現在発売中のフィガロ5月号のP77に、中環のランカイフォンに出来ている新広東料理店Lai Bun Fu(禮賓傅)を紹介しています♪
禮賓傅とは官邸のことだそうで、こちらのシェフは長年、前行政長官のドナルド・ツァン氏のお抱えシェフを勤めていました。
ですから、ツァン家の普段の食事から、海外からの国賓のもてなしなどをすべて担当していたとか。
そんな経歴ですから、本格的で伝統的な広東料理の中に、豪華さと家庭的な雰囲気の両方が含まれているような気がします。そしてツァン夫人が健康志向が強い方だったための気配りも感じられます。
店内はこんな感じでとっても素敵。豪華だけれどもこじんまりとしていて居心地よし。
この日はテイスティングで、いろいろと代表料理をいただきました。ちょっと小出しで。
私の大好きな衣笠茸を使ったヘルシーなベジタリアンの一品。食感のハーモニーが楽しめました。
こちらは名物のチキンを半羽でいただきました。うーん、またすぐ食べたい。カリカリの皮とジューシーなお肉のバランスが最高でした。塩やレモン汁、ベリーソースなども添えられています。
これぞゴージャス家庭料理!? 鮑やロブスター入りの炒飯です!
お店の紹介は、ぜひフィガロ本誌をご覧下さい♪
ということで、先日こちらのグランドオープニングパーティに行ってきました。テーマが「オールド香港」・・・・・・ということで、そういえば香港に来てからチャイナドレスを買っていなかったなーと思い出し、良い機会かなとシャンハイタンで何かと使えそうな黒いシルクのシンプルなドレスを購入。
お店の中は、完全にいつもと違う雰囲気に! このライティングがウォン・カーウォイの映画みたいですね。
あれーあそこにいるのは?
ちゃっかり記念撮影をさせていただきました! 日本でも有名な蔡瀾さんです。なぜか今まで仕事でご一緒する機会がなく、初めてお話しました~。
蔡瀾さんが嬉しそうに食べているのは、その横にある糖葱薄餅という昔ながらのお菓子。今でも元朗の近くでは週末に屋台が出たりするそうです。せっかくだから試さなきゃ。
それをささっと巻いて、
出来上がり! とってもあっさりした、何だか懐かしさのある味。龍髭餅とも味が似てますね。
こんな昔風の食べ物も回っています
ものすごい賑わいの中、セレモニーが始まりました。司会者の方のチャイナドレスが素敵!
こちらがオーナーの一人でファッション業界にお勤めというビビアンさん。この日は大忙しで挨拶できなかったのですが、なんと二日後に全然別の場所でばったり会って、お話しました(世間は狭いシリーズ1)
壇上にシェフのチャン氏と蔡瀾さんが招かれました。やはり元々が行政長官のお抱えシェフですから、とっても人脈が太いレストランなのですね。
いつも店の外に置かれているゴングが鳴らされました。
今日来ているセレブが前に勢揃い!
どんどん招待客が来て、とても盛り上がっていました。あれ? あそこにいるのは!
おおー! 香港スタイルで紹介したばかりのJoeurとLala Curioのチャン姉妹がお友達とやって来ました! いつもきれい! なんとLai Bun Fuのインテリアに一部Lala Curioが協力しているそうです。確かに言われてみれば分かるテイストです。それで、だいたい私の気に入る店は、オーナー同士がお互いに何かしらつながっているんですよね。香港は狭いとはいえ、人の趣味というのは一貫性があるんだなーとしみじみ(そして香港は狭い、は後日続くのです)
なかなか刺激的で楽しい夜になりました。この日のお土産です!!
↓気に入られたらクリックお願いします♪ 香港情報のランキングサイトで、いろいろなサイトが見られます。
にほんブログ村