十年に一度の盛大なお祭り、錦田の太平清醮(3)目を見張るお宝や広東オペラの人形劇




盆菜をじっくり楽しんだ後は、会場内をいろいろ見て回りました。

5つの氏族それぞれが、自分の家に伝わるお宝やら守り神やらを飾っています。もう獅子舞の獅子たちだけでもものすごくゴージャスで見たことのない華やかさ! こういうリッチさが新界の昔ながらのお金持ちの家に伝わっているんだなーとしみじみ。この辺はみんな巨大な一軒屋ばかりです。

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この氏族に伝わるお宝。相当古いものらしいです。保存がよくてキレイ!

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こんな清の時代の骨董品もありました。乾隆帝のことがどこかに書かれていましたよ。

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裏はこんな! ものすごく鮮やかです。

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香港は新しい土地というイメージがありましたが、政治が変わっても左右されずにどっしりと根をはって生き続ける人たちがいるんだなーと何だか見方が変わった気がします。

ここの近くにあるという樹齢千年のバンヤンツリー。見に行ってみたい! 前は自由に中をくぐったりできたそうですが、最近は囲いが付けられているとか。

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正装した男性達が集まっています。か、かっこいいですねー!!

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こちらはドラゴンでしょうか。可愛い♪

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こんな迫力たっぷりの守り神も。奥では広東オペラの人形劇が始まっています。

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広い会場に響き渡る生演奏の人形劇。

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近くに行って見ました。正直全然ストーリーは分かりません(汗)

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下手くそなビデオですが会場の規模の凄さが分かるでしょうか?

 

しかし面白かったのが舞台裏!もう香港にはこの生演奏をしての人形劇団がないそうで、本土から呼び寄せたのだとか。男性が黙々と演奏を続けて、奥の方では女性達が寛いでます。

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こちらは動画! あの楽譜!あれで演奏するんですねー不思議。

この後は、さまざまな神様を祀っている部屋に入り、お線香を捧げてお願いごとをしてきました。ここにも見事な紙人形が!

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平和な街の風景とともに、地獄の恐ろしい拷問が生々しく描かれていて、びっくり。

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すごい迫力でした。

名残惜しく会場を後に。バネッサさんのお宅でシャンパン♪を飲んでお喋りしてから帰宅。

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最終日にはあの恐ろしげな紙人形の悪霊の王が焼かれたそうですが、これも男性しか見てはいけないとかあるそうで、女性は会場を立ち去らないと行けなかったとか!! 香港にも何かと封建的な世界が存在しているんですね。女性としてはあまり嬉しくはないけれども、昔ながらのものを続けるには、そういう理不尽さというのか、今の理屈には合わないことも飲み込むというか、あっさり受け流していくのも大事かなと言う気がしました。

しかしこの熱気と迫力とミステリアスな魅力と伝統と・・・・・・ものすごく特別で忘れられない体験になりました。10年後にまた行けたらいいですね♪




2 Comments

  1. こんにちは。いつも楽しく拝見しております。本日バイクハイクで元朗から向かった先が錦田でした。先にブログを拝見していて、とっても興味深く思っていいたところ、住み始めて浅い私は、Kam Tinが錦田だと到着するまで気づいておらず、行ってみて驚きました。外側から見ただけですが、何だか特別嬉しくなり、コメント残させて頂きます。これからも、香港の魅力を発信し続けて下さるよう、宜しくお願い申し上げます。

    1. ありがとうございます(≧∇≦)本当に味のあるエリアで、私ももっと知りたいと思っています!こちらこそ今後ともよろしくお願いします!

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