いよいよ旧正月が迫ってきて、香港の街はすっかりおめでたいムードに包まれています。
そろそろ仕事のアポも「旧正月の後でね」が合い言葉。
そんな中、Sevvaでお馴染みのケーキの女王ボニー・ゴクソンさんのケーキショップ、Ms B’s Cakeryに麗し~い旧正月のケーキがあるよとお誘いを受けて、久々にプリンスビルのショップへ行ってきました。
梅の花も飾られて、すっかり旧正月仕様ですね!ワクワク。
旧正月前になると、今年の干支の動物グッズが巷に溢れるわけですが。年によっては可愛くするのにデザイナーが苦心しているのが見て分かったりするものの(我が蛇年なんて大変です)。今年は犬! もう何がどうやっても可愛くなりますね。
おめでたくて可愛いくて美味しいものたちがいろいろある中、詰め合わせたら最高の贈り物になります。
などなど、目当てのケーキを見る前に、ついはしゃいでしまいました。
ではいよいよ本日の主役、旧正月ケーキです。
福の字が美しくあしらわれたこちらは「Grace」。飾られている花は、これだけ繊細でありながら、すべて砂糖菓子なのです。中身はチョコレートふファッジケーキのナッテラバタークリーム添え、ビーツのレッドベルベットのキャラメルバタークリーム添え、バニラバターケーキのイチゴソースとバタークリーム添えの3種類から選べます。お値段は1200香港ドルと張りますが、この迫力と存在感。箱を開けたときの歓声が聞こえてきそう。
コサージュにしたいような美しさ。
ボニーさんのケーキがすごいところは。見た目だけでなくて、とても美味しいということなのです。カラフルなので人工的に思われるかもしれませんが、すべて天然の色素を使って、人工着色料は不使用で、甘さもかなり控えめ。イチゴのケーキを試食したところ、イチゴの風味が瑞々しくて、目の覚めるような美味しさでした。
そしてもう一つの主役が、この「The Dowager」。なぜか「未亡人」って名前なんですね! 白黒の市松模様のケーキがこちらのシグネチャーで、これはそのめでたいバージョン。ビーツのレッドベルベットをやはり使っています。そして見てください、サイドの美しい梅の花。全部食べられます、そしてそれがしかも甘すぎなくて美味しいという。
俯瞰図(笑)。美しい人はどこから見ても美しい。こちらは1050HKD。
この二つのケーキは、3/2までの取り扱いで、受け取りの2日前にオーダーとのこと。豪華な花束よりさらに上を行く、ゴージャスな贈り物!
明日はバレンタインデーということで、残念ながらもう発売は終了してしまったものの、あまりに可愛いので写真を見せてしまいたい、このPuppy Love。干支にもなってますね。
ずっと飾っておきたくなるようなケーキたちがぞろぞろと。
もう少しお手軽に、でも華やかに、美味しく旧正月のケーキを・・・・・・という方にぴったりなのが、こちらのプチサイズ。でもしっかりおめでたいデザインなのです。ビーツやチョコレートもしっとりして美味しいけど、やっぱりイチゴのショートケーキの美味しさが出色です。
ちなみに、こちらのカウンターにはiPadがいくつか置いてあります。商品の種類が多すぎてお店に飾りきれないので、iPadのカタログで探して注文ができるそう。
しばし華やいだ気分に包まれました。伝統的な旧正月のケーキ?と言えば年糕ですが、斬新な贈り物として喜ばれそうですね! 香港ならではの商品です。
もういくつ寝ると旧正月♪ ということで、寒い日が続きますが皆さんご自愛くださいませm(__)m