Liang Yi Museumの”Great Minds Think Alike”に行ってきました

昨年夏に取材を通して何度かうかがったLiang Yi Museum。→フィガロのブログはこちら

PRとキュレーターをしている友だちとランチしようと言いつつ、流れに流れ、今年の2月から始まった新展示もまだ見ていないうちに、もうすぐ終わってしまうし・・・・・・と気になっていたところ、「今の展示、まだみていないでしょ! 今のうちに見においで!」というタイムリーなお誘いが!

8月半ばに終了予定の展示は題して「Great Minds Think Alike」。主に18世紀の中国とフランスの骨董家具を対にして、比較を楽しみながら見られるという面白い内容なのです。東西融合のメッカ、香港にふさわしいテーマ!

現代のようにインターネットで何でも調べられる時代であれば、お互いに影響し合って当然ですが、何しろ往来するだけで1年以上かかるという当時でも、不思議なほど似通った様式がうかがえるのです!!

どんどん見ていきましょう! シノワズリではないはずなのに、なんとなくそんな風にも見える左側のフランスのキャビネット。

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ちょっとした花の装飾が不思議なほど似ていたり。

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1つのコーナーに比較しやすく置かれています。いつもながらこの十分な空間でそれぞれの特徴がはっきり見えやすいところが好きです。

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ミニマリストな明の家具もフランス風は少しデコラティブ、でも素敵!

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こちらは東西のゲームテーブル! 貴族のすることはどこも一緒なんですね(笑)フランスの方の椅子の背もたれは、肘掛けにもなっているのです。

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フォーポスターの素敵なベッドたち!

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とても印象的なのがこのライトたち。共通の美意識なのか、影響されているのか。

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工夫を凝らしたこんな展示。1つ1つじっくり照らし合わせて、選び抜いて、決めたのだそう。大変そうだけれども、これだ!という組み合わせや展示方法を見いだした時は最高の気分でしょうね。

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奥のスペースに、中国式とフランス式の2つの部屋ができていました!ミニマリストでシンプルな中国式も素敵!

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ゴージャスなフランス側。どうしてもこちらは装飾的で華やかなので、差がつかないか心配だったそうですが、両方とも違った魅力でいいバランスですよね!

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この犬は18世紀の・・・・・・ではありませんね(笑)

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こういう景色も、何だかたまらなくいい感じ♪

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しかしこのフランス側になんだかたまらない既視感がある・・・・・・と思ったら、やっぱりそうでした。

以前にヘリテージで偶然見かけたフランスの骨董時計の展示をしていた骨董商が、すべてフランス側の品々を今回提供しているのだそうです! この美術館に置かれている方がずっと素敵に見えます!

そのときの記事は→こちら

駆け足で見て歩きましたが、大満足! 次回の展示はちゃんと記事を書けるように早くうかがわなくちゃ♪

こちらは予約制でガイドツアー付きというスタイルなので、どうぞお早めに!! 詳しくはウェブサイトへ → Liang Yi Museum

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