香港で「書籍の自炊」してみました♪②感想編

前編にてすっかり自炊ができる態勢を整えて、断捨離のつもりでせっせと本のスキャン中。とはいえ、まだ30冊そこらしか終わってないし、今のところ文庫本をひたすら自炊して、作業に慣れている段階。やってみると、やる前思っていたのとは違う、意外な展開がありました。

とにかく思ったのは「完璧にやろうと思うときりがない&手間はかなりかかる」ということ。一冊一冊、手塩にかけて手作業で扱うという感覚があります(夫には、ほんとよくやるよ、と呆れられている・・・・・・物好き向けであって、万人向けではないことは確か)。

かなり重なり検知の精度が高いScansnapですが、たま~に力技でページが一部折れたままエラーにならずにスキャンされてしまったりすることもあるし、自分のスキャンするときのミスで、原本を捨ててしまってから、1ページでも抜けたり読めないことに気づいたら悲惨です。ということで、結局ページ抜けがないかPDFを通してチェックしたりしているので、安心して原本を捨てられるまでの時間が思った以上に長いんです。省スペースの実感が湧くようになるまで、かなりかかりそう。

やる前は「読了していて、すごく好きではないが、まあ処分するほどでもない、まあまあな本を減らしたい」と意気込んでいたものの、何冊か終わってから本棚を眺めると「そんな本には、これだけの手間をかける価値がない、処分しちゃえ(といいつつ、古本屋に持って行くのが大変だから、結局袋の中)」と取捨選択が前よりしやすくなったのは、捨てられない女には思わぬ収穫でした。

また、思った以上に「今読んでいる本、これから読みたい本」を自炊したくなりました。これはリーダー用に買ったiPad miniがとても持ちやすく常に携帯するようになったので、読みたい本/読み返したい本は全部入れておきたくなったため。書籍自体に愛着があると、自炊用と保存用に2冊欲しくなるというのは本当でしたね。しかし新品の本はページがしっかりし過ぎていて、スキャンでよくひっかかってしまうのが難点。読み込んだ本の方がすいすいとエラーなくスキャンできます。カバーがなくなっていた本だと、ネットで探したカバーの写真を入れて甦らせるのも妙に嬉しかったりして。

下の写真は、お試しに自炊してみて電子化された本の数々。主に積ん読本(いつか読もうと積んどいた本)。「i文庫HD」という有料アプリとDropboxを組み合わせて、iPad miniに本棚構築中。なかなか使いやすいです♪2013-03-11 11.17.04

 

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