銅鑼湾の中でもかなり外れた位置にあるこの広東料理店。普通は目にも止まらない店かも知れませんが、私の場合は長年子どもを連れて行っていた日本語の塾の帰り道に、毎週タクシーで前を通るのでお馴染みの店ではありました(本日、初めて徒歩で向かったら、思い切り道に迷いました、笑)。
そして以前に、香港で大富豪のご自宅訪問の取材の後、大富豪の行きつけというこのお店で飲茶をご一緒できたのに、その日は家に帰らなければならなかった思い出が。
決して派手な店ではありませんが、そんな方達が密かに車で乗り付ける隠れ名店なのです。
今日は、先日からファインアートアジア、インクアジアなどの芸術展の取材でお世話になった事務局の皆さんから飲茶に誘われました♪ こういうの、嬉しいですね。
これがお店の外観。あーあれか!と思う方も多いのでは? しかしこのドアは使われていなくて(改装中でしょうか?)、お店の方が外で立っていて、「こっちこっち」とビル内のエレベーターへ。
今日お会いする方達は完全に常連なので、もうおまかせ! 油菜は芥蘭でした。ほどよく火が通っていて、もう何も文句のないフレッシュな歯応えもありつつ、食べやすい柔らかさもある、絶妙なバランスです。
こちらは豆腐の豆鼓炒めだったかな? 豆腐がちょっと歯応えのある良い感じの食感に仕上がっていて、こりゃ美味い。中に和えてある小さな緑の豆もいいですねー。センスよろしい。
初めて食べたとても面白くて美味しい料理。ヒヨコ豆ではありません。コーンの粒に黄身をまぶして揚げてあるんです。黄身をまぶした食べ物って広東料理では海老の料理がお馴染みで、ちょっとくどくなったりするのに、これはコーンの甘味とうまく溶け合って、一瞬「あれ?これ何だ?へー、コーンなんだ」となる不思議な美味しさ! 子どももとっても好きな味でしょう。
こちらは風味豊かで香ばしい揚げ餅系の一品!
籠入り点心三人組み。左の蝦餃はぷりんぷりん、真ん中の水晶皮の蒸し野菜餃子は、皮が薄くてもちもちしてすごく良い、右はみんな大好き小籠包!!
アート関係者のお気に入りのお店だけあってか、なんて繊細に作られた小籠包。うっとり。
この鶏の唐揚げっぽいのも胡椒が効いて良い感じ!
これはやや照り焼きっぽい手羽先ですよね、もー美味しくていくらでも食べられる味。こういうのはもう、広東だろうが和食だろうが洋食だろうが、普遍的な美味しさですね。
そしてそして。絶品のスープ! ちょっと酸辛湯っぽい味わいです。豆乳味なのかな? ふわっふわのシーバスやら、キクラゲやら。そしてミョウガのような風味の野菜や、搾菜のような味まで、少しずつ入っていて、どれもほどよいアクセント、でも全体にとても上品で、違う味同士が喧嘩しないさりげない組み合わせ。
そして中には、このところてんのようなヌードルが! いやはやーーーこれがスープをしっかり吸い込んで、美味しいのなんのって。満点。
デザート1つめはピーナッツ餅。完璧。
そして甜湯は珍しい白胡麻のスープ。まろやかで、黒胡麻よりもさらに優しい味わい。
やだもう。素晴らしくバランスが取れて美味しいランチでした。
香港のアート界発展のために身を粉にして頑張るスザンナは旦那さまのアンディさんと二人三脚でファインアートアジアを支える大黒柱。そして働き者の優しいスタッフのケネスとエステル。
これからも応援してます♪
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日本在住ですが香港へ行くときは楽しく拝見しております。来月旧正月にも関わらず2/4-2/7で行きます。名厨レストラン、ぜひ行ってみたいのですが、コーズウェイベイの5Moreton Terrace、百冨中心park avenue towerのビル内地下でしょうか。googlemapは周辺工事中でお店の写真にたどり着けませんでした。
久しぶりのマカオにも1泊します。リトラルの記事も拝見し、是非伺いたいお店の一つです。
ありがとうございます! 分かりにくい場所ですよね。私はこの香港のぐるなび的サイトのこれでお店の位置の地図を見ながら行きました。しかも外のドアは開いていなくて、エレベーターで上の階に行って入るという分かりにくさなんです!リトラルも美味しくて大好きです!楽しい滞在になりますように!
Ming
URL: http://s.openrice.com/QrKS0Whi100
Address: Causeway Bay,G/F & 1/F, Park Avenue Tower, 5 Moreton Terrace
Tel: 2870 1102