脇屋友詞シェフをゲストシェフに招いた欣圖軒の豪華コラボディナーへ




日本が誇る創作中華のセレブシェフ脇屋友詞さんと、香港でお馴染みの美味しいインターコンチネンタル香港の欣圖軒の劉耀輝シェフは、大の仲良しなのです。

香港と日本でコラボディナーを頻繁に開催していて、私も2年前に欣圖軒でのディナーに参加させていただきました。

過去記事→脇屋友詞シェフと欣圖軒の劉シェフの華麗なるコラボディナーへ!

さてさて、今回は中秋節の次の日でした。

とても天気が良くて、尖沙咀のインターコンチネンタル香港に到着する頃には、少し変わった夕暮れの風景が楽しめました。噴水に少しかかった光がいとおかし。

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さっそくウェルカムドリンク!生姜、パイナップル、レモングラス、ライムのカクテルです。すっきり爽やか。こうやってダブルボイルドスープみたいに中身を見せるところが広東料理店らしいですね。

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本日の主役、脇屋シェフと劉シェフが登場! 「2年前の時も来たんですよー」などとお話をさせていただきつつ、インターコンチネンタル香港の山口さんや、香港の人気者りえさん、香港経済新聞の木邨さんという、いつも仲良くさせていただいている香港在住女子の皆さんと一緒に記念写真♪

照れくさそうな劉シェフと、ダンディな脇屋シェフの名コンビ、相変わらずです。

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日も暮れてくると、おおお。まだまだ満月が美しく、うっとり。素敵な食卓に、これから始まる宴への期待が高まります♪

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さあ、この日は一品ずつ、脇屋シェフと劉シェフの料理が順番に出てきました。一品目は劉シェフ。左側が、お馴染みの子豚の丸焼きの皮の下に、海老トーストのような海老のすり身があしらわれたもので、初めての組み合わせですが、とても食べやすい! 右側は、タロ芋のコロッケのようなものなので、中身は上海蟹の卵入り♪ 子豚+海老はカリッ+ぷりっ、コロッケはサクサク+まったりで、ダブル食感を満喫。

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この日はすべてカリフォルニアワインのペアリングがありました。こちらはナパバレーの2013 Schramsbergというスパークリングワイン!

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さてさて。次の一品は脇屋シェフ。その面白いプレゼンテーションにおおっと歓声が沸きます。北海道猿仏産干し貝柱〆の帆立、というもので、極寒の地の冷たい水で育った大ぶりの帆立の肉は少し甘くてふんわりとしています。これを揚げあられのようなもので包んで、上にはキャビア、下にはさきいかのようなものが。ふむ!初めての組み合わせ、とても繊細でした。ちなみに左に鎮座している立派な昆布・・・・・・お土産にいただきました! 雑炊とか作るといいですよ~とシェフからのアドバイス♪

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これぞ高級広東!!!という次の一品は、うっとりするほど滑らかなスープに、蟹爪と蟹の卵、そして透明なツバメの巣もたっぷりという贅沢なもの。一口ずつまさに満喫。劉シェフらしい料理です。

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この日、私たちのテーブルには、実はもう1人日本からの特別ゲストがいまして!!また次回お話しますが、楽しく食が進みます。

次は脇屋シェフの「活きオマール海老のブラウンソース」! 日本で食べるけれども香港では逆に見かけない、海老チリソースをぐっとグレードアップしたような濃厚で風味豊かな味わい。カリフォルニアのご夫婦で作っていて、奥様は日本人というワイナリー、フリーマンのピノノワールとぴったりです。

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次はふわふわに仕上がったハタの蒸し煮。陳皮とナツメのよい香りが漂います。劉シェフです!

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またまた面白いプレゼンテーションのお料理が! 香港では珍しい三重県の伊賀牛を、薄い餅と野菜を巻いて極上のクリアスープに浸していただきます。ペアリングはメーロウ。

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実は私、この日はここで家に戻らなければならず・・・・・・この後の美しいリゾットやデザートを食べ損なってしまったのですが(涙)、素晴らしい食材を集めて工夫を凝らして作られたものばかり。決めつけかもしれませんが、内にじっくり込めて作り上げる劉シェフ、華やかさが溢れて匂い立つ脇屋シェフという、お二人の個性がそれぞれ発揮されつつも、バランスが取れた組み合わせに、仲良しコンビならではの息の合ったところがうかがえました。

この豪華絢爛でじっくり味わえるコラボディナー、今月23日までですのでお早めに!ワインのペアリング付きで1888香港ドルです。

 



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