不思議なワニ集団、中環に現る




先日、IFCモールを抜けて、娘のつきあいでH&Mに行こうと中環の地上通路を歩いていたら、面白い展示があり、ついつい釘付けに。50周年を迎えたブランドCrocodile(香港発祥だとは知りませんでした!)のイベントで、同じワニをさまざまなクリエイターが思い思いの姿に変身させているもの。何だかやりたい放題だし、派手だしで、かなり楽しめました。

 

例えばこんな思い切り香港ローカルなお方、というか意味不明? なぜそこに蛋仔と茶葉蛋がある? ワニそっちのけ。

 

 

 

こちらも香港らしいお方。このビニール&布を合わせた生地って香港のおじさんが作ったそうですね。安くて丈夫なので買い物袋や工事現場のカバーまで幅広く使われていて、一種香港の象徴としてよくローカルアーティストが題材に使っているのを見かけます。そういえばルイ・ヴィトンにもこれそっくりな生地のバッグがあったけど、あれはパロディ?

 

 

 

こちらはゴージャス系。英国統治時代を思い起こさせ・・・・・・ません(笑)。

 

 

 

ゴージャス過ぎて、ケースに入れられてしまったこのお方。目つきも心なしか流し目でマダムっぽい!?

 

 

 

 

 

怪しさナンバーワンはこれ。中華風悪人サンタがワニに乗ってクリスマス? こっち来ないで(笑)

 

 

 

 

 

 

香港の道路標示を身にまとったこの方は、ストリート系代表ということで。

 

 

「ママ、いつまでワニ撮ってるの。早くH&M行こうよ」と娘に怒られつつも、まだ撮り続ける私。

 

 

「このステゴザウルスの皮をまとったワニめ!」と怒られるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

こちらも香港らしい(笑)二匹。見えにくいですが、手前はブルース・リーと香港映画界に身も心も捧げたワニ、後ろは饅頭祭に行きたくて仕方ないワニ。

 

 

 

まだまだ色々ありまして・・・・・・めくるめくワニの七変化をお楽しみ下さい♪



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蘭桂坊のスタイリッシュ隠れ家「法租界」その2




さてさて、いよいよ昨日のお料理をご紹介!
法租界で注文できるのは、月替わりのコース1種類のみ。アルコール類は持ち込みです。

1) Diamond. Indulged Octopus
タコと一緒にグラスに入っているのは、紹興酒と梅のゼリーに焼き海苔。混ぜ合わせて食べると何とも言えない潮の香りが口の中に広がります。

2) Shrimp Roe. Pickle C. Pickle J. Sanuki
あら、パスタ?と思ったら、実は冷たい讃岐うどん。海老味噌風味で、プレートに添えられた日本のたくわんと中国のザーサイなどを混ぜ合わせて。彼らは讃岐うどんが大のお気に入りで、以前に取材した時も違うメニューで使っていましたっけ。ちょっと和風パスタっぽい味わいで、同席者は一様に「これ、家で作れるかしら~」と研究してました。

3)Lion. Swallow. Crab Meat
ライオンが蟹肉を飲み込んだ!?という名前通り(じゃないか)、一瞬小龍包かと思いきや、外側は湯葉で、内側に季節の上海蟹の肉を使っています。スープは上湯だったはず。




4)Porcini. Sticky
今回、私が一番気に入ったのはこれ。よく蟹と一緒に料理されている上海餅に、季節のポルチーニ茸とトリュフソースを染みこませてあります。ボリュームたっぷり、ソースは濃厚、豊かな風味。

5)Diana Spicy Slow-cooked Beef. Wonton
ポールさんのお料理上手な叔母様秘伝のスロークックビーフでシグネチャーメニューの1つ。脂身が完全に落ちつつも風味は残って食感は柔らかい。ゼラチン部分が豊富で、コラーゲンたっぷり。「上海料理って脂っこいのかと思った」と同席の方。確かにレストランだとそういうイメージがありますが、そういえば料理上手な上海人のお友達の家でもこういうのをいただきました。家庭料理は本当にヘルシーなんですね。雲呑は南瓜ペーストとカラメライズしたタマネギ、少しスパイシーな味付けで、甘さと辛さのバランスが◎。

6)Ice. Burn. Little Spheres.
このシャーベット、フレッシュライム味で、口に入れたとたんにシャキッと目が覚めました! リンゴソースに、小さなドーナツ付き。

この環境で楽しく珍しいお料理をたっぷりいただいて、一人580HKD、サービス料なし。

完全オープンになったキッチンでは忙しく準備する様子がよく見えますが、6月に来た時よりも人数が増えている。なんと名門フレンチのCapriceの元シェフも最近参加したのだとか。自由奔放にメニューを考案して、お料理ともてなし好きな仲間達で一生懸命作ってサービスして、それが人気を呼んで・・・・・・そんなシェフ冥利に尽きるサイクルができあがってきたのか、お店の誰もが忙しい中、嬉しそうにテキパキ働いていて、またそれが良い雰囲気を作ってくれて、こちらも居心地が良くなります。

今回はお世話になっている方のバースデイディナーだったので、珍しがって喜んでいただけて、大成功でした♪ メニューが変わった時にまた訪ねたいお店です。

Information
法租界(Fa Zu Jie)
1st Floor, 20A D’ Aguilar Street
Central, Hong Kong
Tel: 3487 1715
ディナーのみ/支払いは現金のみ




蘭桂坊のスタイリッシュ隠れ家「法租界」その1




フィガロ10月号の『超級リュクス香港』のために取材で訪れて以来、個人的にぜひうかがいたかったこの店に、昨日ついに再訪がかないました。

「上海のフランス居留区」を意味する名前からも想像できる通り、上海料理をベースに、フレンチのプレゼンテーションで、イタリアンや和食などの食材も織り交ぜた、個性的な料理を出す法租界。今年の4月頃オープンして以来評判で、最低でも1ヶ月前には予約しないと入れません。夜のみのオープンで、今回はキャンセル待ちで粘って、直前にテーブルをゲットしました。

この店のコンセプトの1つが「驚き」。何しろまず、蘭桂坊のど真ん中にありながら、香港にいくら長く住む人でも簡単には見つけられないのです。屋台のおじちゃんや近くのバーのお兄さんに聞きながらやっと建物の入り口にたどり着いてからも、

「確かに住所はここだけど・・・・・・」

「まさか、ここを入るの?」

「看板もないし、なんだこの汚い階段は。怪しいなあ、大丈夫かしら」

と不安が募る一方。

最初に行った時は、「記事に紹介する候補として」下見だったので、「インテリア写真はきれいだったけど、こんなところ紹介して大丈夫なのだろうか」とますます心配になりました。

しかし心配もそこまで。

看板も何もないドアを開けた途端に「うわあ」と驚きと喜びが広がります。白を基調にした洗練されたモダンなインテリアは、センスのいい友人の家に遊びに来たような感覚。

「ハーイ、美也子、久しぶり!」

と大歓迎して下さったシェフのポールさんは、つい最近まで、元広告会社の敏腕クリエイティブ・ディレクターだった方。上海出身でレストランを経営していたお父様の影響を受け、小さい頃から料理が好きだったというポールさん。徐々に料理への情熱が高まり、会社に入ってからも、普段の休日はオリジナルメニューの開発にいそしみ、数週間の年休を使ってフランスのコルドンブルーやイタリアに料理修業に行くという生活を何年も送っていたとか。

しかしクリエイティブ・ディレクターとして大活躍していたこともあり、「いつかは自分の店を」という淡い夢のままで終わるかも知れなかった想いが実現したきっかけは、思わぬ病にかかったこと。

「人生、いつまで続くか分からない、今やらないといつかはないかもしれない」

そんな気持ちにかられて、ついに退社を決意。以前からレストラン経営の話をしていた大学時代の友人であり、投資銀行でバリバリに稼いでいたクリスさんなどと一緒に、この「法租界」をオープンするに至ったのだとか。

そんな仲間たちが思い描いていた理想そのものの、この立地を見つけたのは大変ラッキーでした。もともとは近くのバーの倉庫として使われていたというスペースを改造。上海やヨーロッパで集めてきたアンティーク家具やデコレーションを駆使した素敵空間が誕生しました。

「道に迷ったり、心配になったりしてから、ここを発見して驚き喜ぶ。そんな『冒険』が法租界のコンセプトなんだ」とクリスさん。

その驚きと楽しみのコンセプトは、もちろんお料理にも貫かれています。ではでは、次の回ではお待ちかねのお料理を紹介しましょう~♪   →その2へつづく




Lady Gagaも泊まった、リッツカールトンスイート




世界で6番目に高いICCの最上階部分を占めるリッツカールトン香港。あっと驚く立地と、安定感ある一流のサービスという最強のコンビネーションで、相変わらず話題を集めています。

取材でも何度もお邪魔しているのですが、今年の6月末にフィガロの取材でうかがった時は、台風一過の凄い晴天と、広報の皆さんのきめ細やかな協力で、カメラマンの方には素晴らしい写真を撮影していただくことができました。

さて今日、紹介するのは、フィガロの「リュクスな香港」というテーマに沿って、取材の過程で見せていただいたものの、あまりにも豪華過ぎて紹介できなかった「リッツカールトン・スイート」です。5月にLady Gagaが香港公演した際にこの部屋に泊まったことが話題にもなりましたっけ。

1泊約100万円というこのスイート。天気のいい日の絶景はとんでもありません。対岸のIFCが小さく見えること!


まるで香港の景色が模型のように。私が住むランタオ島までくっきり見えました。


絶景を見ながらの広いお風呂。夜景だとさらに強烈なはず。

 


化粧室とリビング。


ダイニングルームと書斎。

どこを向いてもとんでもない絶景に、やがて感覚も麻痺・・・・・・正直、「もう絶景はしばらくいいや」とお腹いっぱいになるほどでした(笑)




香港ゴミ箱の旅 その2

その1が大好評だったので(ウソ)、早くもその2が登場!

今回はシチュエーションにこだわったゴミ箱の旅を!

これは最新コレクションの1つ、ピーク広場にあるゴミ箱です。背景が雄大かつ自然に溶け込んでおります。

これは南ランタオの長沙ビーチの隅にあったゴミ箱たち。ワイルドな環境の中、頑張っています。

尖沙咀のプロムナード脇にやってきた派手派手な船をじっと見つめる黒いゴミ箱・・・・・・ひとり何を思うのでしょう?(注:変な人ではありません)

 

「あ、これ知ってる」という方も多いのでは? 銅鑼湾IKEAのカフェにありました。

こちらはものすごいレアものです。オーシャンターミナルに停泊中だったクルーズ船、コスタ・ビクトリアを見学した際にデッキで撮影。動かないように縛られていますね。

 

こちらは番外編。湾仔スターストリートにあるゴミ収集場。まるでモンドリアンのような素敵なデザイン!?




香港ゴミ箱の旅 その1

一応、日頃ギャラをいただいて原稿を書いているワタクシが、自分でブログを始めたのも、「雑誌などに掲載できる情報が限られているので、そこからはみ出す内容を書く場を作っておきたい」と考えたからです。

そんな中、ふざけ半分にフェースブックで友だちとグループを作って遊んでいるうちに集まってしまった、恐るべきコレクションを自分が持っていることに気づいたのです。で、これは絶対に、どこかの女性誌に載せていただくことはできないでしょう(涙、涙)

それは・・・・・・既にタイトルについてますが、香港で集めたありとあらゆるゴミ箱の写真です。取材中、旅行中、街歩き中、ゴミ箱を見かけるとつい写真を撮ってしまう私を見て、仕事仲間や家族にどれだけ不気味がられていることか。

しかし、世の中にはこんな下らないことをする人がいたっていいはずだ!と言い聞かせて、コレクションの一部を公開することにいたしました(前置き長いです)。

どのように分類するか迷いましたが、まず第一弾は・・・・・・何となく気に入ってる写真にしましょう!

「家のおもちゃ箱にしたい!」と大好評のゴミ箱は、ハッピーバレーにある香港フットボールクラブのもの。子供のサッカーの試合でよくお邪魔します。

これは水上生活者がまだいる昔ながらの漁村、大澳のゴミ箱。乱雑な中にもしっかりとした存在感のある、逞しい漁師を思わせる(汗)ゴミ箱です。

 

取材で寄った銅鑼湾の雑居ビル(女優のヒラリー・ツイさんが経営するブティックが入っています)のゴミ箱。ドアがレトロで良い感じ。香港らしさがありますね♪

 

これは東涌から大澳までハイキングした途中で見つけたゴミ箱。円形の模様が月餅みたい♪と好評でした。

ホンハムの忙しい通りに佇んでいた赤いゴミ箱。近頃薄まりつつある英国の香りがかすかに漂うデザインです。

実はこんな写真が100枚以上あるんです・・・・・・変な人だと思わないでね♪ (遅い?)

その1だなんて、続ける気まんまんですね・・・・・・
ちなみにフェースブックのグループでは、ヨーロッパやアメリカ、日本などに広がるゴミ箱隊員のネットワークのおかげで、さらにすごいコレクションになりつつあります。どうしても見たかったら(笑)そのうち皆さんにお願いしてアップさせてもらいましょう~




香港人はどこへ行く?




来たばっかりと思っているうちに2006年に香港に来て早6年。短いようでいて、香港もそれなりに変化を遂げていることをひしひしと感じます。

幸運にも比較的すぐフリーライターの仕事を始めることができて、最初の頃に担当したのが「返還10周年」に関係する記事。この頃は2003年におきたSARSパニックの名残が今よりも香港に残っていて、「SARSの時、どうしていた」という話題が周囲で頻繁にかわされていました。別格に長い方達は別として、その頃いた駐在員のメンツもかなり入れ替わりました。

★そういえばこんな記事を書いたのが出てきました 2007年7月16日付け朝日新聞国際版リーマンショック直前でかなりイケイケドンドンな頃でしたっけ。

SARSでどん底まで落ちた香港経済を救ったのが、実は中国中央政府。ビザ取得を容易にしたことで、憧れの大都会香港に中国本土人観光客が押し寄せ、一方で香港企業の中国本土での事業展開を優遇する仕組みも作られ、景気回復に一役買ったそうです。

その頃から香港人と中国人の文化の違いから来る軋轢は始まっていましたが、かつての英国植民地の面影というのは相当薄まってきており、英語が通じない/話せない香港人もどんどん増えています。愛国教育など導入を慌て過ぎて大きな反発にあってはいますが、尖閣問題のテレビでの報道の仕方など見ていると、社会システムとしては着実に香港と中国本土の融合が進んでいるのを感じます。

その一方で、最近取材を通してとても強く感じるのが、中国や香港に根を持たない無国籍な香港人が活躍している、という印象。とにかくここのところ「国際都市香港」を体現するような新しくて突き抜けて洗練されているレストランやショップを訪ねる度に、若きオーナーは20代で、海外で育って働いて、最近香港に戻ってきて事業を始めたと、聞くことが多いこと、多いこと。また仕事で会う人達も、6年前と比べて広東語よりも英語が得意な外国帰りの香港人が非常に増えた気がします。

どうも彼らは、返還時に大挙してカナダなどに移住した家庭の子供たち世代のようで、ちょうど彼らが社会の第一線で働く年頃になってきたのでしょうか。

内側が中国化する一方で、今まで以上に無国籍な感覚が一部には広がっている。そこから生まれるうねりは正のエネルギーになるのが、負のエネルギーになるのか? あと35年を残すだけになった一国二制度の猶予期間も終わりに近づくにつれて、ますますうねりが激しくなっていくはず。

今後、香港の着地点はどこにあるのでしょうか? 先行きは果てしなく不透明なままですが、日々、歴史が着実に動いている感覚があります。実際のところ可能なのか分かりませんが、香港の良さが失われないことを願ってやみません。




清潔自慢な香港のレストラン、マッサージ、ホテル




最近たまたま「香港で現地のサービスや仕事の仕方が、日本に比べていい加減で腹が立った」という意見をブログなどで連続して目にして、確かにそういう面は大いにあるものの、そうではない面を目にすることも頻繁にあるな~と思って、こんなお題で書いてみることにしました。

香港で一番多い取材は、やはりレストラン。混んでいる時間にはできませんから、大抵はランチの後でディナー前の15:00~18:00位の間に店を訪問します。これから夜勤となる従業員さんがソファで毛布かぶって寝ていたり、やたらに美味しそうな賄いをみんなで食べていたりと、営業時間中とは違う姿を垣間見られるところがなかなか面白いのです。

先日取材した尖沙咀の映月楼は一日中営業しているのですが、お客は数組というこの時間帯。2名の店員さんが手袋でせっせと細長いシャンデリアを一本一本拭いていました。やっぱりこういうことをしないとシャンデリアってたちまち埃だらけになって、豪華なはずがかえって貧乏くさく見えたりしますよね~(我が身を振り返って、汗)。さすがマキシムグループだと感心してしまいました。



庶民的な店であっても、だから必ずいい加減とか不潔だとかいう訳ではありません。以前に取材した銅鑼湾のローカルな海鮮料理店・越華會では、開店前の時間にキレイ好きなおじさんが隅から隅までピカピカに磨き上げていて、円卓に載せたガラスの回転台まで裏返して拭いていました。そういえば壁の鏡に指紋1つついていないぞ! 料金は安くて美味しくてしかも清潔というのは嬉しいですよね。

レストラン以外でも、キレイ好きに遭遇することはあります。るるぶなどでよく紹介される足マッサージで有名な尖沙咀の康達。ここは四角い部屋を丸く掃くことが当たり前な香港では珍しく、すみずみまでピカピカ。取材中にも店長さんが、畳んで積んであるタオルが曲がっているのに気づくとすっと立って直したりしていたので、彼が潔癖症なほどキレイ好き&整理整頓好きなのではないかと思います。その前に取材した巨大なマッサージ店が、目を背けたくなるほど不潔だった(ムーディな薄暗い照明なのでよく見えないというのがまた・・・・・・)ので、ここを訪ねてつくづくほっとしましたっけ。

そして最後にあげるのは、清潔なのが当然といえば当然な最高級ホテルのプール。リッツカールトン香港のプールを撮影中、プールの水質チェックをしているお兄さんに遭遇。聞いてみると1日4~6回はこうして水質チェックを行っているのだそう。高級ホテルのプールが気持ちいいのは、インテリアがきれいだからだけじゃないんですねー、とまたこれも感心してしまいました。

超ゴージャスなリッツカールトン香港のプール。IFCの頭が窓から見えますね。

たまたま遭遇した水質検査の様子。

そして日々つきあいのある香港やマカオの高級ホテルやレストランのPRさんたち、もちろん中には例外もいますが、ほとんどの人が本当に熱心に働いています(あまりに忙しくて燃え尽きてしまって他業界に転職というのもあるようですが)。

香港で残念な想いをしている人達も、彼らに会えば少しは気分がよくなるだろうに、と思ったりするのでした。




南ランタオ長沙ビーチで、プチリゾート気分満喫♪




空港があり私が住むランタオ島には、いいビーチがたくさんありますが、最近のお気に入りは長沙ビーチ。香港にいながらにして、ちょっとしたリゾート気分を味わえる場所です。香港では10月でも十分温かくて泳げます。

8月のビーチはこんな感じ!激暑だけど爽快!

我が家のあるディスカバリーベイからだとなんとも古めかしい小型フェリーで、セントラルからだと六番のフェリーピアから直通フェリーで行ける梅窩(ムイオー)をまず目指します。ここでラッキーにも空車タクシー(水色のボディ)を見つけたら迷わず止めてましょう。

営業区域でライセンスがくっきり分かれている香港のタクシー。このランタオ島のタクシーは広いランタオ島全体でありながら台数がとても少なく、待っても来ない、予約しようと思っても電話がつながらないことで悪名高いのです。

確実で頻繁に出るのがバス。昨日は4番の塘福行きのバスに乗りました(他に1、2、A35も停車)。だいたい乗車時間は15分ほどで、正直、どこで降りるのかは慣れないととても分かりにくいので、運転手さんの近くに座って、「チェンシャビーチ?」としつこく聞いておくのが一番。下長沙村というバス停です。休日であれば多数の欧米人が降りますし、近くなってくると「ここか?」「いや次だ」とワサワサし出すので、それについていくのもいいでしょう(少し前の貝澳ビーチでも多数降りるので要注意)。




 

バス停より先の道路脇にある道を降りて長沙ビーチへ。最初に目に入るのが南アフリカ風バーベキューで有名なSTOPE。休日のランチタイムは予約をしておいた方がいい人気店で、ビーチにまではみ出したテーブルまで、常にいっぱい。シーフードや肉類のありとあらゆるバーベキューや、フィッシュ&チップスなどがあり、一品が70~130HKDほど。「ビーチに面したこの環境だから美味しく感じるのかな」といつも少しうがって考えつつも、やっぱり最後は満足してしまう店なのです。

気持ちのいい店内席。

鮮やかカラーが南国風。

ビーチ沿いにはSTOPEの奥にも多数の飲食店が並んでいますので、STOPEが混んでいたら、他にも挑戦してみてください。

近くにはボロ可愛いこんな店の窓!

香港は南国だったんだなーと思わせる不思議装飾もあります。

さて、我が家のいつものパターンはSTOPEで食事をして、その後子どもたちは海へ、大人は遠くからその様子をながめながらのんびり。日差しの強い日でも木陰に入ると潮風が涼しくて何ともいい気持ち。

昨日は来ませんでしたが、ランタオ名物の野生の水牛がビーチを群れで横切ったり、海水浴客のまっただ中で座り込んで和んでいたり。ビーチ沿いにあるB&Bでは、さまざまなマリンスポーツにトライできる宿泊パッケージがありますが、人気が高くてなかなか週末に空きがなく、まだ試していません。近いうちにぜひ一泊して遊んでみたいもの。

のんびりビーチを横切る水牛の群れ。

全く人を恐れずに日向ぼっこする水牛。すごい角ですが、とても大人しい。

活気溢れる都会・香港とはまた違う、自然豊かでかなりワイルドな香港の魅力を満喫できる小さなリゾートです。



 

 

香港期待のデザイナー、スザンナ・ガオとS. Nineに注目!

エレガントでセクシーさもあって、でも甘すぎずアクティブで知的――香港人デザイナー、スザンナ・ガオさんのオリジナル・ブランド、S.Nineのテイストをまとめると、そんな表現がぴったり。パキパキと第一線で活躍する香港のお洒落な女性たちがまさに「こう見られたい」という理想像とぴったりマッチするのか、PRの女性が自ら主催するプレスパーティなどで彼女の服を着ていることに気がつくことが最近何度もありました。

左がスザンナさん。DVFやAnne Valerie Hashなどに勤めた後、2009年からオリジナル・ブランドS.Nineをスタート。

ニューヨークのパーソンズ(プロジェクト・ランウェイの舞台ですね!)で学び、DVFことダイアン・フォン・ファステンバーグの元で働き、業界賞の受賞でパリのクチュリエであるアン-バレリエ・ハッシュにも師事する機会を得て経験を積んだスザンナさん。2009年に独立してS.Nineを設立し選んだ道は、路面店やモールなどへの出店ではなく、中環ハリウッド・ロードのビル内にある落ち着いたショールームでの販売とオンライン販売。

落ち着いたショールームでは、お友達といろいろ試着したりしながら、デザイナー本人のアドバイスも聞いてじっくり選ぶことができます。しかも価格帯は3000HKD~
8000HKDと、品質からすると非常にお得な価格に抑えてあります。

「ファッション誌のスタイリスト、セレクトショップのバイヤーなどの間で、口コミで評判になってきたのよ」と、いろいろな掲載誌を見せてくれるスザンナさん。香港以外にも、ニューヨークや上海、ドバイなどのセレクトショップでも取り扱われているそう。華麗なキャリアから想像していたよりもずっと若々しくて可愛いらしい雰囲気の中に、しなやかな芯の強さが感じられます。

さてさて、今日はせっかくショールームを訪ねたので、2012年秋冬の新作をいろいろ見せてもらいましょう!

★S.Nine 2012年秋冬コレクションより-アクセントになる素材を一点ずつ丁寧に集めて

 

●とても着心地の柔らかいウールに、すんなりとした肌触りのレザー遣いがアクセントになっているジャケット(下左)は秋冬のオフィスで爽やかに目立ちそう。「このフェイクレザーは日本製。ものすごく品質がいいの」とスザンナさん。

 

●黒のレース遣いが巧みなブラウス(上右)は、赤だとドラマチック、白だと清楚、黒だと落ち着いた女性らしさが醸し出されて、まったく違う表情を見せてくれます。オーソドックスなスカートやパンツに合わせてもいいし、トレンドを意識してS. Nine大人気定番商品のフェイクレザーのホットパンツと合わせるのもよし。このきれいなレースは台湾で見つけたとか。

 

●左は大人気商品のホットパンツ。これも日本製の柔らかなフェイクレザー製。
●同じレースを使ったスカートでは、ビーズを柄に合わせて刺繍してあり、ゴージャス感たっぷりに。

 

 

●トラディショナルなアイテムも、面白い工夫がしてあって平凡にならないのがスザンナさんのデザイン。きっちりめのジャケットも後ろを振り返ると、こんな風に!

 

 

●さすがパリの最高級クチュリエの下で修業したスザンナさん、ロングドレスも大得意。肌見せの具合は実は少ないのに効果的で、上品なセクシーさがいい!

 

 

●スザンナさんのシグネチャーでもあるのが、ダイビングスーツに使う素材を使ったドレス。ボディラインをキレイに見せて、ドレスアップしてもアクティブな雰囲気をどこか残してくれる不思議な存在感があります。フェイクレザーのアクセントがここにも効いてます。

 

 

 

 

11月には秋冬の第2弾がショールームに並ぶ予定。クリスマスを控えたパーティシーズンに向けたゴージャスなドレスが中心だそう。スザンナのドレスが多くの香港女性を華やがせてくれるはず!

★実は日本語を3年間勉強していて、日本に住んだこともあるというスザンナさんからのメッセージ――「しばらく使ってなかったから日本語忘れちゃって、また練習中です。ぜひ日本の方もショールームに遊びに来てお話して下さいね」

Information
S. Nine Showroom
17/F, 37 Hollywood Road, Central, Hong Kong
10:00~12:00、13:00~19:00(月~金)※土日は予約のみ。
852-2815-0884
http://snineonline.com



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