2/28まで!色鮮やかで瑞々しい、マドンナのMDNA×インターコンチネンタルアフタヌーンティー

1月から始まっていたこのアフタヌーンティー! 大変、あと1週間で終了、ということで大急ぎでアップします。

これぞ香港!というビクトリアハーバーのゴージャスな眺めと、風水が最高ということも座っているだけで納得がいく、インターコンチネンタル香港のラウンジ。




いろいろな楽しみ方がある中で、なんといってもアフタヌーンティーは何度でも来たくなる素晴らしさ。2~3ヶ月おきぐらいに、さまざまなコラボや季節の行事などに合わせて内容が入れ替わる中、ただいま開催中なのがマドンナがプロデュースする基礎化粧品ブランド、MDNAとのコラボアフタヌーンティー!

いつも華やかでカラフルなデザインと、繊細でヘルシーな美味しさ満足感が高いこちらのセット。今回は赤、ピンク、オレンジの鮮やかさが目を引きます。




セイボリーでは、あのピンクが何と言っても目にとまります。これはビーツで色づけした豆腐。他には生ハム&キュウリとオリーブのサンドイッチ、海老と蟹ロールなど。

華やかなローズペタル-ラズベリーケーキに、ココナッツ、バナナ、ジンジャーのパフ。甘さはもう徹底的に控えめで、あっさりして瑞々しいのがこちらのスイーツの特徴です。

この何とも言えないオレンジが今回の主役カラーになっています。オレンジのパンナコッタとルクルーゼのティーポットがぴったりカラーコーディネイトされている! こだわりがすごいですね。

そして強気セクシーなマドンナらしいチョコレートのリップが!!

やはりつい遊びたくなりますよね(笑)。インターコンチの山口さんと♪

マドンナも食べに来ているようです・・・・・・じゃなくて、いつもの女子会メンバーです! MDNAのフェイシャル・トリートメントのトライアルとサンプルがもらえるチケット付き。MDNAは評判がとてもいいようですがまだ使ったことがないので、これは使ってみたい! ランドマークにあるショップに行って取り替えてくる仕組みになっています。

アフタヌーンティーを食べる日ってお腹の空かせ具合配分をいつも悩むもの。この日は「ランチ抜きで来て、遅めランチ代わりに」という作戦で集まりました。するととてもお腹が空いていたせいか、テーブルに届けられた途端に全力疾走で完食(笑)。

普段のアフタヌーンティーではスコーンまで食べきれないとかよくあるのに、何一つひとかけらも残さず、きれいに平らげました! 気持ちがいい!(笑)。効率はいいけれども、食欲に支配されてしまい、ゆったりと会話を楽しむアフタヌーンティーの優雅な雰囲気とはちょっと違うような気も(笑)? ということで、次回はどんな作戦でいきましょうか! とにかく楽しく美味しい集まりでした♪

<詳細>
The Intercontinental Hong Kong / MDNA Afternoon Tea Set(~2月28日)
668HKD(2人分)。MDNA SKINギフトカード付き。
14:30~18:00(月~金)、13:30~18:00(土日祝)




Cuisine Cuisine at The Miraでアイデア溢れる一流の味を

Mira Spaでのリフレクソロジー体験の後は飲茶タイム♪

香港には美味しい広東料理店がたくさんあり過ぎて、カバー仕切れないという嬉しい悲鳴をあげることが多多あります。雑誌などで取材対象を選ぶときって、何となく選ぶのではなく、新しい店か老舗、ミシュランやアジア50ベストなどの有名ランキングに入ったとか、何かの賞をとったとか、何かしらとっかかりや、このレベルの店は何軒とか、バランスを取ることを必要にしてしまうので、わりとどの雑誌でも似たような店になりがちなのが、ときどきジレンマになります。




このCuisine Cuisine at Mira Hotelは、もっと目立ってもいいんじゃないかといつも思う店の一つ。きっちり技術が高くて美味しいのはもちろん、伝統の味を守りながら新しいメニューを繰り出すのにとても熱心で、安定感と驚きのバランスがまたほどよいんです。去年のanan(今年の香港ムックにも)で点心ブランチを紹介しています。

最近取材するあちこちの新店で、ここ出身のシェフが活躍しているのも気になっていました!

まあこういう良い店は、常連さんも多くて、昼も夜もいつも賑わっていて、皆さん楽しそうで、上品だけども肩に力が入りすぎない雰囲気があって・・・・・・と、その場にいるだけで伝わって来るものがありますよね。

先日は旧正月向けの新しいメニュー(3月2日まで)もあるし、食べにおいでとお誘いを受けて、リフレクソロジーの後にうかがうという至福ランチタイムを過ごしました。

最初の一品はこれ。大根餅のアレンジです。パルマハムや海老などのトッピングとXO醤が効いています。まさに伝統の味をアレンジしつつやり過ぎない、ちゃんと美味しい、の王道ですね。

ちなみに新年にちなんで、こちらも「龍騰四海」とおめでたい名前が付けられています(普段はXO醤煎巴馬火腿蘿蔔糕92HKD)。

さっぱり系大好きな私にはツボのキュウリの酢の物です。パクチーやチリ、ガーリックなどの具合もほどよく食欲を刺激してくれます(陳温室拍青瓜118HKD)。

トリュフと茸類が入ったベジタリアンな蒸し餃子の「松柏年年」。透明で薄い皮が見事です(黒松露野菌餃68HKD3個入り)。

こちら新メニューというダックスープは、しっかりとスモーキーなダックの味が楽しめて、たとえば一人でも北京ダック気分を味わいたいときにもお勧めだとか。名前は「新春報喜」(金稲明球火鴨翅 74HKD)。

中には糯米で作った団子を透き通る皮で来るんだボールが3個入っています。

こういうスープに入ったチキンやダックの細い切り方、とても難しそうだけど、スープで食べたときの美味しさが格段にアップしますね。

一見地味なこの点心、実は「五福臨門」というおめでたい点心。湯葉で巻かれているのは、旧正月にいただくアワビとナマコに、海老のすり身と雲南ハム。(88HKD、2個入り)

こちらはいつもとっても優しいシェフのエドウィン・タンさんが作ってくれた裏メニュー。ロブスターを2種類の方法で調理したもので、片方はフライ、もう片方は炒め物にバルサミコが添えられています。さらりとモダンなセンスが光ります。




デザートは何とも色鮮やかな盛り合わせ。左からココナッツプディング、ツバメの巣の載ったエッグタルト、ミックスベリージェリー。華やかでどれも優しい間違いのない味。「国金参式美點」(野苺果凍、燕窩蛋撻、千層拉椰糕)88HKD。

そして最近流行のカラフルな流沙包!こちらは紫芋を使って美しいラベンダーの包になっています。黄身が流れるところを撮り損なった、無念。紫氣東来(黄金紫薯流沙包 68HKD 3個入り)

実は二人で食べていたので、もう動けないほどお腹がいっぱい。

九龍公園の緑と絵画がマッチして、シャンデリアがまるで雨粒か朝露のようなのです。

下から見上げると、ほら!こんなに素敵です。

天井にテーブルが映って、一瞬写真が逆さまかと思いました!

ホテルの広東料理の若手シェフの場合、シャイな人も多いし、オーナーシェフよりもどうしても目立ちにくいので、こちらも日本のメディアであまりフォーカスすることが少ないもの。でもやる気満々で素晴らしい若手シェフがたくさんいるので、そんな方達ももっと取り上げることができたらいいなと今年の抱負の一つです。

リフレクソロジーで安らいだ後、落ち着いた翡翠色のダイニングで極上のおめでたい点心と料理! いい気分のランチタイムでした。

新年の抱負! 今年はなるべくブログに価格やメニュー名、店情報など詳細情報を書き込むようにします。頻繁に変わるので今まで躊躇していたものの、ブログを本にまとめるときに、あとで調べるのも大変なので(←何かを匂わせています、笑)。

Cuisine Cuisine at The Mira
住所:3/F, The Mira Hong Kong, Mira Place, 118-130 Nathan Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon
九龍尖沙咀彌敦道118-130號 Mira Place The Mira Hong Kong 3 樓
電話:852-2315-5222 (Whatsapp予約 852-6273-3588)
HP: http://www.themirahotel.com/dining/cuisine-cuisine/
営業時間:11:30~14:30(月~土)、10:30~15:00(日祝)、18:00~22:30




Mira Spaでお得リフレクソロジー体験(3月末まで)

新年快樂!恭喜發財!旧正月の三が日も終了しましたね。

今年は風邪を引いてしまって引きこもりがちな旧正月でしたが、ゆっくり休むことができました。




さてさて、ためているブログネタを少しずつ出せるようにしなくては。

尖沙咀のミラホテルは、もしかしたら一見、派手なイメージを抱かれるスポットかもしれません。
でも中で働く人たちを知れば知るほど、とても暖かみのある良ホテルなことがよく分かってきます。

ということで、いつもうかがうのが楽しみなこのホテル。先日は地下にあるミラスパの新パッケージ体験に行ってきました。

こちらはリフレクソロジーのパッケージで、45分のフットマッサージに、15分のフットスクラブか、肩と首のマッサージのいずれかを加えるというもの。ジャグジーやサウナ、リラクゼーションルームなどのスパ施設が使えて、9:00~16:00は380HKD、16:00~23:00は480HKDというとてもお得な内容なのです。

私はここのリラクゼーションルームがとても好きです。ウォーターベッドなのですよ。カーテンで柔らかく仕切られてプライベート感もほどよくあります。つい予約時間ぎりぎりに到着してしまう悪い癖を改めて、次回はゆっくり過ごしたい・・・・・・。

フットマッサージですが、バスローブに着替えてのんびり。このスパのネイルルームもとても居心地がいいのです。リフレクソロジーのトリートメントはこの部屋で行われます。

あまりに肩が凝っていたので、この日はスクラブではなくマッサージを選びました。ああ、助かる・・・・・・。

 

 




そしていよいよリフレクソロジーの時間。ここのフットバスエリアは、タウンスパやネイルサロンと比べて、設備がとてもいいですね。とても良く出来ています。色味も好みだし。

足を温めながらトリートメントの準備中。写真を撮り忘れましたが、受付でいただくジンジャーティーもとても美味しいのです。

とても丁寧にじっくりマッサージをしてもらって、疲れがかなり取れました! セラピストの技術も高いので満足感があります。

この日は、この後、キュイジーヌ・キュイジーヌで飲茶ランチという嬉しい予定も入っていました。尖沙咀のど真ん中なので、食事と組み合わせてもいいし、観光や買い物の途中に組み込んでリラックスというのにも使えそう。

3月末までなのでお早めに!!

すっきり体を整えた後は、美味しい飲茶ランチへ続く。



華麗でHappyな旧正月ケーキ@Ms B’s Cakery

いよいよ旧正月が迫ってきて、香港の街はすっかりおめでたいムードに包まれています。

そろそろ仕事のアポも「旧正月の後でね」が合い言葉。

そんな中、Sevvaでお馴染みのケーキの女王ボニー・ゴクソンさんのケーキショップ、Ms B’s Cakeryに麗し~い旧正月のケーキがあるよとお誘いを受けて、久々にプリンスビルのショップへ行ってきました。




梅の花も飾られて、すっかり旧正月仕様ですね!ワクワク。

旧正月前になると、今年の干支の動物グッズが巷に溢れるわけですが。年によっては可愛くするのにデザイナーが苦心しているのが見て分かったりするものの(我が蛇年なんて大変です)。今年は犬! もう何がどうやっても可愛くなりますね。

おめでたくて可愛いくて美味しいものたちがいろいろある中、詰め合わせたら最高の贈り物になります。

などなど、目当てのケーキを見る前に、ついはしゃいでしまいました。

ではいよいよ本日の主役、旧正月ケーキです。

福の字が美しくあしらわれたこちらは「Grace」。飾られている花は、これだけ繊細でありながら、すべて砂糖菓子なのです。中身はチョコレートふファッジケーキのナッテラバタークリーム添え、ビーツのレッドベルベットのキャラメルバタークリーム添え、バニラバターケーキのイチゴソースとバタークリーム添えの3種類から選べます。お値段は1200香港ドルと張りますが、この迫力と存在感。箱を開けたときの歓声が聞こえてきそう。

コサージュにしたいような美しさ。

ボニーさんのケーキがすごいところは。見た目だけでなくて、とても美味しいということなのです。カラフルなので人工的に思われるかもしれませんが、すべて天然の色素を使って、人工着色料は不使用で、甘さもかなり控えめ。イチゴのケーキを試食したところ、イチゴの風味が瑞々しくて、目の覚めるような美味しさでした。




そしてもう一つの主役が、この「The Dowager」。なぜか「未亡人」って名前なんですね! 白黒の市松模様のケーキがこちらのシグネチャーで、これはそのめでたいバージョン。ビーツのレッドベルベットをやはり使っています。そして見てください、サイドの美しい梅の花。全部食べられます、そしてそれがしかも甘すぎなくて美味しいという。

俯瞰図(笑)。美しい人はどこから見ても美しい。こちらは1050HKD。

この二つのケーキは、3/2までの取り扱いで、受け取りの2日前にオーダーとのこと。豪華な花束よりさらに上を行く、ゴージャスな贈り物!

明日はバレンタインデーということで、残念ながらもう発売は終了してしまったものの、あまりに可愛いので写真を見せてしまいたい、このPuppy Love。干支にもなってますね。

ずっと飾っておきたくなるようなケーキたちがぞろぞろと。

もう少しお手軽に、でも華やかに、美味しく旧正月のケーキを・・・・・・という方にぴったりなのが、こちらのプチサイズ。でもしっかりおめでたいデザインなのです。ビーツやチョコレートもしっとりして美味しいけど、やっぱりイチゴのショートケーキの美味しさが出色です。

ちなみに、こちらのカウンターにはiPadがいくつか置いてあります。商品の種類が多すぎてお店に飾りきれないので、iPadのカタログで探して注文ができるそう。

しばし華やいだ気分に包まれました。伝統的な旧正月のケーキ?と言えば年糕ですが、斬新な贈り物として喜ばれそうですね! 香港ならではの商品です。

もういくつ寝ると旧正月♪ ということで、寒い日が続きますが皆さんご自愛くださいませm(__)m




 

 

絶景ハーバービューのモダン広東HEXAで点心ランチ

ハーバーシティのオーシャンターミナルが、水際ぎりぎりまで拡張され、素晴らしい展望台ができたのは話題になっていますね。そして展望台の下には多数のレストランができています。

元のオーシャンターミナルからものすごく歩くし、今のところ看板や案内が少なくてたどり着くまで一苦労だったものの、それでも常に満員になっている新レストランがHEXAです。



なんだかパースのように見えますが、写真です! そう、店の奥にはこんなスペースが!

香港島側もこんな風に! 夜はまた凄まじい景色になりますね。この芝生スペースを借りてのパーティやイベントも人気だとか。

お店の中はこんな感じ。すっきりモダンなシノワズリ。

食器はお馴染みのLoveramicsです。

ではいよいよ食事の時間!

実はここだけの話(笑)、最初に写真を見たときは「あー、ディムサムライブラリーがハーバーシティにも出来たんだ」と思い込んでしまいました。六角形の蒸籠が印象的だったんですね。実際はまったく別のグループです。焼売に載っているのは黒にんにく!

そして次は愛する腸粉 <3 中身は黒豚の叉焼です。皮の具合も叉焼の味わいも言うことのない仕上がり。

ブラックな蝦餃。黒は炭の色です。皮はやや厚めなので、もう少し薄くて柔らかい方が好みかな。

これはもう文句なく幸せメニュー、豆苗と湯葉の上湯煮浸し。クコも入ってヘルシー度満点。

こちらはお馴染みの美肌食材、魚の浮き袋でぷりぷりの海老を包んだ点心! 優しい味わい。




ホットカスタードバン、香港では今や無色なのが珍しいほど、カラフルになっています。こちらではシックにブラック&ゴールド!

炒飯!ではなくてパスタのPuntalette。これは龍景軒の得意料理ですね!お米とはまた違う食感と味のしみこみ具合が何とも言えず、すごく美味しいのです。

楊枝甘露もドラマチックに登場!!

こちらのシグネチャーデザートは梨煮なのですが、残念ながら梨アレルギーなので、キンモクセイのゼリーにしました。

何もかもそつなくまとめられ、きちんと作られていて、美味しくて、価格も手ごろで、景色もよくて、お洒落で、満足感があって友だちを連れて行けば、確実に喜んでもらえます。

ただ、そつがなさ過ぎて、なぜか愛しきれない自分と戦っています。もはやこのモダン点心スタイルは、標準といっていいほど定着しましたね。だいたいディムサムライブラリーも、Mott 32をとても参考にしていましたし。ついつい職業柄、ここの料理は「あのレストランのあれとプレゼンテーションから中身までそっくり」というのが多くて、市場分析完璧感に何となく冷めてしまう自分を感じるのです(←面倒くさいやつ・・・・・・職業病なのでお許しを)。

夜は本格広東メニューが充実しているようです! 次回は夜にも食べてみたい!

シェフはMIRAのキュイジーヌ・キュイジーヌや、マンダリンの文華にいた方だそうで、この2つのレストラン、まさにホットラインの登竜門的存在になっていて、あちこちでこの2つにいたシェフが活躍しています。

ちなみにバーも充実しています。何しろあの景色ですから、飲むために来る方も多いでしょう。

パッションフルーツ入りの爽やかカクテル。あー器はあのパイナップル・・・・・・既視感あり過ぎですが、すいません、これは職業病、カクテルには罪はありません。とにかく全体に香港島での流行をうまく取り入れてきれいにまとめています。

これは最高に気に入りました!! 小心地滑界の新星。バナナ型です!インスタグラムにあげたら、ものすごく受けてしまい、昨年のTOP 9投稿に食い込んでしまったという(笑)。

ちなみにこのエリアにはまだ試せていない新レストランが多数あります。

ハーバーシティPRのアンドリュー君にあちこち見学させてもらったので、その話はまた次回。

とにかくたどり着くのが難しくて、単純に歩く時間+迷子になる可能性まで考えて、時間に余裕をもって訪れさえすれば、あとは安心して楽しめるでしょう。




 

 

 

バンコク旅シリーズ(Wホテル、The House on Sathorn、バーホッピング)をフィガロブログで紹介しました。




まさしく香港ときどきマカオで動いている私ですが、たまーに他の国にも行っています。

先日2泊3日で訪ねたバンコクでの体験をフィガロブログにしています。3回シリーズですので、まとめてこちらに紹介します。

バンコク旅(1)―話題のWホテルへ

バンコク旅(2)-素敵バーホッピング

バンコク旅(3)ーThe House on Sathornで新感覚トルコ料理

香港に住んでいると全然旅行していなくても、アジア各国との距離が近くて交流がとても深いことを感じます。バンコクも、週末遊びに行く友だちの写真や食レポをいつもFBで見ているので、すっかりおなじみなようで土地勘ゼロなので新鮮でした!



実を言うと、「香港中毒」特集の直後で疲れが出たのか、途中から体調がいまいちで、3日目は何もできず、早めに香港に戻ったりしたので、消化不良感はあり!リベンジにまた行きたいですー。

旅の内容はそれでも盛りだくさん、Wホテル滞在あり、

スパあり、

バーホッピングあり、

ファインダイニングあり!!

そうそう、街歩きでカフェ行ったり買い物したりもしました! もう一回書こうかな(笑)

バンコクにいても、東京と比べるというよりは、私の場合はひたすら香港と比較してばかりいました! バンコクでは冷たい飲み物をのむことが多かったので、日頃、自然と温かい中国茶をよく飲むことになるのが、食べっぱなしの生活を支えているのかなと感じたり(次回旅行に行くときは、プーアール茶でも持って行こうかと)。

ではちょっと番外編ですが、ぜひご覧下さい♪



優雅なるビンテージアフタヌーンティー@マンダリン オリエンタル香港

先日行って来たマンダリン オリエンタルの期間限定新アフタヌーンティー、私には大ヒットでした!

これは私が古いものが大好き、ビンテージ&アンティーク大好き、英国調のもの大好き、美味しいもの大好きという嗜好だからというのがまずありますが。




ゆったり、バラエティ豊かな美味しいフィンガーフードをつまみながら、美味しい紅茶を飲んで、おしゃべりを楽しむ―そのアフタヌーンティーならではの雰囲気を、いつも以上に満喫できた気がしたからなのでした(といいながら、メディア向けプレビューだったので、実はランチタイムにうかがいました、笑)

Rare by Timothy Oultonとのコラボレーションです。実は昨年の4月に紹介されてうかがったのに、まだその記事を書いていなかった! 近いうちに。準備がいろいろ終わって、今年はこのRareブランド、イギリスと香港で注目です。

普段はソファーが並ぶロビーでお茶ができるという特別感もたまらない。2/11までで、16席しかないのでお早めに! ということでフィガロのブログにも書きました。

↓↓↓こちらです↓↓↓

ビンテージのお宝に囲まれた瀟洒なアフタヌーンティータイム

たまりませんね~(笑)ぜひご覧下さい。




「香港瓷藝90年 – 粵東磁廠」@Times Square、21日までなのでお早めに

このブログで3年前に書いた記事に今も毎日多数のアクセスがあり、日本人の方からの関心が根強いのが、粵東磁廠。




1918年創業で今年が90周年! 取材で何度かうかがい(香港スタイルの記事の紹介はこちら)、3代目オーナーのジョセフさんに話をうかがうたびに、廣彩への深い愛と、職人の高齢化と後継者不足の悩み、廃業への危機感がひしひしと伝わってきて、どうにかならないもんなのか、と感じさせられていました。

粵東磁廠は、香港地元メディアにも、香港伝統の技を受け継ぐ店として、頻繁に登場しているのです。これが途絶えてしまわないように、お金持ちの多い香港、誰か私財を投じる人がいないのか、いや、政府が保護するべきなのでは、などなどいろいろ感じていました。

そういえば先日は、この粵東磁廠が受け継ぐ絵付けの技術が、美術大学のコースに組み込まれたというニュースを聞き、明るいニュースが増えてきた?と思ったところで、今回の展覧会です!! とても嬉しくなりました。

お馴染みのタイムズスクエア前広場。いつもは派手なキャラクター系の展示が多い中、今回のような落ち着いた硬派な内容は珍しい。でも老若男女問わず、どんどん人が入って行きます。

今回展示されているのは、お店で所狭しと置かれている商品とは違う高品質のものばかり。取材中に広東風の絵付け、廣彩の話を聞いているときにサンプルで見せて下さったものも、ちらほら。ヨーロッパへの輸出用に開発されたカントンローズを始めとする華やかな柄たち。初めて見た頃は、派手だなー!色遣いもすごいなー!とびっくりするばかりでしたが、もうすっかり愛着が湧いています。日本の伊万里だったら赤と青!のところがピンクと緑!なんですねー。

遠い異国で人々がどんな暮らしをしているのか、という好奇心から、ヨーロッパでとても需要が高かったというスタイルだとか。繊細なタッチが華やかさを引き立てています。

こちらもお馴染みの柄ですね♪ 器の形も花になっていて、なんて美しい。

多数の龍が舞っている珍しいこの柄も、香港らしいですね!翡翠っぽいグリーンがまた何とも言えず素敵・・・・・・と思ったら、清朝の時代の柄を再現したものだそう。

こちらもとても人気の高い鶏柄! もう一つ人気のキャベツというか菜心?柄も組み合わされていて面白い。

お馴染みのレンゲも、ほとんど見ることのない繊細なデザインも。

写真を撮るのを止められなくなっていました。

素敵なティーセット! 普通より緑が多めのカップ、逆に緑が少なめのソーサー、それぞれいい感じ。

こちらは、焼く前と焼いた後! こんなに色が違うんですね。

こちらは縁だけが廣彩風になった珍しいデザイン!

さてさて、もちろん粵東磁廠の歴史を見せる展示もありました。

今回の展示の中でも、メインと言えるのが、壁一面に並べられた皿たち。廣彩の代表的なデザインと、粵東磁廠が過去に請け負った注文の珍しいデザインを紹介しています。

いくつかご紹介しましょう。

この辺りは、ザ・廣彩! なかなかこんなに精緻なものは見かけません。

切りがありません(笑)。この辺はあまり見かけないけれども、蝶の柄はこの今回の展示に多いですね。黄色と紫遣いがモダンに見えます。

お馴染みの鶏や金魚! その辺に売っているのは、よく輪郭と色がずれていたりしますが(スタンプとか使ってるんでしょうね)、こちらはもう完全無欠。

植民地時代を彷彿とさせるデザインもいろいろ。

貴族や王室の家紋を入れる注文もかつては多かったよう。

今回気に入ったお皿がこれ。色もデザインもまとまっていて、シンプル&ゴージャス。ジョッキークラブからの注文品だったそう。写真の構図は、フィガロの「24時間、香港中毒」で撮ってくれたアマンダに影響されています(笑)。

そして粵東磁廠と言えば、なコーラル・クレスト。別名ペニンシュラの柄。前に取材でうかがったように、左がオリジナルのマックリホース提督夫人柄なのです。そこはかとなくて可愛らしい。

などともうネタバレのように展示の紹介を初めてしまいましたが(笑)、お見せしたので半分ぐらい? 1/3ぐらいでしょうか。




展示からいろいろと学べるようにもなっています。

粵東磁廠の歴史も。

会場奥には、ビデオでの粵東磁廠の紹介とジョセフさんのインタビューが流れていました。

ハーフウェイコーヒーのトミーさんもすでに訪問したようで、この前で写真を撮っていたのをFBで見て、私も真似してみました♪ 壁紙とかにもできそうですね。

外の壁もこんな風にパネルになっていて、バックライトで柄がきれいに見えるようになっています。

作品への愛を感じる展示方法で、決して大きくはないですが、気分良く楽しむことができました。ぜひお金持ちか政府が保護して、常設の博物館でも作って欲しい&後継者が来るような対策を練って欲しいものです。

21日までなので、そのタイミングで香港にいる方は、ぜひ足をお運びください。

どうしても無理という方は・・・・・・粵東磁廠に行って、ジョセフさんに話しかけて、廣彩のことをいろいろ聞いていると、結構自らお宝を出してきて見せてくれたりしますよ(笑)。興味を持ってもらえることが何より嬉しいそうです。




「24時間、香港中毒」取材中のあれこれをフィガロブログに紹介しています

12/20発売になったフィガロ2月号の「24時間、香港中毒」、次号の発売までは本屋さんで買えますので、まだの方、ぜひお急ぎを!!



そんな特集の取材中のあれこれをフィガロブログに綴りました。

「24時間、香港中毒」取材中に見たもの、食べたもの

本当にお店取材は、ついいろいろ取材し過ぎて、掲載できないものも多かったりするのが嬉しい悩みなのです。

そして取材中にちょこちょこっとインスタにアップして、香港人のフーディ友だちから大反響になることもありました。たとえばこれ。

天香楼の食事を独り占めする私(笑)。ずるい、私も食べたい、そこに今行きたい、などなど、大騒ぎ。香港人にとって、とても特別な店なんだなあということが伝わってきました。

そして朝ご飯・飲み物ページから多くの小ネタをご紹介。実は朝ご飯のページ、香港のバリバリフードライターなど、日頃、ファインダイニングにがんがん行っているような人たちに、敢えてローカル店でのお気に入りを聞いてみました。もうここには載せきれないほど、ディープで素敵なお店をたくさん紹介してもらったので、またそれは別の機会にちょこちょこご紹介します♪

有名店も多かったけど、やっぱり「近所でいつも行くこのお店のこれ」ってご近所系が多数でした!

こちらはフレッシュジュースの全記。とても清潔感があるのが気に入りました! 果物の種類と量もすごいですね!

ランチに食べたペニンシュラロビーの玉子サンド!!!こ、これは(笑)ふわっふわで大変な美味しさでした。


ぜひフィガロブログの「かぐわしきみなと通信」をご覧ください!




Cloudy Bay×WWFの素敵ランチ&自然観察ツアー@西貢をフィガロブログに紹介しました

なかなか自分では思いつかないような、サプライズたっぷりな1日を過ごした思い出を、フィガロのブログに紹介しています。

Cloudy BayとWWFコラボで香港の自然を愛でる日




多数の香港のレストランで扱われているニュージーランドのクラウディベイのペアリングランチ!それだけでも引きがあり過ぎました。

そしてWWFの持続可能性のある漁法で獲られた魚介類が分かるようになるシーフードガイド・・・・・・

香港に2006年に来て、最初にやった仕事が「ハロー香港」という本の食の安全に関する特集で、そのときWWFが出したばかりのこのガイドについて書いたので、とても懐かしくなりました!

ここで紹介している One Thirty One…とても素敵でした!なかなか行く機会がないけれども、特別な時間が過ごせてお勧めです。

ぜひぜひフィガロブログをご覧下さい♪

 



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