今日は取材で、ある有名な老舗の料理店の厨房に入れていただきました。
有名レストランの厨房には何度か入ったことがありますが、なんと今日のお店は、滅多にシェフ以外を厨房には入れないということで、その会社の人さえ今日が初めてという貴重な機会だったとか。
ということで、写真はやはり遠慮しておきました。
驚いたのが、とにかく暑いこと! 扇風機というか換気扇はありますが、焼き物がメインのお店で、さらに5箇所ぐらいものすごい火力の炎が出るグリルがあって、エアコンで焼いている肉が冷えるとよくないということで、ほとんどサウナ状態! たちまち汗だくだくになっていました。
近頃の若いシェフは、もっと楽なキッチンの店に行きたがって、なかなかこういうところでは働きに来たがらないのよ~とのこと。
がんがん燃え盛るグリル。スパスパと骨を切る包丁。ぶ厚いまな板。自宅でいくら同じ調理をしようとしても同じになるわけがない、としみじみ実感しました。
暑い中で毎日こうやって一生懸命作ってくれているんだなーと思うと、有り難さが増しますね。
中環にある焼き物が有名な店といえば、まあ分かりますよね。これからはあのビルを見る度に、頑張っているシェフたちを思い出すでしょう。
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