祝開店10年! 208 Duecento Ottoでイタリアの粋を満喫♪

香港ではコロナの状況はかなり良くなった、と言って良いのかどうか(新規感染者は一桁が続いていますが、変異型が一人見つかったマンション400戸丸ごと隔離なんてこともやられています・・・・・・)迷う状況ではありますが、飲食店の規制は徐々に緩んで来ています。




旅に出られない今、食って旅気分を味わえるいちばん手っ取り早い分野かもしれません。

今日は香港でイタリアへの旅へ!

ハリウッドロードの上環よりにある208 Duecento Ottoが今年開店10年目。飲食店の栄枯盛衰が激しい香港で、この数字は輝かしい記録です。

実は私にとっても、香港に来た当初は子供が小さかったから、まともにレストランに行ったりするようになるまで何年かあって、本当に初期の初期にお気に入りになった思い出あるレストランなのです。

このブログにも始めたばかりの2014年と2017年に掲載していました。
2014年:香港で美味しいイタリアンピザと言えば・・・・・・208 duecento otto
2017年:208 Duecento Ottoで焼きたてピザ&イタリアンなファミリーディナー

先日、208が10年目を記念していろいろとアップデートされたということで、試食に呼んでいただきました!

まず確認したことは、私の愛する壁のアズレージョは残っているか?ということ。

はい、そのままばっちりありました! ご安心ください(笑)。

イタリアンなアペロールが目に鮮やかなカクテルから、ディナーが始まりました。

今回のアップデートで、インテリアなどについてはほんの少し調整程度。主な内容は料理。イタリアから素晴らしい食材を届けてくれる供給業者を採用したということで、それが料理に如実に現れていました。

今回の試食では「やっぱりピザの印象が強いから、それは敢えて出さずに、一品料理をたくさん見せたい」とのこと! 過去の記事を見ても、やっぱりここに来たらピザにパスタというイメージだったから、これは大きな変化かも。




瑞々しさが伝わりますか? Italian Red Prawn。この真っ赤な海老はやっぱりシシリー産。Mazara Red Prawnという種類で、深海にしか住まないので養殖が出来ず、海鮮類で問題になりがちな有害物質から無縁ということで認証されているとか。手作りのブッラータチーズと組み合わせたら・・・・・・。美味しいに決まっていますね!

こちらは毎週イタリアから届くというモッツァレラチーズに、トリュフとアンチョビを加えてパン粉で揚げたという代物。ほくほくと幸せになる組み合わせに、さらにトリュフ入りカリフラワーピューレを合わせて。カリフラワーって地味なのに、いろいろと活躍できる優秀な野菜ですね。

このとろけてるチーズがたまりませんね! 香港で、最近なんでもかんでもトリュフが入っている状況には食傷気味でしたが、これはさすがの王道で完璧な組み合わせ!

アンガスビーフとオージービーフの合い挽き肉をつかったコロコロとしたミニミートボールのパスタも、マスカルポーネチーズがたっぷりはいったラビオリも、さりげないけど心に染みる美味しさ。

リブアイステーキは、オージーのブランドビーフMayuraが使われています。これはアンガスビーフと和牛を掛け合わせたものなんだとか。霜降りより赤身の肉感が好きな私としては、ほどよいバランスでした!

ピザ皮に包んで、トマト、ケーパー、ニンニクやさまざまなハーブと一緒に蒸し焼きにした鱈は、香り豊かで、火の通り具合もばっちり。

皮を取り除くと、ほら!完璧な仕上がりの魚が。




ジョークをたっぷり交えて活気あるテーブルを作ってくれる支配人のジャンマルコさんは、この店の顔ですね。イタリアンワインのお勧めを持ってきてくれました。

デザートはテーブルの上でデコレーションしてくれるスタイルで!

完成形がこちらです! 場を盛り上げるスタイルですね。

208を訪ねる皆さん、次回はピザ以外のこんな料理、いろいろあるのでぜひ試してみてくださいね♪

 
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