あの「Hong Kong Toile」作者Mariko Jesseさんの展覧会へ

あの「Hong Kong Toile(香港トワール)」と聞いてもピンと来ない方、こちらの写真を見れば、あれだ!と分かっていただけるでしょうか。




そうです、あの点心の蒸籠やスターフェリー、鳥かごなどの香港らしいものが散りばめられつつ、とても洗練されていて素敵なシリーズ。私が最初にこちらを目にしたのは10年以上前。ガイドブックの取材中に目にして、一目惚れ!

普通はこういう柄にするとお土産品ぽさが出るのに、これはまったくならないのはさく並々ならぬ作者の方のセンスの賜物だと思っておりました。

こちらが新しいシリーズ。

ところでこれは誰が描いているんだろう、というのは長年の疑問で、どこかで日本人の方が描いていると聞いた気は確かにしていました。

たまたま数年前に、それがMariko Jesseさんであることが分かりました。お母様が日本人、お父様が英国人。そして英国、日本、香港で暮らして今はサンフランシスコ在住というマリコさん。香港への深い愛情があればこその作品なんだなということがよく分かります。

そして先日! マリコさんの展覧会が香港で開かれたのです。実はちょっとしたきっかけで、インスタグラム上でお互いをフォローしあってお話する仲になることができて、そのことをお知らせいただいてから、これはもう行かねばならぬ!と張り切っておりました。

場所は中環のFringe ClubのFringe Valut Cafe! 彼女の作品は大変人気が高くて、たくさんのファンが訪れていました。




いたいた! マリコさーん♪ とってもお茶目な方なんです。

たくさん動画も撮ったので、一念発起してVlogも作ろうと思っているので、そちらは気長にお待ち下さい♪

ここにはクリスマス特別バージョンで、ゴールドが入ったシリーズも!

イギリスでの作品もありました。とにかくもう素敵!

そして日本で木版画を学んだというマリコさん。またひと味違う版画作品も飾られていました。

版画ならではの素朴さと暖かみがありますよね! お話をうかがうまで、いかに日本の木版画というのが特別なテクニックなのかということを知りませんでした。

さて。この日、大変楽しみにしていたのがこちら。そう、マリコさんが香港や英国に続き、日本を題材にしたトワールを作られていると! そしてそれを見て、これはすごいと感動。ありがちな題材じゃないんです。

相変わらずのエレガントな雰囲気。ん?あのジグザグは?

ゴジラ!!! な、なんと! そしてよく見るとロボットや温泉、富士山にラーメン、新幹線・・・・・・この美的センスとユーモアの融合がたまりません!

とっくりもいいですねー!!

日本でもぜひ販売したいので、ただいま取り扱って下さる事業パートナーを募集中だそうですよ。ご興味ある方、私に連絡してくださったらおつなぎします♪

実は一度飲みに行く機会がありまして、お話していたら、びっくりするほど共通点が多かったりして、とても嬉しくなりました。やっぱり作品がもうとにかく好き!っていうのは何かDNAだか血だか分かりませんがw 流れているものがあるんですね。

また次回お会い出来る日が楽しみです!



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