以前に誕生日ランチをしてもらったICCの田舎家で、3カ月前に招聘したベテラン日本人シェフ、野澤政義さんによる、会席のコースがはじまりますということで、先日試食をしてきました！
さすがICCの101階!! もう真横がさりげなくこんな景色です。最近昼はどんよりしているけれども、夜はスッキリと夜景が見えることが多いですね！ いつ見ても、いくら見ても、飽きない景色です。
さーいよいよ会席が始まりました！ 1品目は抹茶豆腐。お茶席で使う品質の高い抹茶を使った胡麻豆腐。ウニにオクラ、百合根、山椒が載って、飲み干したくなるような割醤油。美味しくないわけがありません！ 器も涼しげで素敵。
2品目は、前菜の盛り合わせ。ホタルイカのしぐれ煮にまず手が行きました！ バラエティ豊かで、姫さざえ磯煮、桜の形にした長いも、鰻の有馬煮などなど。一つずつ、異なる食感と風味を満喫いたしました。幸せ。
次は海鮮土瓶蒸し。スープはもちろんのこと、中の海鮮もまだまだ味がたっぷり残っていて、海老、帆立貝などどれも良い物ばかりなのが分かります。
てんこ盛りのいくらとウニのお寿司！！ 海鮮は築地と北海道から取り寄せているそうで、とても新鮮。他の香港人の記者さんたちと比べて、私の食べるスピードが異常に早いことに気付きました（ガツガツ）。幼い頃から食べ慣れたものは、消化が早いのでしょうか(^^；)
刺身盛り合わせ。一番左が初めて食べた気がする「のれそれ」。ところてんのような、つるんとした食感に、なんともいい風味で、とても気に入りました。
穴子と野菜の炊き合わせ。菜の花や筍と木の芽の香りに幸せを感じます。ムニムニとした食感で爽やかな香りもする緑の蓬麩がとても美味しくて楽しいバラエティ。和食ってやっぱり素晴らしい～。
びっくりするほど巨大な伊勢海老？ロブスター？の山吹焼（これは懐石コースには入っていないアラカルトだそう）。卵の黄身をまぶしたこの味、広東料理と似ていますね。私は黄身が付いていなく海老の味が分かりやすい方が好きですが、華やぎをもたらす一品ではあります。菱餅のような山芋も可愛らしい。
蟹爪の湯葉揚げ。ものすごく新鮮な蟹爪で、前に座っていた新聞記者さんと「美味しい～」と叫び合いましたw。なんと下に敷いてある網も、海老のすり身で出来ているんですよ。南瓜もサンドイッチのように、中に魚のすり身が挟まれています。
ここまで完食街道まっしぐら（笑）うどんも、もちろんツルツルで美味しゅうございました。
最後にデザート盛り合わせ。メロンがとってもジューシーで甘かった♪
春をイメージしたこのコース、日本では春と言えば、たらの芽、ふきのとう、こごみなどの山菜ですが、香港では馴染みのないものなので、日本人も香港人も楽しく食べられる日本の食材を使ったメニューにしたそうです。
こちらのコースは一人980香港ドル（ロブスターは含まれません）。3日前までに予約が必要です。
「おまかせ会席は、寿司、鉄板、和食など田舎家の料理を同時に食べられてお勧めですよ」と野澤シェフ。大満足のディナータイムでした＼(^o^)／
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どれもとてもおいしそうですね！