香港に10年住んで、仕事柄人一倍多数のレストランに行っている私ですが(あえて数えたことはありませんが・・・・・・今度数えてみようかな?)
有名店なのにまだ行っていない店もたくさんあり! 特に広東料理店はもう、よりどりみどりにいいお店があり過ぎて、全然追いつきません!
そんなお店の1つ、シェラトン香港の天宝閣に先日うかがう機会がありました!
やっぱりもう、こういうお店の焼き物系は何がどうしたって美味しいですね♪
子豚の丸焼きも前は皮をわざわざ食べるのがぴんと来なかったけど、最近は美味しいのにさんざん当たるせいか、肉のやや歯ごたえのある味わいとカリカリの皮のコントラストがすごく愛おしく(笑、感情移入)なってきました。
もちろん叉焼豚は偏愛するしかありません~♪
とてもクラシックな印象を抱いていた天宝閣ですが、至る所にシェフの工夫と遊び心が見えてきます。揚げタロ芋も白鳥風になっていたり、まるでお寿司のような点心も。基本の蝦餃はもちろんしっかり作られています。
写真ぼけちゃいましたが、珍しい抹茶味の皮の叉焼包!これもなかなか良い感じです。
そしてこちらは点心と呼ぶにはあまりに豪華な一品! 腸粉風の皮の中に入っているのは、湯葉ではなくて、お粥に付いてくる揚げパンの油條なんです。少し甘味があるような風味とパリパリ感と、しなやかな皮が混ざり合って。さらに黒トリュフが載せられて、ソースは濃厚なロブスタービスク! 贅沢三昧。
これも最近食べる機会がとても多い衣笠茸。なんっとも言えない食感の虜。ちゃんとした広東料理店ではいつも上湯がしっかり美味しいので安心感があります。シンプルだけど手の込んだ料理っていうのが、日本人心をくすぐります。
そしてこれには感動!こちらの名物、ツバメの巣エッグタルト。ツバメの巣が、もうこれでもかというてんこ盛り状態。そして単なる飾りじゃなくて、味わいもとても良くて、いいコンビネーションでした。
別腹機能MAXのデザートと言えば楊枝甘露。いろいろ試そうと思いながら、最近またこればかり頼んでしまいます。
お店はとってもクラシック。ランチタイムは満員でした。そして多数の個室があるので、ビジネスでの利用にも便利だとか。
ティーポットいろいろ。
やっぱり円卓を囲んでの飲茶はいいですね。おしゃべりも弾んで楽しいランチタイムでした♪