粵東磁廠と手持ちの食器のご縁




昨日はとっても有名な食器店に行ってきました。工業ビルの中にあって、有名ホテルやブランドのための食器を作っている粵東磁廠です。日本の雑誌などに多数紹介されています。1928年創業で、いまの立地に来てから30年以上経っているとか。

最近は工業ビルの中のお店が増えたので当たり前になってきましたが、最初に入る時は緊張しますよねーでもお得感ありそうな雰囲気に満ちていて燃えるという側面もw

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ここのお店で一番有名なのは、何と言っても以前ペニンシュラの客室に置かれていた茶器。いまはデザインが変わってしまってこちらの食器は使われていないそうなのですが、改装前に旧館であの茶器セットを見た時は、これいい~♪と思ったものです! ホテル仕様でとても丈夫そうだし、手描きの柄はとてもきれいだし(香港は雑なのも多いので)、日常遣いにすごく良さそう。

価格は~とても丁寧な手描きにしてはやっぱり安いですよね~カードが使えないから現金たくさんとショッピングトローリー持って来て、ディナーセットを揃えたい・・・・・・

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ものすごーーくたくさんの食器がところ狭しと置いてあって、うっかりぶつかったらガチャガチャガチャーーーーン!!と行きそうで、ものすごい緊張感(絶えられなくなって暴れたくなるほどw)です。醤油皿やレンゲなんかはお土産に良さそう。ものにも寄りますが20HKDくらいでしょうか。

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いろいろなレストランの食器などもオーダーで作っているので、その残りものっぽいものがぽつんとあったりして面白いです。上の写真の中にある大きな花瓶、近所で閉店になった食器屋の投げ売りで買ったのと同じだ!!

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この笹の柄のマグカップセットもいいなー。

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アフタヌーンティー用の二段トレイが300HK$でした。これは何かしら買いたいな。

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今日は見るだけ~と思いつつ、つい大量生産セクションじゃないところで見つけて買ってしまったのがこの茶蓋。昔の柄のレプリカで15年ほど前のもの。300HK$でした。

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そして、ちょっと後日談(同じ日ですけど)が。この後、骨董陶磁器の専門家の方に会う機会があり、今日、粵東に行ったんだよーと話して、お知りあいとのことで、買ったお椀を見せたら、「これは古い柄のレプリカで15年ぐらいのもので、200~300HKDぐらいだったでしょ」と言われてその通り!(300だったから、ちょっと悔しいw)。

元の古い柄というのは、その方の持っているこういうのだとか。さ、さすが非売品の本物は違う!でも確かに似ています。

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すると、香港やマカオでよく見かけて、つい見ると買ってしまう典型的な柄のいくつかは、粵東の先代や先々代が考えたものなのだとか。例えばこれ。

私がこの前マカオで買ったミニ壺(安物です♪)

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本物はこれ!(ご、ご立派!)廣彩と言うのですね-。

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そして、これもマカオで10HKDぐらいで買ったお皿。あちこちで見かける華やかな柄です。たくさん似た柄を粵東の中でも見かけます。

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これも粵東の先代が作った柄なのだとか! って私の持っているのは安物ばかりですけど、何となく歴史とつながりができたような気になって嬉しくなりました♪ そういうことを教えていただくと面白さが増しますね~。次回行くのが楽しみです♪

※しっかりFacebookにページがありました→粵東磁廠




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