ミニマリストな美食、Akrameのすっきり清らかフレンチ

湾仔の船街に出来た時から、そのすっきりした外観が賑やかな周囲から逆にとても目立っていたAkrame。興味津々ながらなかなか入る機会がなかったのですが、先日テイスティングをしてきました!

パリの二つ星シェフ、Akrameさんの海外初のお店なのだとか。今年のミシュランでさっそく一つ星をとっていますね。

お隣の栄興小厨とのコントラストが香港らしいというか湾仔らしくていいですねー。

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すっきりしたインテリア! なぜかお客さんの服装もすっきり(笑)

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この日いただいたのは3月8日までの季節のメニューの8コース。

まずはアミューズブッシュ。オリーブとヨーグルトのチップ、パルメザンにちょこっとアンチョビ、アンディーブとイクラ。どれも様々な味覚が喧嘩せずに、ちょっとずつ刺激されて良い感じ。

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私は最近蛎が苦手になってしまったので他のメニューにしたのですが、同席の方が食べていたのが生蛎に粉状になったタラゴンとピスタチオをかけた”PEARL”。うーん、美味しそう!

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私が食べたのはこちら。ふわっふわの帆立貝が、大根の薄切りと帆立貝のタルタルの上に載っていて、イエローワイン(紹興酒かな)のマヨネーズ添え。繊細ですっきり、海の幸を優しく生かしていて、かなり日本の味覚に近いものを感じます。きつい味や強すぎる味が1つもなく、気持ちの良いハーモニーを楽しむ感じ。

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次はとっても面白い、これ。その名も”Surprise”。ボストンロブスターをスープと一緒にこの瓶にまず閉じ込めて、スープの風味をたっぷり吸い込ませます。

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はい、できあがり! ロブスターの下はワサビのピューレと炭焼したキュウリ。散りばめたザクロが宝石のようできれい♪

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なんだか枯山水な感じのするこちらは、たしかヒラメと、その上がターメリックでマリネした大根、ハーブのヨーグルト。バジルシードも添えられています。爽やか~幸せ。

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この辺で程よく出て来たアンガスビーフのサーロイン。半分を炭で黒くしているプレゼンテーションが面白く、お店の雰囲気にぴったり。ソースはメープルシロップを使っていて、添えられているのは、アンティチョークと、鰻の燻製! 面白いですよね。バッチリのコンビネーションでした!

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ここからデザートが、ガンガンでてきます!

中はヘーゼルナッツアイスクリーム、下は梨。ちょっと上に載ってる梨かな、これが苦手でした。アイスクリームはものすごく美味しい!

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写真だと分からないかもなんですが、本当に真っ黒で、とても素敵なプレゼンテーションだったのがこれ。暖かいチョコレートと炭のムース(!)にパッションフルーツのソース! 見た目も味もとっても好み。

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こちらはAkrame風ティラミス! 下にコーヒーゼリーが入っていて、すっきり感があります。

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デザートトリオの後にも、フィナンシェーや、岩塩のチョコなど面白いプチフールが!

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8コースしっかり食べてしまいました(^^;) ランチやディナーで、コース数がいろいろありますが、ランチの3コースは280香港ドルだから、結構お得。8コースは1398香港ドル。

今年から香港に駐在し始めたというシェフは、Akrameさんのレストランで長く働いているというジョン・アーウィンさん。イギリス人なのです!

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だいぶ開けた船街ですが、いまだに裏通りの雰囲気はあるし、しっかりフレンチながら、清らかさが和に通じるこの味は日本人に合いそうですね。堪能!!!

 

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