香港に来てから、いろいろ出会いがあるわけですが、最近不思議と連続して起きるのが、「来たばかりの右も左も分からない頃にあって以来、音信不通になっていた人」との再会なのです。
そして人に限らず、お店にもそういう傾向があり、前はよく取材したり、食べにいったりしてたのに、そういえばここ何年も行っていなかったお店と、また縁がつながるできごとが、連続してちらほら。
何となく一巡してニ巡目が来てる感覚なのでしょうか? 前会ったときより、自分がいろいろと変化していたり、成長している気がしていることが分かったりすると、それも嬉しいですね。何かこう振り返りつつ前に進むことが大事な時期なのかな?などと思って見たり。
そんな出来事の一つがまた先日ありました。そう、尖沙咀のミラホテルには4年ぐらい前のフィガロの香港ミニ特集取材でさんざんお世話になったのですが、最近どうもあまり縁がなく何年か行っていませんでした。
そして何か他のちょっとした問い合わせで、ほとんど香港に来て最初の仕事だった気がする、蘭桂坊の父こと、あの超カッコイイ素敵スキンヘッド辣腕実業家アラン・ジーマン様にインタビューしたときのPRさんを探していました。そのPRの彼女とはその後、食事をしたりしたことがあったんですけど、何年も音信不通だったところ、今、ミラのPRだということが分かり。
フィガロの取材でお世話になったPR君とこのPRさんの二人とランチをすることに。場所はミラホテルの中のCuisine Cuisine。この店も、ifcの方は昔何度も取材したり、プライベートで食べにいったりしていたけど、ミラの方の店ではそういえば食べたことがありませんでした。
再会を祝い合ってから、締めきりが終わったばかりの緊張を解きほぐすべく、のんびり飲茶タイム♪
クラシックだけど軽くひねりがある感じのバランスがなかなかいいのです。
いきなり面白かったのが、この右側の付きだし。なんと冬瓜をフレッシュオレンジジュースに漬け込んでいるのです。一瞬これが冬瓜とは分からない感じの食感や風味になっていて、でもとても爽やかで美味しい、というものでした。
最初はお腹に優しいベジタリアンな一品。湯葉で茸などのちょっとお肉的な食感のあるものを挟んでいて、湯葉にほのかな炭焼の香りが付けられているのです! ふむふむ!!
そしてやっぱりこれは広東料理の華ですねー激ウマの叉焼豚!! 柔らかくて風味豊かで言うことありません\(^o^)/
そして、旬のむふふなあの方がいらっしゃいました♪ 上海蟹の小籠包! 中がすごーくきれいだったの、写真に撮ればよかった!そういえば前にifcで同じものを食べた時も美味しかったなあ。
そしてこの水晶餃子~!!この薄い透明な皮って広東料理ならではの繊細さで大好きです。季節の肉厚茸とアスパラガスに、黒トリュフも入っていい香り♪
繊細さと伝統の魅力が両方そなわった点心。点心シェフは最近、リッツカールトンの天龍軒からこちらに移ったのだとか! なかなかのイケメンと評判です♪
こういう基本っぽいのも美味しいと嬉しい!腸粉の炒め物。葱が良い感じです。
こちらはポルチーニ茸がたっぷり入ってました!
そしてとっても美味しかったデザート♪ これ、なんというか広東デザートのドリームチームのような一品で、マンゴゼリー、ポメロ&サゴ、ココナッツジュースが揃いつつ、下にはシャンパンのゼリーが入ってました! そしてモクモクのドライアイスと共に登場して盛り上がる!
個室でお腹いっぱい食べて、さんざんお話をした後、久しぶりにメインダイニングエリアのインテリアを拝見。
九龍公園の深い緑が窓から覗くのと、アートやインテリアに使われた翡翠色がものすごくマッチ! そしてたまたまちょっとぐづついた雨模様だったので、何だか外の景色をそのまま中に移してきたような魅力でたっぷりでした。
こんな角度も素敵♪ もともと緑って好きな色じゃなかったのですが、香港に来てから翡翠の色に囲まれることが増えたせいか、だんだん馴染んできて、最近では好きな色に昇格した色なのです。だから昔、このインテリアを見た時はあまり響かなかったのに、今回はとてもしっくり来ました。こういうのも時の流れで変わるんだなと実感。
有名アーティストの手による、世界の窓を覗くような緑のアートシリーズがあしらわれています。2枚はこのレストランのために描かれたものなのだとか。落ち着いているけれども爽やかさもある翡翠の森の中のような雰囲気、いいです!!
最新レストランもいいけれど、こういうお馴染みの店の再発見もまた貴重な機会になりますね♪
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