープ。創業者のエリックさんは、なんと向かいにある私の大好きなCOAの創業にも関わっていて、どうりでインテリアのテイストが微妙に似ていたり(タイプはまったく違う店ですけど)。




ものすごく切れる方で、その手腕にひたすら感心。個人的にもここのスープにはこれからもお世話になる予定です。イートインもできるので、ぜひ次回の香港で! 九記のすぐ近くのShin Hing Streetにあります。

ちなみにほとんどの写真は今週前半に撮影しています。在宅勤務になっている会社が多いので、中環のランチ激戦区も行列はほとんどないのが寂しかったですけれども、どこのお店も、またお客さんが安心して食べに来られる日を夢見て、頑張っています。

ぜひ記事をご覧下さい♪

 
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日本と香港の「喫煙対策」の違いについて「日経ビヨンドヘルス」に執筆しました

旧正月でおめでたいはずの香港、新型肺炎の流行が心配で、不穏な幕開けになってしまいました。激動の時代が続きっぱなしです。学校も旧正月開けてもしばらくお休み、ということで、豚インフルエンザ以来の現象です。いろいろと心配ではありますので、気をつけられることは十分気をつけて過ごしています。街中でのマスク率95%くらいかもしれません!




私はと言えば、毎年旧正月は、クリスマスとお正月でさんざんお祝いをした後なので「とりあえず香港内での連絡や誘いが途切れて、家でじっくり原稿が書ける貴重な時間」となっています。そういえば去年の旧正月はノンストップで『週末香港大人手帖』の原稿を書いていましたっけ!(ちょっと遠い目)

そんな中ですが、ありがたくも締め切りに次ぐ締め切りには、しっかり追われていまして、あーまたご報告が遅れまくっております。

今回が連載3回目になる「日経ビヨンドヘルス」、こちらも12月にアップされたものですが、ぜひご覧下さい。

日本と香港、最長寿の分かれ道は「喫煙対策」にあり!?

いぶし銀なこの連載、いろいろとリサーチしている間に目に留まった「喫煙対策が寿命の差を生んでいる」という学説を深く追ってみました。取材をお願いしたのは、香港大学の林教授。インタビューというよりも講義という感じで、説明をしていただけて、当然ながらですが、あまりの分かりやすさに目眩がするほどでした、笑。

記念写真です! 今はまた色々とご多忙なのではないかと思います。先生、頑張ってください~。

マニアックな記事ではありますが、香港のいろいろな顔を知ることができて、書くのが楽しいお仕事でした。

ちなみにこの記事製作中、上環にある友だちのオフィスを間借りしていて、こちらの公園の目の前でした。自分が喫煙者でないので気が付かなかったのですが、香港は公園も禁煙なんですね! 喫煙者には日本よりかなり厳しい環境です。

改めて「禁煙マーク」を探して半日あちこちを歩き回りました。

ぜひ記事をご覧下さい♪




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