中秋節快樂!という挨拶が街に飛び交うこの時期。先日大坑の舞火龍の製作現場も見学し、中秋節前日の10月3日には、いよいよ本番を見に行きました。
ここで懺悔。私は「一度、舞火龍を見に行ったことがある」と公言していましたが、前回は正確に言えば「舞火龍を見るヒュー・ジャックマンを見に行った」だけだったんだ、ということに改めて気がつきました(笑)。
今回、道路目前のとてもいい席に座らせていただいて、最後まで完全に満喫してきました。いまだに興奮冷めやらず。
大坑の街に着いたのは約1時間前。
会場に向かう地元の子供たちがあちこちに。
小さい子達も自分の役割があって、どきどきしながら参加している感じが何とも言えません。
ギラギラとしたお仕着せのイベントじゃない、歴史と地元愛に満ちていることがすでに伝わってきました。
太鼓の音が響き渡る中、ついにやってきました、舞火龍の完成形! 場内騒然!
来た来た来た来た!!!!
さあ始まった、舞火龍!50kgの頭!67mの胴体!あの日皆さんが丁寧に作っていた龍が元気いっぱい駆けていきます。
街をぐるぐる回って、また戻ってくるを何回も繰り返す龍君。今回、しっかり見学して、見所がつかめました(笑)。
1)おい、ポメロ待て。
やっぱりこれが最高の見所。ポメロに線香をさした球体2つをめがけて、食らいついてくる龍!逃げるポメロ!連携がしっかり取られていて、それはそれはダイナミック。
待てと言っているだろう!? 頭と胴体の間はロープで少し距離を置いています。
からかうのはいい加減にしろ!とばかりの形相!!龍、生きています!!
最初の頃は、龍に釘付けで持ち手が目に入りませんでした!
2)見事な持ち手
しかし見慣れてくると、ほら!この龍を翻弄するかのような、持ち手の見事な動きが見えてきました。
3)第2の主役はしっぽ!
頭とポメロが通り過ぎて、胴体がどどーーーーーと流れていき、ちょっと気を抜いたときに突然客席に飛び込んでくるのが、しっぽの先! ここにも上手で元気な持ち手がつくようです。この日のナンバーワンは何と言ってもこの人!
ダンサーのような身のこなしと長身で、迫力と格好良さがピカイチ!!!持ち手は次々と入れ替わって行くのですが、後で頭を持っていらしたときもこの人すごかったです!!
4)火花
散る散る!!! 前回は「舞火龍じゃなくて、線香龍だなあ」などと思っていましたが、いやーよく見るとガンガン火花も散ってます。持ち手はさぞかし熱いし、やけどもするのではー。
また先ほどの名人が、ほら!!龍の体同士があたるとそこに豪快に火花が散るんです!
※長くなりすぎたので2本に分けました!!