美食の夢、続きは東京のSÉZANNEで・・・ Part 2

久しぶりに食べたダニエルの料理。それはもう、凄まじくグレードが上がっていました! Part 1はこちら→ http://hk-tokidoki.com/sezanne1/

 

何しろちらりと見えるキッチンは、以前のBelonの店全体より広いのではという規模! たくさんの優秀なスタッフも揃って、日本中の素晴らしい食材を使って、ダニエルが本当に楽しく料理をしているのが一口ずつからも伝わって来ます。




次々のやってくるメインはもう圧巻の一言。

ぼたん海老が良い感じに柔らかくフレッシュさを残したままポーチされていて、上には刻んだピクルスが。その酸っぱみと海老のふわっとした甘さが良い感じのハーモニーに!

ズッキーニの花も美味しいアクセントでした!

そして見事なチキン! 香港でのチキンも最高だったけど、またこれは新たな創造でした。

そして香港にいたシェフらしさがあって嬉しくなった「酔っ払い鶏」なんですよ、これが。

先ほどのチキンがこのようになって出てきます。酔っ払い鶏は元々大好物な上に。思わぬゴージャスなフレンチバージョンになっていて、嬉しい喜び。ブランデーみたいなカラメルみたいなコンソメソースが最高の引き立て役でした。

これはなんと! コシヒカリのリゾットなんですよ。チャイブや葛、出汁が効いていて、アスパラは柔らかく茹でられていて、中にはお米があるわけなんですが、それがちょっとぬちゃっとした何とも言えない食感で、自分の歯で潰しながら食べると、またそこから風味が味わえるような。




個性の強い料理にぴったりな、熟成弱めなプーアール! 独特の青みというのか味があって、自分で淹れるの難しいタイプなので、プロに淹れてもらえると本当に美味しい。

次の麗しい方はトリガイ! 蒸籠で蒸したネギや、繊細に刻んだイベリコハム、その脂身、フレンチイエローワインなどなど、シンプルな食材を使いつつ、とても複雑で面白い。少し堅めの食感になっていて、細切りでパワーが倍増しているやつです。

こちらは、これぞメイン!の主役の登場。北海道のハンターと契約して持ってきてもらうベニソンなのです。これがもうふわっふわの最高の食感になっていて。低温調理してしばらく置くことで実現するテクスチャーなのだとか。臭みは一切なく、すっきり洗練されていますが、味は濃厚で、添えられた春菊かな、またこれがとっても良い組み合わせでした。

永遠に食べ続けていたいような幸せな食事時間も終わりに近づいてきました。

デザートも相変わらず素晴らしい! これは宮崎マンゴーにライムゼスト+シャンティクリームを載せて。実はすごいネタバレがあるので詳しく説明はしませんが、見事な切り技の真骨頂な秘密があるんです♪

バナナクリームとカラメライズしたシューが最高なデザートもやって参りました!

1人分はこちらです(笑)。よく考えられてデザインされているなーと感心!

ラベンダーのマドレーヌ、ちょっとしたプレゼンテーションでラベンダーの花が置かれた時には「粋だなあ~」とうっとりしました。

ああー幸せ過ぎた東京でのランチ! 最後に少しだけダニエルとも話せました♪

また絶対来るからね!!

優しくて暖かみのある色味や自然素材を重ねたアンドレのデザインする空間は、華やぐけど落ち着くんですよねー♪

久々に好き勝手な食レポ、やっぱこれですね!!(笑)

ではでは月300円のサブスクなのですが、良かったらArtistspokenもよろしくお願いします♪




 

 

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