フィガロジャポンのウェブサイトに連載しています「アートを愛でる香港旅」、第3回では、より地元志向の2つの美術館を紹介しました。
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アートを愛でる香港旅
香港愛、文化、アートに触れるふたつの地元美術館。
1つ目は、ビクトリアハーバーの尖沙咀側のプロムナードにあるMOAこと香港芸術館。
もうずいぶん前に立ち寄った時はほとんど印象に残らない場所だったのですが、大幅にリニューアルされて、本当に楽しめる素敵な美術館に大変身していました。
取材のときにちょうど大好きなミロ展が始まって、あーこういう海外巡廻する展示とか、以前は香港であまり見られなかったな~と嬉しくなると同時に、香港に来るからには香港らしさを取り入れたキュレーションをしようという意欲が感じられるのも良かったです。
先日、20代前半の息子と彼女がロンドンから香港に来て、ここに行ってみたら香港や中国の文化をより深くしることができて楽しかったと喜んでいました!
やっぱりこのテーブルの展示は華があります。
↑MOAもデジタル展示には工夫がたっぷり。この展示では、道教文字を手で拾うと漢字に変わっていくようになっています。
2つ目はThe MillsにあるCHAT美術館! 元紡績工場という土地柄と歴史に沿いつつ、レベルの高い国際的な展示もされていて、行くたびに刺激をもらえる場所です。館長が素敵な日本人女性というのもすごくいいですよね! 超大企業の創業の地ですが、いくらでも商業ビルなどにしてお金にすることができるけれども、敢えて香港の文化を讃えるこんな場所を作ったというのが、また素敵なストーリーだし、それが空間にも溢れているなーと感じます。
↓記事でも紹介しているウズベキスタンでかつて流行した結婚準備品だった刺繍。
両美術館とも、とても愛に溢れていてお勧めですよ! 記事をぜひご覧下さい♪