新ホテル、Mira Moonに感激 Part1

2013年9月にオープンしたMira Moon。写真は何度も見ていたのですが、職業柄きれいに撮られた写真に慣れすぎていたのか、それだけでは強烈には引っかかってこなかったのです。少し先のプロジェクトのために新しいホテルをいろいろ見学する中で、ここも見に行かなくっちゃ♪ とPRの方にお願いして今朝行ってきたところ、予想以上に素敵、というより、完全にツボにはまりました!!

住所は湾仔ですが、かなり銅鑼湾に近いエリアです。外側は控えめで一見ホテルとは分かりません。                  DSC01003一歩中に入った瞬間からテンションが上がりました!

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このシノワズリな感じ、チャイニーズとヨーロピアンの混ざったバランスというのは、香港が持つ魅力そのものだし、もろに私の好みなんですね! そしてもうびっくり仰天するぐらい、隅々までこだわってデザインされています。

↓左は月をイメージした照明、右はモザイク・・・・・・。美しい!

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見ただけで美しいのに、PRさんから説明を受けてますますそのこだわりぶりに驚かされました。そのこだわりを理解するには、デザインのテーマとなったストーリーを知っておかないといけません。

それはかつて10個の太陽による灼熱地獄に苦しんでいた人類を救うために、9つを射おとして英雄となった后羿(ホウイ)とその妻・嫦娥(チャング)の物語―中国の神話であり、中秋節の起源と言われています。偉業の褒美として后羿に与えられた不老不死の薬を、つい出来心で飲んでしまった嫦娥は、月に飛んでいってしまい、地球に戻ることができなくなり、后羿と二度と会えなくなってしまいました。そこで彼女を慰めようと玉兎が月に飛んでいき、愛する妻を失った后羿は自暴自棄になって破滅する・・・・・・というのがオリジナルの物語。

しかしミラムーンでは、月に飛んでいった嫦娥が、后羿をなぐさめるために玉兎を地球に送り、親友になった后羿と玉兎が湾仔に塔を建てて楽しく暮らし、それを女神になった嫦娥が月から優しく見守っている、というストーリーにアレンジ。月と兎と恋人たちというのがミラムーンのモチーフになっているのです。

その凝り方には驚かされるばかりで、先ほどの照明の中には、なんと月が入っていて、本当の月面を模していたり、玉兎が載っていたりするんですよ、ほら↓

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そして、実際の月の満ち欠けや動きに合わせて、少しずつこの月も上下していて、満月の時には全体が見えるようになるんだとか(@@)す、すごい!

まだ入って3m位しか動いていないのに、こんなにひっかかっちゃってどうしましょう(笑)
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スタッフの制服が素敵。これも単に素敵なだけでは終わらない、凝りに凝ったディテールがあるのです! これはまた長編になりそうな予感(^^;)・・・・・・ということでPart2に続きます♪







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