空港があり私が住むランタオ島には、いいビーチがたくさんありますが、最近のお気に入りは長沙ビーチ。香港にいながらにして、ちょっとしたリゾート気分を味わえる場所です。香港では10月でも十分温かくて泳げます。
8月のビーチはこんな感じ!激暑だけど爽快!
我が家のあるディスカバリーベイからだとなんとも古めかしい小型フェリーで、セントラルからだと六番のフェリーピアから直通フェリーで行ける梅窩(ムイオー)をまず目指します。ここでラッキーにも空車タクシー(水色のボディ)を見つけたら迷わず止めてましょう。
営業区域でライセンスがくっきり分かれている香港のタクシー。このランタオ島のタクシーは広いランタオ島全体でありながら台数がとても少なく、待っても来ない、予約しようと思っても電話がつながらないことで悪名高いのです。
確実で頻繁に出るのがバス。昨日は4番の塘福行きのバスに乗りました(他に1、2、A35も停車)。だいたい乗車時間は15分ほどで、正直、どこで降りるのかは慣れないととても分かりにくいので、運転手さんの近くに座って、「チェンシャビーチ?」としつこく聞いておくのが一番。下長沙村というバス停です。休日であれば多数の欧米人が降りますし、近くなってくると「ここか?」「いや次だ」とワサワサし出すので、それについていくのもいいでしょう(少し前の貝澳ビーチでも多数降りるので要注意)。
バス停より先の道路脇にある道を降りて長沙ビーチへ。最初に目に入るのが南アフリカ風バーベキューで有名なSTOPE。休日のランチタイムは予約をしておいた方がいい人気店で、ビーチにまではみ出したテーブルまで、常にいっぱい。シーフードや肉類のありとあらゆるバーベキューや、フィッシュ&チップスなどがあり、一品が70~130HKDほど。「ビーチに面したこの環境だから美味しく感じるのかな」といつも少しうがって考えつつも、やっぱり最後は満足してしまう店なのです。
気持ちのいい店内席。
鮮やかカラーが南国風。
ビーチ沿いにはSTOPEの奥にも多数の飲食店が並んでいますので、STOPEが混んでいたら、他にも挑戦してみてください。
近くにはボロ可愛いこんな店の窓!
香港は南国だったんだなーと思わせる不思議装飾もあります。
さて、我が家のいつものパターンはSTOPEで食事をして、その後子どもたちは海へ、大人は遠くからその様子をながめながらのんびり。日差しの強い日でも木陰に入ると潮風が涼しくて何ともいい気持ち。
昨日は来ませんでしたが、ランタオ名物の野生の水牛がビーチを群れで横切ったり、海水浴客のまっただ中で座り込んで和んでいたり。ビーチ沿いにあるB&Bでは、さまざまなマリンスポーツにトライできる宿泊パッケージがありますが、人気が高くてなかなか週末に空きがなく、まだ試していません。近いうちにぜひ一泊して遊んでみたいもの。
のんびりビーチを横切る水牛の群れ。
全く人を恐れずに日向ぼっこする水牛。すごい角ですが、とても大人しい。
活気溢れる都会・香港とはまた違う、自然豊かでかなりワイルドな香港の魅力を満喫できる小さなリゾートです。