香港発Loveramicsの新作Sancaiのモチーフは唐三彩!

太平山街の近くに小さな店を出していた創業間もない頃からファンだったLoveramics。当時はよく取材もしていたのに、気がつけばしばらく疎遠になっていました。




最近そういえばチェックしていないな~と思っていたところに、ちょうど新作発表のメディアイベントのお誘いメールが。何となくご縁を感じて、久しぶりに銅鑼湾のコンセプトショップへ。

昔は毎週子供を日本語塾に連れてきていたので、この辺でうろうろしていたんだっけと懐かしい思い出が。あれ? Loveramicsの前に何かありますよ。

いるいるいる。唐三彩の馬が。実家にこれがあったので、とても懐かしい

ここで気がつきました! Sancai=唐三彩だったんですね。唐三彩をテーマにしたコレクションってどんなの?

「こんなのだよ!」と馬君も言っています。うわーこれは素敵です。透明感とツヤと温かみが!たまりません。

ミックス&マッチが楽しめるデザイン。白いお皿を釉薬に浸けて色をつけるため、ほんの一部を浸けたり全体を浸けたりで変化がでるし、薬の集まり具合で微妙な濃淡が生まれるのだそう。

素朴さと洗練が混ざり合って、何ともいい感じです!!

ブラスのカトラリーとまたこれが、ぴったりマッチ!

この日案内してくださったグレースさんは夫婦でLoveramicsを創業しています。月の満ち欠けのようにちょっとずつ柄が変わる壁の展示もいいですねー。

ほら、こんな風に!




展示にも使われていたブラスのカトラリーは、オリジナルではなくて、ポルトガルのブランドからセレクトしたもの。見た目だけでなく使い勝手がとてもよく、人気があるそうです。こ、これは欲しい。

ブラスとグリーンの組み合わせ、今の気分なんですね。ちょっとファイヤーキングぽいこのシリーズは、確かフィンランドのデザイナーのもの。この魚のグラスジャー、水を入れたり、花瓶にしたりといろいろな使い方ができてこちらも人気だとか。

しかしやっぱりLovermicsといえば素敵なオリジナルコレクションが出色!

このフレンチの伝統柄にユーモアを加えたA Curious Toileは、上環にお店があった頃からの定番柄。日本人の方がよく買っていくわよーとグレースさん。

そしてこちらのWillow柄は、あちこちのカフェで使われていて、特に3段トレーはあちこちのアフタヌーンティーでお馴染みです。

2つの人気シリーズが並ぶと壮観!

繊細な花鳥風月的Flutter柄。今は色つきのタイプもあるんですね♪

シリーズ名は分からないけれども、最近ソースでお皿にこういう筆模様を描くシェフが多いから、手間が省けるかも(笑)。これに合わせた盛りつけを考えるのが楽しそう。

すっかり私のLoveramics愛が再熱? そう、香港のあちこちのカフェでも使われているので、一度覚えると「あーここもLoveramicsだ」と気がつくようになりますよ。

プロ向けカフェ仕様のシリーズ。発色が本当にきれい!

プロ仕様というのは、たとえば底が丸くなっていることで、きれいな泡ができるようになるとか。そして厚さや重さ、丈夫さなど、あらゆることに配慮して作られています。

最近人気というのがこのシュガー&ミルク入れ。上下で重なって、とってもスマート。

PMQなどでも見たティータオルはセレクト品。香港ならでは!という柄がセンス良く。

やっぱり愛せるLoveramics。実は自宅でも、こちらのすでに廃盤になったシリーズを使っていて、とても丈夫で、食器洗い機だろうが電子レンジだろうがOKで、形も使いやすく、どんな料理でも合わせやすいという良さを実感しています。

ウェッジウッドのデザイナーとコラボしたりしていたのは知っていたけれども、こちらのヘッドデザイナーのサイモンさん、元ウェッジウッドのトップデザイナーだったのだとか! ウェッジウッドラバーとしては、すごく納得しました。

そろそろ家の食器を刷新したいなと思っていたところ。こちらのシリーズで揃えたいけど、迷って迷って決められません! Sancai+ブラスのカトラリーってかなり惹かれています。

ぜひショップで、またはウェブサイトでご覧ください。

※実は来年夏に完成予定(延びに延びています)の大館に、ワークショップもある大きなショップをオープン予定だそうです。それで以前にレパルスベイにあったワークショップ はクローズしたとか(ショップは今もあります)。そちらも楽しみですね!!

改めて、香港発で、かつては香港の一大産業だった陶磁器を今の時代に寄り添わせながら、伝統を受け継ぐという誇るべきブランドなんだなーと愛が深まりました♪

 



 

コメントを残す

Top