マカオにはたくさんのお薦めレストランがある中で、安定した美味しさと程よい価格で、いつ行っても、誰に紹介しても間違いがないのが、このリトラル(海港餐廳)。取材でもプライベートでもよくうかがうお店です。
先日マカオに滞在したとき、家族で久しぶりに行ってきました。
この店の長所の一つは、とにかく中が広くて(1、2階の両方がレストラン)、予約していなくてもすっと入れることが多いこと。小さいお店は急に思い立っても入れませんからねー。大人数が入れることから、会社の会食にもよく使われています。
シンプルながら雰囲気たっぷり。落ち着いていてとても好きです。
食事はマカオならではのポルトガル料理!
今日はもう、久しぶりだし、基本的なものをガンガン頼みました。
大好きなスープ、カルダヴェルデ。チョリソの出汁にジャガイモやケールが入っていて、胃袋がぬくぬくと温まる素朴な味。
大好物のアサリのワイン蒸し。パンに煮汁を浸して食べるのもいいですねー。奥で息子が大口開けています(笑)
いつも頼むと一瞬で消える、バカリャオコロッケ。ホクホクとしたジャガイモにちょっと塩気のあるバカリャオ(鱈の塩漬け)が混ざって、食欲が湧く味。ビール持って来て、ビール!(といいながら、お茶を飲む私)。
マカオに通うようになってから覚えた、豚耳のサラダ。コリコリした食感で陸のクラゲという感じ。
ご飯がしっかり進むものをと思って頼んだのは、オックステールのシチュー。我が家ではオックステールのことを「ダイノチキン」と呼んでいます。昔子どもたちが小さいとき、肉と言えばなんでも「チキン」と言っていたのと、大きい骨だから「これは恐竜の骨だよ」って言っていた名残。白いご飯にぴったり。
ポルトガルにはない、マカオならではの料理として知られるアフリカンチキン。ポルトガル領だった北アフリカからの移民が「アフリカで作るチキンとはこういうものだー」って作り始めたそうで、お店によってレシピが全然違います。とはいえ、一応ハーフのアフリカンの夫からすると、これはこれで、ちゃんとアフリカ風でオッケー!とのこと。
お腹いっぱいでデザートが食べられなかったのが残念。
大満足でお店を出てから、タクシーがなかなかつかまらず。こうなったら夜の散歩を楽しむことにしました。この辺はあのアーチ型の屋根で風情があるエリア。
マカオは絵になるなー。
おなじお兄さんがずっと映ってますね(笑)漢字とポルトガル語が混ざり合った看板がマカオらしさたっぷり。
交差点にはブンブンブンとバイクがならぶのは、香港にはない風景。
久しぶりに歩いたら、この通りにもずいぶん新しいお店も出来ていたけれど、古さが残るマカオ半島は、やっぱり街歩きに最高です。
異国情緒を目から胃から楽しみました♪