執筆記事が最近いろいろ公開されています。
こちらは連載している「日経ビヨンドヘルス」への新記事です。
香港では当たり前だけれども、日本ではあまり縁が無い「外国人家政婦」について執筆しました。
以下がリンクです↓↓↓
外国人家政婦は高齢者介護の切り札となるか?
この記事を書こうという動機になったのは、最近ハイキングに行くとたくさんの高齢者が、家政婦さんに付き添われて元気に歩いている姿を改めて見てからかもしれません。
下の写真は、香港でおなじみの日曜日、家政婦さんたちの休日風景です。最近寒かったので屋外で過ごすのも大変そうでした。歩道橋など雨風が避けられるところがたまり場になっています。話したり食べたりするほかに、トランプやゲーム、それからカラオケしてる人までいました、笑。
私もつい最近までずっと住み込み家政婦さんをお願いしていたので、せっかくですから、その体験を含めてなるべく生々しく??書いてみました。いろいろと複雑な問題を抱えつつも、香港の家庭にはなくてはならない仕組みだと思います。イギリス、日本、香港で3人の子育てした経験上、これで私の寿命は少し延びたような気がするほど、助かりました。
とはいえ、今は子供も巣立った(はずが、コロナでみんな戻って来てます、汗)ので、小さいところに引っ越して家政婦さんも今はいなくなり、「知らないうちに、大事なものが捨てられてる」「ここに置きたいものが違うところに入っている」などなど、とても些細な日々のストレスがないのが清々しく感じたりもしているのも事実。
ちなみに、いま、子供たちが全員戻って来て、狭いところに5人暮らしになってしまい、改めて何が家事で一番大変かなと思うと、洗濯だったりします。量がすごい(うちはサイズもXXLみたいなのがどっさり)、干すところがないというジレンマ。前はこれを、毎日全部やってもらえてたんだなーと改めて家政婦さんのありがたみが分かったり。都会暮らしになって周りを見回すと、一人暮らしの人も多いですから、通りに一軒以上洗濯屋さんがあるのにも納得が行きます。
まあ香港だと、「家事は奥さんがやるもの」という観念がほとんどないですね。それに男女がどうというのより、人に頼んで当たり前なので、夫婦で分担ではなく、夫婦ともあまりやらないで済むということだったり。
いろいろと国によっての違いはある中、少しでも日本の家庭が楽になるようなアイデアやサービスのヒントになればと思って書きました! ぜひご覧下さい。
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