情熱溢れるRhodaでお肉愛に満ちた食を楽しむ




香港でライターをやっていて幸せを感じるのは、自分の信じることや好きなことを語り出したら止まらない、手を抜いて楽しようという気持ちがまったくない、純粋で情熱的な人にたくさん会えること。

そういう人たちから、目には見えない心の栄養を日々もらっている気がします。

香港人でも西洋人でも、もちろん日本人でも、世界中から縁あって香港にやってきたたくさんの人たちが、家賃が高くて競争も激しいこの街で、まっすぐな気持ちで日々頑張っています。

それが、香港の街に溢れる活気やエネルギーに確実につながっていると思うし、そういう人から話を聞くと「この人の作るものが食べたい」「この人の店に行きたい」って素直に思うし、その気持ちを皆さんに伝えたくなります。雑誌の取材などで、日本から来た編集さんやカメラマンさんが「甲斐さんが紹介する人は、みんな熱くていい人だね」と分かってもらえると、やっぱり嬉しくなります。やっぱり街の印象を作るのはそこで会う人ですよね!

※口下手やツンデレで話はあんまりできないけど、情熱と職人魂に充ち満ちた人ももちろん好きです♪

そんな熱血シェフの代表格じゃないかなと思うのが、大人気店Rhodaのネーサン・グリーンさん。先日、彼の新メニューも含めたメディア向けの試食会に呼んでいただきました!

サステイナビリティに配慮した、飼育環境がきちんとした畜産農家のものしか仕入れず、動物を丸ごと一頭仕入れることもあって、余った肉はジャーキーにしたり、タルタルにしたりして、無駄を出さない・・・・・・というのがネーサンさんのポリシー。

私もつい贅沢さや質の高さを強調するために、「最高級の豚一頭でわずか100gしか取れない部位の肉を使った叉焼豚」なんてよく書いているし、そういう豚の残りの部分もちゃんと色々な料理に使われているんだとは思いますが、料理に使われる肉のあり方について、ここに来ると考えさせられます♪

などなどご託を並べつつ。生まれのはっきりしたちゃんとした肉は、食べるときも気分がいいだけでなく・・・・・・やっぱり美味しい!

カメラを忘れてあんまりきれいに写真は撮れませんでしたが、この素敵なディナーの様子をご覧下さい!

1つ1つの食材について熱く語るネーサンさん。

これはスペイン産マンガリカ豚のハムやサラミ。すべて自家製! これだけでチビチビ、赤ワインを飲んでいてもきっと幸せなひとときに。

ぷるぷるで甘みもある北海道産ホタテ貝と、フランスのSturia Oscietraのキャビア。

サラダもユニーク。ビーツと蜂の巣、山羊のチーズ、ピスタチオなどの組み合わせが斬新ながら、しっくりなじみます。

ネーサンさんの代表料理の一つ、英国の野生のヘレフォード牛の心臓で作ったタルタルと卵の黄身のピューレ。力強い風味で、鉄分をしっかり補給!!




味がしっかりしていることで有名な熊本産の塩トマトは、シェフのお気に入りだとか。日本の食材は香港でとても人気があります。オリーブオイルだけでシンプルに。

天然サーモンに近い形で養殖されているという、スコットランドのロックデュート社のオーガニックサーモン! 焼き具合も素晴らしくって、これは涙ものでした!

「Rhodaっていうと肉のイメージが強いみたいだけど、野菜だって作れるんだよ」と意地になったネーサンさん(笑)。もちろん美味しいです!椎茸の出汁に、枝豆と温泉卵風の卵を載せて。

さて、次なるは、この立派なラム! イギリスの湖水地方産のHerdwick Hogget! ラムというと1歳未満、マトンというと2歳ぐらいの羊だそうで、ホゲットというのはその中間的なものだとか。ラムより濃厚、マトンより柔らかい、まさにいいとこ取り。

いや、もうこれは。言うことありません。お肉ラバーの皆さん、RhodaへGo!!

この農場から来ているわけではありませんが、Herdwick Hoggetで検索してみたら、こんな映像も出てきました。これじゃ美味しくない分けがない、すばらしい生育環境と愛情を込められて育てられている羊たちなのですね。イギリスの新聞社による「死ぬまでに食べたい50の食べ物」というランキングにも選ばれています。

一つ一つの食材に物語があります。

この絶品で有名なローストチキン。オーストラリアのSommerland Farmと、ニュージーランドのBrink’s Farmから来ているものだそう。

これがそのSommerland Farmのカタログ。ほとんどファッション撮影のような美しさで、鶏たちが撮影されています。広い!走り回ってる!元気いっぱい!威厳がある!

こちらはマンガリカ豚とサドルバッグ豚のロース!

そしてこちらは野生のヘレフォード牛とグレイロングホーン牛。生前のお姿を見るとあまりにご立派で、食べるのが申し訳なくなるような有り難さです。

いやーお腹いっぱいで動けなくなりました。そしてビール酵母を使ったパンも絶品で食べ過ぎ注意。

ちなみにお皿は全部香港のブランドで特注で作っています(PMQに入っているFlow)。

何も知らずに食べても、もちろん大満足ですが、それぞれの背景を知るとますます美味しい、滅多なものは仕入れないRhoda。ますますパワーアップして、相変わらず人気です。次回はカウンターでシェフのうんちくを聞きながら食べたいな。




天香樓で極上!蟹味噌麵ランチ




新年快樂!恭喜發財!香港はただいま旧正月。

私はと言えば、1月になってから、強行で5日間ほど日本に行ったりしたしわ寄せで、1日1本締め切りをこなす日々が続き、息も絶え絶えなままブログも全然書かずに旧正月に突入しまして。

家族全員少し風邪気味だったこともあり、寝正月を決め込んで(といいながら、ヘルパーさんが休み中はいませんから、私は朝から晩まで食事作って洗い物して、残り時間は食べてるか寝てるかテレビ見てるか、笑)やっと一息つけて今年もこれから始まるぞという気分とエネルギーが戻ってきました!

2017年!酉年!いろいろ新しいことに挑戦する機会が増えている今日この頃ですので、そんなご報告もしつつ、でもしっかり大地に足を据え、いいものを色々書いていけるように頑張りたいです。

というわけで、古くて新しい・・・・・・今更。まだ行ったことなかったと恥ずかしくて言えない、新しい挑戦だったのが。

天香樓!


ものすごく高くて、一見さんには愛想悪いけど、食べ物は美味しい、というのが今まで聞いてきた評判でした。

今回は、日本からだけど、ここに毎年必ず行っていて、お店の人とも大の仲良しという皆さんと一緒に行ってきたので、まるで親戚の家に行ったかのような温かいおもてなしを受けました!

クリスマス休暇で日本に戻ってきていた娘を連れて、いつもお世話になっている、天香樓の常連で香港大好きなフィガロの秋元さんとお友達の大平さんと待ち合わせ♪

今時の店ではあり得ない、この特に変えるつもりがなさそうな昭和っぽいインテリアも、いいですね♪

お店はとてもすいていて、別のテーブルには香港の超超有名料理評論家の方がお友達と食事をしていました。常連さんの香りがむんむん。




ビールだよね、ビール!とおじさんがどんどん注いでくれます(笑)

そして早速頼みました! 龍井海老!白のまま海老の色を保つこの調理、デリケートで優しい味わいで、ふわーっと龍井の香りがほんのり移っている感じで、こりゃほんと美味しいです。龍井の控えめな香りもまたよろしい。サクサク、しゃきしゃきの食感で誰もが愛する豆苗も嬉しい。コップで入れる龍井茶というのも久しぶりです。マカオのお茶屋さんのおじいちゃんが毎朝水出しコップ龍井茶でビタミンC補給してるって言ってましたっけ!

そしてそして。超有名店の超有名メニュー。上海蟹味噌麵。この日はランチだし、みんなで分けましたが、一人で食べろと言われれば食べます(笑)

やっぱり美味しいものは美味しい。いいものはいい。でも高い(1杯600ドルぐらいしたような)。

黒酢をかけるとまたたまらないんですよねー♪

お得感とか市場価格とか流行とか、全然気にすることなく、知った顔の常連(お財布の心配が必要のないタイプの、笑)が頻繁に食べにきてくれて、喜んでくれて、マイペースで商売できればいい、という老舗の姿勢がよーく分かりました。

ビールと食事これだけで、一人500ドル以上します!

最後に記念写真!恥ずかしいといって逃げられたおじさんもいました(笑)

結論としては、本当にしっかり美味しいし、おじさんたちが私を忘れて豹変して怖くならなければ(笑)年に1回ぐらい、思い切ってお財布を気にせず(←難しい、笑)ガンガン食べてみたい気がします。酔っ払い蟹とかもう死ぬほど美味しいのだとか。誘われたら、つい行ってしまうと思います。

昭和な女になじむ昭和なインテリア。

ずっと変わらないでいることに価値がある店ですね。

ということで、今年の美食初めは天香樓でしたー♪



 

マカオのキュートな新顔カフェ、Cha Beiを紹介しました♪




明けましておめでとうございます! 2017年もよろしくお願いします。

すっかりクリスマス~お正月でボケ気味のまま、旧正月が迫ってくる今日このごろ。

先日、久しぶりにマカオに行って来ました! お目当ては新カフェCha Bei。これが、超級大ヒットの充実ぶりでした。

↓↓↓詳しくはフィガロジャポンのブログに紹介しています↓↓↓

マカオにキュートなライフスタイルカフェ、Cha Bei誕生

中にも書いていますが、マカオにこういうレベルのこういう雰囲気の店って、ありそうでなかったですよね! とても華やかだけれども、圧迫感と威圧感のない可愛いゴージャスさというのでしょうか。

食事もとても充実していたし、使い勝手が良さそうで、ものすごく人気を集めるのではないでしょうか!

ブログに載せていない写真をいくつか。持ち帰り用カップであの可愛さ!

アフタヌーンティー風のデコレーション。実際のアフタヌーンティ、ものすごくキレイになるのではないかと楽しみです!




ヘルシーなサラダやサンドイッチも!

フレッシュフルーツのアイスクリームも。何でもあります!

マカオに待望!どころか・・・・・・香港にもオープンしてほしい充実ぶり!

ぜひフィガロブログをご覧下さい!




超話題店!Dragon Noodles Academyを紹介しました




今年の11月、12月は新オープンのレストランが目白押し。その中でも話題をさらった、中環のドラゴン・ヌードルズ・アカデミーを、キャセイパシフィック航空香港スタイルの「粋」に紹介しました。

龍麵館-Dragon Noodles Academy(ドラゴン・ヌードルズ・アカデミー)

香港の”DNA”を表現する、キッチュなカンフー道場風レストランで、
独創的な本格派の香港の味を、手軽に楽しもう

 

お詫びとお知らせ:ただいまキャセイパシフィック航空「香港スタイル」は非公開になっています。また改めて、同等の内容をアップ出来るようにしたいと思っています。

香港ならではの伝統や文化を大切にしつつ、味や食材にもこだわり、そして手軽に食べられる価格帯、とツボをしっかりおさえていて、ありがたい存在です!!

記事には入り口の看板の写真を出しましたが、こちらは床のタイル! とても見事です。

記事に書いた武器というのがこちら!! 後ろに見えているのは本格的な北京ダックの調理エリア!

近くでみるとこんな! すごい迫力というか、本物???

おいてあるものが考え抜かれています。トレイのデザインはまさに昔ながらのホーローの洗面器風!!

涼茶舗風ドリンクエリア!





4種類のティードリンクのどれにしようか悩む獅子君もいました(笑)

ドラゴンも近くで見ると、その精巧さがよく分かります!!!

そして店内は本当に広いんです。そう、ここはそういえば、前はトイザらスが入っていたところだ、と途中で気がつきました♪

料理に使っているロブスターや魚をこうして見ることができます。

かなり混ぜ終わりに近い豚足ライス。いいにおいがムンムンしてきて、食欲倍増しますよー

ぜひ記事をご覧下さい♪



*****本ブログの電子書籍「香港ときどきマカオ Vol. 1」が出ました!*****
お勧めの広東料理店、クリエイティブ点心、ローカルご飯など、香港ならではの食に加えて、美と健康、老舗での買いもの、最新バーなど幅広くカバーしています。ぜひ次の香港の参考にしてください。詳しくはこの記事を参照ください→次の香港旅の参考に!電子書籍「香港ときどきマカオ Vol. 1」(サンプル記事入り)

姚明にアリ、まさかのあの人も。ドニー・イェンの特別解説付き!@マダム・タッソー香港、楽しんじゃいました(2)




マダム・タッソーの旅はまだまだつづきます♪

韓流のあとは、スポーツ選手コーナー。この辺からは、ノリのいい次男と写真の撮りっこ。

モハメッド・アリ!

この辺が香港というか、中国圏を意識? ハードルの金メダリスト、劉翔選手ですねー。

そしてやっぱりいました、バスケの姚明選手。次男、結構頑張ってブロックしてます(笑)

ベッカムはさすがの人気。でも背小さいんだなー。

タイガー・ウッズにゴルフを教えているのは、うちの次男です、ってこういう写真だらけになりますね♪

「へーこういう人選なんだねー」と言っていたところで、虚を突かれたのが千代の富士貢! 私の子供の頃のヒーローです(涙)貢さん、こんなところで会うなんて・・・・・・





途中でマダム・タッソー本人に関する展示も。かなり不気味です。

そしてこのコーナーのハイライトは、『ローグ・ワン』でも大活躍だったドニー・イェンによる、蝋人形作成プロセスの紹介!!!!

目玉選んでますよ!!!不気味だけど、とても面白いです。

こんな風にパーツも展示されてます。ふむふむ。

この辺から香港スターが続きます。でも不思議と・・・・・・似てない?

これジョイ・ヤン。うーん(笑)

ミリアム・ヨン。あれー?

テレサ・テン???あらー?

まあちょっと突っ込みどころがあるぐらいが楽しいですよね♪

予定外の長編になってしまった!
パート3完結編に続く・・・・・・

 



 

草間彌生から李嘉誠に、韓流の蝋人形も!!@マダム・タッソー香港、楽しんじゃいました(1)




マダム・タッソー蝋人形館、ご存じですか? 創始者のマダム・タッソーは、ヴェルサイユ宮殿に美術教師として仕えていて、フランス革命後に投獄され、釈放の条件として、なんとルイ16世やマリー・アントワネットなどギロチンで処刑された、かつての雇い主達のデスマスクを作らされたのだとか!!!

最初にロンドンのベーカーストリートにオープンして250年以上を経ているこの蝋人形館。アジアでは香港での2000年にオープンが初。2013年には東京お台場にもオープンしているのですね!!

子供の頃、シャーロック・ホームズの大ファンで、シャーロックが住んでいるとされたロンドンのベーカーストリートといえばマダム・タッソーというつながりがあったせいか、私にとってはお馴染みのコンセプトで、20年くらい前、結婚前にロンドンにいた今の夫を訪ねた時に、たまたまベーカーストリートに住んでいた夫の友達の部屋に滞在したので、もちろん行きましたとも!!

掘り出したら・・・・・・若かりし頃の写真が出てきました!!!後ろのドームがマダム・タッソーの建物です!

ふふふ。アーニーの人形も、かなり若いですね!!!

そして先日。「香港のマダム・タッソーで、草間彌生さんの特別展示があるんだけど、見てみる?」と声をかけられて、家族で行ってみることにしました。

正直、それほど乗り気ではなかった(はあ、蝋人形?と子供たちはぴんとこない)家族を、「久しぶりにピークに行こう」と誘い出しました。

素晴らしい快晴の日だったので、大当たり!!! ICCがまぶしいぜ♪

そしていよいよマダム・タッソー蝋人形館へ!!!

さっそくガンジーとセルフィーを撮る次男。

私は懐かしのダイアナ妃に懐いていました。背が高い!

草間さんにたどり着くまでにさんざん遊んでました。この先、私の写真だらけになるのですいません!!!m(__)m



シェイクスピアに文章の書き方を教えたのは、実は私なんです(ウィリアム、上の空!)

香港らしいなーと思ったのが、まさかの大富豪、李嘉誠さんの蝋人形があるところ。

ちなみに、結構楽しみにしていたオバマ大統領は、有料写真を買わないと行けない仕組みなので、遠目に見るだけにしました。

ちなみに、こちらはレスリー・チャン・・・・・・あまり似てません(笑)すごく似てるのとそうでもないのと、差が結構あります!

そしていよいよ。

草間彌生コーナーへ!香港での知名度、非常に高くて、コレクターも多いそうです。

さっそくお約束で記念写真! 仲良しっぽいでしょ♪

近影。ものすごくリアルで、怖いぐらい。やっぱりこれは、本人が協力しているかどうか次第なのでしょうか。

この空間にいると、うちの夫と子供たちも、蝋人形っぽく。

草間さんコーナーは渾身のこちらのみなのですが、その後、思った以上に楽しんでしまいました。

やっぱりお約束のブルース・リー! 次男がやられた!

ブルース、いい加減にしろよ、とクールな長男(笑)

もちろん、ジャッキーもいました。

男子が遊んでいる間、母はティファニーで女子会(笑)

恥ずかしながら、マリリンともお揃いポーズで(スカートはいてないんですが)

と、ついつい童心に返りはしゃいでしまうのでした。

誰が蝋人形になっているのか、というところも場所柄が出て面白いところ。

韓流人気が高い香港らしく、韓流コーナーも。私は興味ないので素通りですいません、ファンの方には垂涎ものかも?

これだけでもかなり盛りだくさんなんですが、半分も行ってないんですよ!ということで、パート2につづきます。



超キュートなクリスマススイーツ&優雅なるアフタヌーンティー@フォーシーズンズ香港




日頃お世話になっている方たちと、アフタヌーンティーでお会いすることになりました♪

どこに行こうか相談の結果、フォーシーズンズのラウンジに!

少し早めに行って、まずはお茶を飲んでいたら、15:00頃になると、ビジネスマンっぽい人たちから女子またはデートのカップルに客層ががらりと変わりました!!

ちょうどこの日から、クリスマススイーツが始まったところ!!! 嫌だもう、どうするの、これ?ってぐらい可愛いものばかり。そして食べるとびっくりするほど美味しい(←これ大事)。

もう説明はいらない、言葉を失うかわいさです。ペストリーシェフのリンゴさんのスイーツは、いつも素晴らしい!

ジンジャーブレッドマンもいいけど、右側のスイーツ。上のところを噛むと爽やかな味が口の中でじゅわっと広がって、うわっと声をあげてしまうほどの美味しさでした。





プロが本気で作ったブレッドプディング。感涙。

ホットワインもこんな風にサーブ。

しかしここで終わりではありません。普通のタイプのアフタヌーンティーも食べました。

もう一つ一つ最高の味。

素敵なツリーをバックに、クリスマス気分満点。

この日はクリスマススイーツを出す初日だったので、奥に映っているリンゴさんが大忙しで準備していました。

とにかく、美味しい、可愛い、優雅、ため息、幸せ、ゆったり・・・・・・そんな時間を過ごしたいなら、文句なくお勧めです! やっぱりすごい、フォーシーズンズ。



香港に来た頃のブログ『from Lantau』を発見・・・・・・自分の変化に驚きました




本ブログ『香港ときどきマカオ』を開設したのは、2012年なのですが、ちゃんと頻繁に更新するようになったのは、2014年の1月から。実はその頃、高城剛さんの『Nextravelar 香港』を、コーディネーターとしてお手伝いしたときに、「せっかくいい情報をたくさん持っているんだし、ブログでもっと発信しなさい」「ちゃんとしたカメラを買って、写真の質を上げなさい」「Lightroomで現像するといいよ」などなど、実践的でそのときの私にピンポイントなアドバイスをバンバンいただいたのがきっかけで。お仕事なんですが、逆にこちらがお金を払いたいような、本当にありがたい経験でした。

ということで、このブログといえば、写真がドサドサ入っているという印象があると思います。

しかし改めて「私の今のバージョンって、結構最近のものだったんだ」と気づかされる出来事が。

2008年~2011年に、ぽつりぽつりと書いていて、その後、自然消滅というか、すっかり放置していたブログが、ちゃんと今も残っていることに気がついたのです!

↓↓↓こちらです↓↓↓

from Lantau, Hong Kong
香港のこと、子どものこと、美味しいもの、映画・本・音楽のことなど、香港在住ライターが、徒然なるままにゴタクを並べてみました。

一応この頃も、それなりに雑誌やガイドブックの仕事をしていて忙しくはあったのですが、今と比べると子供との時間が生活の中心で、日本語教育をどうするとか、習い事とか、毎日やっていた読み聞かせとか、そちらのことが頭を占めていたのです。それに、出産からだってまだそんなに年月が経っていなかったから、いろいろな記憶が生々しかったようで、タイムマシンに乗って過去の自分にあってびっくり、というような気分です。

だいたい写真がほとんど1枚もなく! 食べ物の話もなく! 仕事のことも何も書いていません!とてつもなくパーソナル。まあ名前も出さずにやっていたし、ただ気分で書きたいことを書く場所を作りたかったということだったんだなあ。



3人の子供が幼児と赤ちゃんだった頃の話とか。もう記憶が薄れているだけに、自分で読んでも強烈でした。

↓↓↓これは今でも時々頭に浮かぶ話。↓↓↓
母親の表面積は大きい方がいい

この頃の子供たちの様子が思い出されて、なんて可愛いんでしょう!!!今も可愛いけど、関わり方の密度が全然違う!そして長女はすでに大学生となりイギリスに(ただいま里帰り中)。

↓↓↓↓↓

三人三様 アイススケートの巻  (エレメンツのスケートリンクに行った話ですねえ)

古い日記を発見して読みふけってしまうような感覚でしょうか。ログイン情報とかもすっかり忘れてしまったので、この冬休みの課題の一つとして、ちょっと整理して、本ブログから読めるようにしようかなと思っています。

過去の自分、いろいろ悩んでよく頑張ってたんだな-、見習わなくちゃと思うこと多々・・・・・・そしてやっぱり香港に来て良かった!としみじみ。あと、「とりあえず長女は大学にちゃんと入れたよ、日本語の勉強も自分からやってくれてるよ」と教えてあげたい・・・・・・

パーソナル過ぎて、こっぱずかしいブログですし、情報も大してありませんが、良かったらちょっとのぞいてやってください(ブログ村のリンクが入っているのを消さなくちゃー)




Second Draft – アジアベスト女性シェフが送るクラフトビール自慢のガストロパブとは!




今年大活躍が目立ったリトルバオの共同オーナーシェフのメイ・チョウさん。

ボーイッシュなルックスと抜群のセンスでも知られています。

彼女が、モンコクに店を出しているクラフトビールのTap-The Ale Project とコラボで、新しい店をオープンさせたと話題をさらったのが、このセカンド・ドラフト。

こちらはフィガロジャポン11月号で紹介した記事が、ただいまオンラインでも見られるようになっています。

↓↓↓↓↓↓リンクはこちら↓↓↓↓↓↓
【香港発】クラフトビールが自慢の新感覚ガストロパブ。

まずは厳選クラフトビール! 嬉しいことに最近香港ではかなり基本になりつつありますね。

カウンターの向こうにあるボードに、この日のお勧めがずらりと手書きされています!

そして食べ物は、香港らしさとクリエイティビティーと気軽さが全部混ざり合って、とにかく深く考えなくても美味しく楽しく食べられるものばかり。メイさんの料理、「んん? 何これ、美味しい!」というのが、いちばん的確な反応かもしれません。不思議そうなんだけど、食べると違和感がなくて、とにかくバランスがよい。



この麻婆豆腐とブラータチーズを組み合わせたマーボーブラータ。品切れしたと伝えたら「なんでないんだ!」と本気で怒り出したお客さんがいて、びっくりした、とメイさん。いい大人を本気にさせるやみつきになる美味しさ。あー今すぐ食べたい。

そして私、この花蟹自体がもともと好きで、黒酢の酸っぱさや少し堅めのヌードルというものたち、すべて単体でも大好きなもので。組み合わされると、もうダメです。今すぐ食べたい(笑、どうもこれが最大級の褒め言葉らしい)。

この場所にもともとあった会社の名前を、こんな風に生かしてインテリアの一部に。かすかにレトロさもあるシンプルインテリアがいい感じ。

タイハンの蓮花宮のすぐ近くの角で、気持ちのいい立地にあります。

支配人のジェームズさんとメイさんと記念写真!

そしてそして。タトラーのThe Best of Awards 2017で、並み居る強豪を抑えて、地元シェフのトップを選ぶ「Local Champion」を本人が、セカンドドラフトが「Best New Restaurant」を受賞という快挙の後に、来ました、ビッグニュース! Asia Top 50 Best Female Chef 2017をメイさんが受賞したのです~。おめでとうございます!!!

タイハンまでなかなか足を向ける機会がないんですが、久しぶりに行きたい店のナンバーワンです!




珍しいセイボリーエクレアも!L’eclair de Genieとのコラボアフタヌーンティー@MO Bar





今年の11~12月はレストラン&バーの新オープンがものすごく多くて、それに加えてクリスマスの特別メニューがあちこちで目白押し。試食三昧で嬉しい悲鳴でした。すっかりため込んでいるブログネタ、12月末まで限定のものをどんどん放出しなければ!

さて。香港の華、アフタヌーンティー。いつも面白いコラボや企画+確かすぎる美味しさで楽しみがつきないのが、ランドマーク・マンダリン・オリエンタルのMOバー!

過去にはこんなのがありましたっけ→アニヤ ハインドマーチのアフタヌーンティー!MOバーで開催中、 MO Barでキュートで美味なるピクニックのアフタヌーンティー!!

今月末までの特別メニューは、東京・高島屋にもあるというレクレール・ドゥ・ジェニとのコラボアフタヌーンティー! でも単にレクレール・ドゥ・ジェニのエクレアが、アフタヌーンティーで食べられるというだけではありません。

焼き具合すばらしいスコーンとともに、カラフルで美しいがエクレアが並びました。なんとこの4種類、今回のオリジナルメニューで、ランドマーク・マンダリン内にある、ワールドTOP50で今年は20位につけている、私の大大好きなレストラン、Amberのシェフであり、ランドマーク・マンダリン全体のエグゼクティブ・シェフでもあるリチャード・エッケバスさんが担当した、セイボリーのエクレアなのです!

甘くないエクレアというのが斬新な美味しさで、目から鱗でした。どんなものかと言うと・・・・・・

左から、スモークサーモンと青のり+出汁ゼリー+のりマヨネーズ+紫しそ、ガモンハムとチェダーチーズ、フォアグラとパッションフルーツにビターチョコ、太陽卵(最近香港のシェフに大人気)とクレソン・・・・・・まさにアンバーっぽい、日本の食材もたっぷり使ったスマートな美味しさ。お茶もいいけど、シャンパンやワインもぴったり合いそうな大人のエクレアです!!また食べたい!





も・ち・ろ・ん! クリストファー・アダムさんの絶品エクレアもたっぷり。レモンと柚、ダークチョコレート、プラリネアーモンド、ブラックカラント+栗・・・・・・ふわふわのエクレアの皮と、中に含まれた味わい豊かなクリーム、食感や風味のバラエティをパワーアップするデコレーション。言うことありません。

これら8種類のエクレアとスコーンに、お茶かコーヒーで388香港ドル

そして! この日はメディア向けの試食会だったので、この日だけのちょっとしたお楽しみがありました!

4種類のエクレアに自分でデコレーションをしてお土産にするというもの <3

これが私の作品(笑)です。オーガニックな躍動感(要は雑、笑)を表現してみました。一応ポイントは、I <3 LMOのハートを射貫いたキューピットの矢!

ホテル内には、エクレアで作ったクリスマスツリーもあります!これに使われたエクレアの数を当てると無料宿泊が当たるキャンペーンもやっているとか!

今月いっぱいですので、早めにご予約を!!!




 

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