フードライター@香港の贅沢な悩み!?

香港に来て9年が過ぎ、ライターの仕事も楽しくやっています。

香港で食べ物をメインにしたライターをしていると、大きな香港特集なんていうと、1日5軒取材&試食を2週間、3週間ぶっ続けなんてこともありますし、そうでなくても気がつくと1日にランチを4回食べてたなんてこともざら。しかもロブスターと蟹ばっかり食べてたり、とろとろに脂ののったA1の和牛だなんて延々と続きます(←はい、贅沢です!)

最初にこれを2週間やったときは、なんと終了時に6キロ太ってたんですよ! で、最近はそういう時には夜ご飯は食べないことにしたら、体重はそれほど増えなくなりました。

ここで本題です!!! 何が私のもっぱらの贅沢な悩みかというと!

幸いに骨格的にあんまり体全体には肉が付かないかわりに、飽食すると見事に下っ腹が出るタイプなんですね。体がまあ普通にそこそこ痩せていて下っ腹が出ている人がMTRに乗ると何が起こると思いますか?

席を譲られてしまうんです!!

最初、優しそうなお兄さんが「ここにどうぞ」って席を譲ってくれようとしている時、何が起きているのか理解するまで「え? 何で? 別にいいよ、譲らなくて」って戸惑っていると、思い切り「いいんだよ、言わなくても分かってるんだからね、大事にしなくちゃ」みたいな表情で、なおも「まー座れ、座れ」とやってくるわけです。

ここで「あ、この下っ腹のせいか!!」と理解して、ここで「いえ、違うんです、単なる食べ過ぎで、入っているのはロブスターと和牛と蟹」とか言うのも恥ずかしいから、とにかくありがたく座らせていただくことに。

お兄さんは「一日一善、徳を積んだぜ」って満足そうだし、何だか申し訳ないやら恥ずかしいやら。ただ、お兄さんに気まずい思いをさせてしまって「妊婦に見えて違うかもしれないから、次からは譲るのを止めよう」なんてことになったら、責任感じちゃいますよね(笑、何だか誰にどう気を遣ってるのか分からなくなる)。

まあ日本で初期の妊婦さんが席を譲ってもらえなくて大変って聞くので、まったくありがたいことではあるのですが(すいません、善意を無駄に使わせて)。

最近は「今日のこの食べっぷりで、この服(下っ腹が目立ちやすいデザイン)で、今からMTRに乗るぞ」というときは、自分で「さあ来るぞ」って分かるんです。乗り込んで席がないからここで立とうと止まった瞬間に、座っている人たちの視線が私の下っ腹に一斉に集まるんですよ!!! 思わずぐぐっと腹筋を引き締めて、乗っている間、引っ込ませていたりして(^^;)情けない~

友だちにこの話をしたら「いいじゃない、妊婦に間違われる年齢に見えるってことよ、それは」と慰められました(高齢出産だから、これはますます譲らなきゃって思われてるのかもしれない!?)

香港も過ごしやすい季節になったから、エクササイズをちゃんとするようにします、はい・・・・・・。それともジュースダイエット?って無理かなーやっぱりw

とにかく香港の人はわりとさっさっと席を譲る傾向があります。とってもいいですよね!!!譲られて怒るような人もいないから、譲るのも気が楽です。

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