2012年にある雑誌の香港特集で新オープンのレストランを探していた時に、「おおっ」と目に飛び込んできたのが、紅磡のレジデンシャルなビルに3軒のレストランをオープンさせていたKOダイニング。マカオにいつも取材に行っていたので、ウィンマカオにあった和食の「岡田」はお馴染みでした。
あのウィンや「岡田」の感覚のレストランであれば、食事もインテリアも面白いに違いない、と普段の行動範囲の外ではありましたが行ってみて、特に上海料理店の「玉蕾」に感動。とにかく芸術的なんです。絵画のような~って相当あちこちのレストランで競われていますが、ここのプレゼンテーションのレベルは高い!
そして本場香港にあって、なんと日本人のシェフが率いているというのも驚きでした。海外で修業したわけではなく、その腕を日本で見いだされたそうで、最初はとてもプレッシャーがあったそうですが、香港メディアからも「さすが日本人の繊細さ」と大歓迎を受けていました。
何しろ前菜からして、いきなりこんななんです! ウズラの卵は紹興酒に漬けてあるそうで、味もバラエティに富んでいて面白い。繊細ですよね~
ダイニングエリアはこんな感じ。大胆なインテリアと良い景色!!
個室はそれぞれ花のテーマになっています。こんな照明、どこで見つけるの?というかもう誰が作ってくれるの?という気になります。
私の好きな紫の部屋もありました♪
ベーシックな酢豚1つとっても、丁寧に作られていて本当に美味しい! オープン直後と比べて、先日久しぶりにうかがった時はミシュランも2年連続星が付いていますし、勝手な思い込みかもしれませんが、シェフの自信みたいなものが感じられました。
上海風のお焦げっぽいお料理。
この紹興酒の瓶、欲しいですよねー(@@)
人をお誘いするときも紅磡の中心地からはかなり離れていることから「ちょっと場所が~」と優先順位が低くされてしまうことが多いのですが、行けば必ず満足してもらえるお店です。
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