GQ Japan Onlineに「香港の緑」についてのエッセイを書きました♪

クリスマスはいかがお過ごしでしたか? 毎年恒例なのですが、イギリス脳では今が日本でいうお正月、そしてもうすぐ日本のお正月、そして香港の旧正月と続くこの時期、ずっと今年を振り返ってしみじみしたり、新年の抱負を考えたり、お休み気分で仕事が進まなかったり、という状態が続いてしまうヘンテコな1ヶ月なのです。




そんな時期にふさわしい!? 2019年を振り返るエッセイをGQ Japan Onlineに書く機会をいただきました! いろいろな方が2019年に人生を変えた体験について書いているのです。

お題をいただいてから、何を書こうか迷いまして。せっかくだから香港のことを書きたいし。ということで、何となくずっと頭にあったこのことを書いてみました。

香港で発見した深緑の魅力──香港在住ジャーナリスト、甲斐美也子

私と言えば紫好きで知られているのですが、緑が浸食してるんです、最近。こういう些細なことを書かせてもらえるのってとても嬉しい♪ 住んでいるところの色彩ってやはり心に影響しますよね。

手持ちの写真から緑がらみのものを色々探しました。未使用写真をいくつか。

スターフェリーはたくさんあるのですが、トラムのオリジナルカラー版が最近本当にいなくて。意識していないときには、すっと通るのですが。今回もすこしトラムの通り道で張っていたもののギブアップして、香港トラムウェイからお借りしました。



ペニンシュラの写真だけは、この記事用に撮りました! ちょうどクリスマスイベントがあったので、ビンテージのロールスロイスが出動している日だったのです。そしてサンタさんも、ロールスロイスでやって来たんですよ! 記事内で3台同時にいる写真を使っています。これはなかなかレアなタイミングでした。

記事の最後に、端記茶樓のクレソンの写真を入れました! その唐突さに驚かれた方もいるのでは(笑)。ここで今年買った緑のアイテムをお洒落に撮って入れるのが普通かなと思ったものの、そこは敢えて外して、やっぱり食べものがらみを何か入れたいなと思いまして。

こちらはクレソン畑!

こういう点心を入れても良かったですね。深緑よりこれは翡翠かなと思って止めました。

ちなみに香港に関係ないことで、今年はまっていたのは、音楽ではKing Gnu(米津玄師さんと椎名林檎さんにも遅ればせながら最近はまってます)、漫画&アニメでは進撃の巨人、ハイキューとかなんですよ、わはは! かつては少女漫画派だった私が、なぜか最新話を読むために、別冊少年マガジンと週刊少年ジャンプを電子書籍で発売時間と同時に購入する日が来ようとは。

話を緑に戻します。この中で出ている「某男性誌」とは、5月発売だったメンズクラブなのです。緑は使わなかったけれども、文武廟の赤など使って、素敵なファッションページになりましたよね! 大きな香港特集って準備から取材、執筆で完成するまで、ものすごいエネルギーと時間を費やすので、しんどいのですけど、出来上がったときの感動がやっぱり大きくて。

特集なしに小さい記事をやっているのは、心身共に楽ですけど、やっぱりあのすごいテンションがないのも寂しいなと感じる今日このごろ。私が今年手がけたのは8月の「ミセス」までで、香港が完全に落ち着かないとしばらくないとは思いますが、そういう日が戻りますように。

そしてトム・ディクソンさんにミラノでインタビューした取材の記事もただいま執筆中。「香港ときどきマカオ」から、最近、結構取材で色々な国にいっていまして「香港ときどきあちこち」に変わっております。マカオをはずして「香港ときどき」だけにするとか、ちょっと考えているところです。

などなど、ちょっと近況報告みたいになりましたが、ぜひ緑の記事、ご覧下さい!

 




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