「メンズクラブ」7月号香港特集、発売開始されました♪

久しぶりの大きな香港特集、そして珍しく男性ファッション誌ということで、さっそく香港好きな皆さんにも話題になっている「Men’s Club」7月号。これは見ないと損ですよ!




私は香港での撮影コーディネイト(日本で撮影されたページもあるので、数えたら香港で撮影したのは47ページでした)と、10Pの執筆を担当しました。

今回もまた短期間で、まー皆さんと一緒に朝から晩まで走り回ってがんばりました。そして結果が素敵に仕上がると、またそれが快感になってしまうんですよねー。雑誌の仕事は楽じゃないけれども、やっぱり楽しい! 何もかも全部一人でやる、お一人様仕事も多い昨今、チームで動く楽しさも思い出しました。

まずは上環の西港城前で撮影したこの表紙!

香港ロケに来て下さった人気モデルの櫻井貴史さんとSHOGOさん、何とお二人ともモデルとして駆けだしだった頃に香港在住だったのだそう! あちこち移動していると「あれ、ここは?」「ああ!ここに俺住んでた!」とかの連続で、いろいろと懐かしんで下さっているのがとても良い感じでした。もちろんプロフェッショナルなお二人ですから、そうでなくても良い雰囲気は出るのですが、やっぱり香港と他人じゃない感ってにじみ出ているんじゃないかと?

そしてもちろん、後ろに並ぶ2台のトラムも、いろいろなデザインが来ますから、カラフルなトラム待ちをしたり、信号が変わると右からガンガン来る車を避けたりしながらの撮影でした。

素敵な仕上がりにうっとりのファッションストーリーは、文武廟、蓮香居、石板街、ジャンボ、ローズウッド香港、スターフェリーで撮影しています。

いつもよく撮影している場所も、ファッションフォトグラファー鏑木さんの手にかかると、また違った顔に見えて、いやーいいですね。

そして何を隠そう。私は今回、人生初ジャンボ訪問。物珍しさについついはしゃいでしまいました。

ここから船に乗って行くんです!(すいません、皆さん知ってますよね、汗)

ハシャギついでに、そんな巨匠フォトグラファー様に、ポージングの指導までさせて自分の写真を撮ってもらう、コーディネーターの私利私欲、笑。お迎えの船が来てましたね、すいませんでした~

中に入ってから、いちいち感動させられたのが、龍の彫刻。中環の龍麺館の龍が、ジャンボの装飾をしたマスターの手によるものとは聞いていましたが、いや、もう規模がすごいですね、本家は。

細かい細工に感動。食わず嫌いはいけませんね。次回は家族でご飯でも食べに行ってみようと思います。

ファッションページ内のロケ地もさまざま。香港好きな方は、あーここはあそこだ!とピンと来る有名なスポットが多いのです。実はクルーの皆さまは新オープンのローズウッド香港にご宿泊。とにかく床の大理石やちょっとした細工までもが麗しくて、たくさんの写真の背景に使わせていただきました。P53で櫻井さんの水着カットは、ローズウッドのプールなんです。すごいインフィニティ。うーん、泳いでみたい! P56は同じくローズウッドの中国料理店、レガシーハウスです。可愛いお姉さんが撮影に参加してくださって良かった-。

そしてP65からはカルチャーページ! ここからは執筆もいろいろさせていただきました。最初のタイトルとリード、自分で書いておいて何ですが、すごく気に入っています。ここで大館JCコンテンポラリーの螺旋階段や、粵東磁廠のカオスな様子がシンクロしていて、デザイナーさん、冴えていますよね! お粥はもちろん羅富記(クイーンズロード店の花柄テーブルクロスは私のお気に入り)、その下の焼味はレガシーハウス。

さらにP66-71の「アンドレ・フーさんご自宅訪問&香港・建築案内」・・・・・・インテリアや建築に詳しい編集さんの思い入れがこもった企画で、ご自宅撮影実現にはコーディネーターとして頑張りましたし、見て聞いたすべてをまとめるのもライター冥利に尽きる、思い出に残る執筆記事になりました。ひと味違う視点で語られる香港、リピーターの方にも面白い案内なのではないかと。




特にこの記事のために訪ねたThe Millsは嬉しい驚きでした。

決して便利ではない立地ながら、関わっている方達の情熱がすごくて! たくさんの人が訪れていて活気もあるのです。これはまた別にブログにしたいです。「確かにここは都心からも駅からも遠いけれど、この立地だからこそ、思い切ったことができた」と聞いて、納得しました。

P72-75は、メンズファッションのグル、マーク・チョーさんが、ご自分が共同オーナーのThe Armouryや、お気に入りのお店を紹介するページ。ファッション担当編集さんのこだわりが隅から隅まで。私はアポ入れしたりインタビューの通訳をしたりしていたわけですが、奥が深いメンズファッションの世界、面白いなー、私もジェントルマンになって、かっこいいスーツが着たいと変な妄想が湧きっ放しでした。

こちらはTasselsで取材に対応してくれたダイウォン(大王)様!

P76-79はモデルさんそれぞれの香港で過ごす24時間という記事。櫻井さんの彼女役として、香港在住の美女なお友達に出演していただきました。すごく良い感じですよねー♪ 旦那様に怒られないようにと、撮影チームに注意を促す役割をここでは担いました、笑。

この後は、食べもの系がたっぷり続きます。香港クラフトジンのパフュームツリーズジン、西洋料理、バーのページ、それから各ページの下にある旅の小ネタを執筆しています。それぞれお話したいようなこぼれ話ネタがたくさん。また後日に!

取材のとき、端記茶樓で初めて食べた草餅みたいなこれ、美味しかったです。

ということで、いつもと違う男性ファッション誌のフィルターを通した香港。いかがでしたでしょうか?

メンズファッションも斬新でしたが、男性が圧倒的に多いチームでしたので、取材外の食事はローカル縛りだったのもなかなか(笑)。食べ盛りも含む、嬉しそうにパクパク食べる男性陣、食べさせ甲斐があり過ぎて、つられてしまった私も取材以外で食べ過ぎました・・・・・・。

実は私、中高生の頃、メンズクラブの姉妹紙だったMCシスターの愛読者だったので、巡り巡ってお仕事させてもらえて光栄でした!

ぜひぜひ皆さまメンズクラブ7月号、ご覧下さい。



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