華やかで軽やかな豪華ミニ懐石ランチをハーバービューで満喫!La Bombance@銅鑼湾




海外生活がやたらに長くなりまして、すっかり東京のレストランには疎い今日この頃。

香港は何しろ何でも日本から数時間で空輸できますから、香港では「食材が手に入らない、新鮮さが足りない」などの言い訳が通用しない、と日本料理店の方に聞いたことがあります。もちろん値段はどうしてもプラスにはなるものの・・・・・・

特によく欧米に住んでいた頃に「美也子は日本食だと何が好き? 天ぷら?寿司?ラーメン?」と聞かれて、「懐石! 海外じゃ滅多に食べられないから日本に帰国したときは奮発して食べる」と答えて「カイセキ-?何それ?」という反応をいつも示されていたことを思うと。

それが今や、海外に住んでいて、東京で人気のお店の最新の味が香港でそのまま体験できるのだから幸せです!

先日は東京西麻布の予約至難の人気店、ラ・ボンバンスの香港店のランチに行ってきました!

このビクトリアハーバー目前のすごいビュー。銅鑼湾の新ビルV-Pointの30Fです。

反対側は競馬場まで見渡せるというこのビュー。夜はすごくまた、キレッキレの夜景になるのでしょうね!!

実はランチはまだ始めてまもなくて、やっていることがあまり知られていないのだとか!もったいない! クオリティ高いからお得感あります!

この日いただいたのは、ミニ懐石ランチセット。予約が必要です。

付け出しから感動。連日連夜の試食責めという誠に幸せな試練により、さすがの強靱な私の胃も悲鳴をあげ始めていた頃でしたので、するするするーーーーーーと、余計なものがはいっていない美味しいものたちが胃に優しく溶け込んでいく幸せを噛みしめました。やっぱり私は胃の奥まで日本人!と実感。

繊細な食感のバラエティーと香りにうっとりしながらいただいた豪華茶碗蒸し。実は香港で東西のいろいろなシェフに取材する中で、本当によく「この料理は、日本のほら、ちゃー○×※▲□じゃなくて、あの卵を蒸してほら」「え?茶碗蒸し?」「そうそう、それそれ、それにインスパイアされた」っていう会話を交わしています。

見ただけで幸せ、食べてさらに幸せだった握り寿司!!瑞々しいネタって口の中で少し甘く感じますよねー!真ん中のボールには刺身醤油が入っていて、好みで醤油を塗るようになっています。フレンチでも懐石でも点心でも、目で見るだけで美味しさが確信できるってことありますが、それはやっぱり丁寧に作られていることが分かるからなのでしょうか?と自問自答(現場では、野生に戻ってただひたすらパクついていた)





トリュフと和牛! 日頃脂身ファンではないけれども、肉からの脂がいい感じで、全体をくるんでほくほくとした温かみで、疲れが吹き飛び元気が出ました。

そして!!豪華なる黒トリュフ&ウニご飯。お米も水も塩も全部日本で厳選されたものばかり。

これを小屋シェフが丁寧にふんわりと、茶碗に盛って下さいました。

仕上げに注ぐのが太陽卵の黄身! 最近、香港でいろいろなレストランで使われていて、色がきれいなだけじゃなく、本当にはっとする美味しさで、「この卵は?」と思わず聞くようになりました。これで卵かけご飯だったら毎朝いけます。

そしてデザートも絶品! 初めて食べる味わい、しゃりしゃりの黒ごまアイス。それにしても、プレゼンテーションがとっても軽やかでポップなんだけど上品で本物っていうこのバランス、いいですね!!!現代風の素敵な着物の柄のよう。

この日誘ってくれた、フードライターでPRもやっているエミリーさん。彼女のハンドル名は小熊(オグマ)なんですよ!本名ではないと知るまで時間がかかりました(笑)

次回はバキッバキの夜景とともに夜のおまかせ懐石を目指します!!!

ちなみにメニューの内容は頻繁に旬に合わせて変わるそうです!

ちなみに、お茶バーのようなカウンター席も!!! 器がまたそれぞれみんな温かみがあって素敵ですよねー!

ちなみにお店のサインはシンプルなB!!





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