※まとめてアップしたら長すぎたので、記事を二つに分割しましたm(__)m
さあ~舞火龍のつづきです!
5)とぐろ、ぐるぐる巻き
私たちがいた浣紗街では、ぐるぐる巻きが見られるんです。
それほど広くない通りで、この長さと100人近い持ち手が、徐々に円陣になっていきます。
はらはらするほどの火花が散る中、注意深く幅を狭めて行く持ち手たち。
そして一瞬間をおいてから、龍が起き上がり、紙吹雪が!!!(鳥肌!)
続いて胴体も持ち上がる! すごい迫力!!
6)生お着替え
そうなんです、途中で一度、龍につけられた10000本近い線香をすべて取り替えるんです。これも浣紗街で行われます。
そしてこれもすごい見応えでした。とにかくまず線香をぬくときでさえ迫力が。
てきぱきと手際が良い!
黙々と線香を抜いているおじさん。その様子を見つめる若者。
いなせなお兄さんが線香を抜いていた後で、
せっせと写真を撮っていた私に、「はい!」と線香を差し出してくれました。ちょっとドキッとしてしまいました(バカ)
そしてやっぱり目玉は頭のお着替え! すっかり線香を抜かれてしまった頭部ですけど、もうこの前見た時の頭じゃありません。すっかり命が吹き込まれていて、ぎらぎらとした生命力。「早く線香つけろ!」といきり立っているような!!
少しずつ。少しずつ。丁寧に。愛を込めて。
一方で、通りの少し先では、せっせと線香の束に火がともされています。
もうこの火まで生きている感じ!!!
炎がすでに龍になっている!!
灰と火花が落ちてくるから、取り付けてる人の頭をカバーする役割も必要という!
そして龍が完全にまた目覚めました! ものすごい雄叫びを上げているような瞬間!
炎と熱気と灰と汗とみんなの思いをすべて吸い込んで、龍は完全に復活! ぶるっと来るほどの瞬間でした。
気がつけば胴体も準備完了!さーーーーーーまた行くぞー!!
7)クライマックス
気がついたら、もう私は龍と一緒に練り歩いていました(汗)
正直もう、訳が分かりません(笑)
滝のような汗! この人達、これから毎日これをやるのに、体が持つのか?と心配になるぐらい。
ちゃんとイケメンもいます(笑)
西洋人の持ち手もちらほら。
いくら尾っぽが目の前に来ても、焦らなくなりました(笑)
ああ、本当にいくら見せても見せたりないほどの写真たち。江戸っ子の血が騒いだっきり。
実は女子もちゃんと活躍していて、太鼓チームの多くを女子が担当していました!かっこいい!
この日ご一緒した、ルシャスデリシャスの櫻井景子さんとブロガーの山口眞里子さん。すごく楽しんでいただけたようです <3
アドレナリンラッシュのまま、帰路へ。静かな提灯飾りにも胸がキュー―――――ーンと締め付けられました。
幸せな中秋節の始まりになりました!