2018年4月30日。日本にいる皆さんにとってはGWまっただ中、香港では飛び石連休の真ん中の月曜日。しかしそれは電子書籍「香港ときどきマカオ Vol. 1: 香港在住ジャーナリストが出会った美味しいもの、素敵な人たち、そして日々のつれづれ」の発売日なのですー!(ただいま予約受け付け中、笑)。
先日からお届けしている内容のご紹介、最後の3章は、もしかして少し異色?かもしれません。
7 愛すべき老舗なら買いものが思い出に ひと味違うお土産探しならこの4軒
中にも書いていますが、密かな歴代人気トップブログの2本がここに収められています。そう、食のイメージが強いはずの私のブログ、実はこの香港に現存する最古の陶磁器工房、粵東磁廠と、汕頭刺繍やレース製品で長年人気の春生貿易行について書いた2つの記事のアクセスが根強く、ほとんど毎日見に来る方がいるんです。最初はさら~っと訪ねてみて、まあ書いとくか、ぐらいのノリで書いた記事だったので、私本人が一番驚いています。
特に粵東磁廠は、それから自分のアンテナの感度が強くなったのか、香港の地元メディアでもひんぱんに登場する、愛されている有名店であり、同時に、将来が危ぶまれている伝統工芸の最後の砦的存在であることがしみじみ分かりました。ということで、そのことに関して、これはやっぱり書いておきたい、と思って記事も加筆しました!
といいながら、買いものページの残り2軒はお菓子なのです♪ こちらも愛される老舗たち。奇趣餅家のお菓子は日本に持ち帰ってすぐに食べないと固くなってしまうので、自宅用かもしれません。多多餅家は私もヌガーをお土産にしたことが何度もあります。ビックリするほどあっさり味のヌガー、香港らしい美味しさです。
8 香港暮らしで体験した日々のつれづれ 建築現場から健康診断、お祭りまで
もしかしてかなり異色!?な章かもしれません。でもこういうのをまとめたいという気持ちも電子書籍を作ろうという原動力になりました。愛する竹組みの足場、30年に一度しか開催されない華やかなお祭りに加えて、日々の出来事をつづった古い2本のブログ、写真さえそのときは入れていない、自分では日記を読み返したようで気に入っています。こういうのをこれからもときどき書いていかないと。日々の暮らしの中でもちょっとした気づき。それが香港を少し深く知ったり、自分を振り返ったり、いろいろなきっかけになりますね。
そして最後は日々の出会いから生まれた出来事ながら、テーマはアート。このパワフルな書と書体の魅力、今写真を見ても、ガンガン心に迫ってきます。これもこれからもっと取り上げていきたいジャンルです。
9 ときどきマカオで心と胃に異国情緒を 味わい深い体験ができる5軒
そしてやっぱり最後は、ときどきマカオ! と言いながら、実はかなり最近までこの章なかったのです(笑)。デザイナーのイケダさんと打ち合わせしていて、「やっぱり、香港ときどきマカオなんだから、マカオの章があった方がいいんじゃないんですか」とのご意見をいただき・・・・・・加えました!!
マカオこそ、ものすごく行っていて取材もしているのに、ブログの本数はあまりなく、写真もきちんと撮ったものが意外と少ないことに気が付きました。今回はまず基本を、ということで、私がマカオでいちばん個人的に行くことが多くてお気に入りの場所を取り上げました。マカオではポルトガル料理と広東料理、両方が楽しめるんですよ。
こちらは本当に安定感のあるLitoralの記事から。
Pousada de Coloaneの写真、一部は2010年にも遡ります。カメラも今使ってるソニーαじゃなくて、キャノンのEOSだったなあ。
マカオの良さももっともっとお伝えしたいので、そのうち「マカオときどき香港」のバージョンも一度作ってもいいかもしれませんね。
ということで、いよいよ明日!というか日付が30日に変わったら(あと12時間)でダウンロード可能になります。
ぜひ、ぜひっ! 電子書籍「香港ときどきマカオ Vol. 1」よろしくお願いします♪
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