日本と比べて暑い時期の長い香港ですが、少しずつ秋の空気も漂い始めました。
香港の秋と言えば、上海蟹! 秋だけ食べられるという限定感がくすぐるのでしょうか。さあ、今年はどこで食べようかと考えるだけでワクワクしてきますね。
しかしどうも、香港在住歴が長い日本人だとか、グルメ自慢の香港人だとか、少しうるさい人に「どこで食べるの?」と聞くと「レストランのは全然ダメ」というつれない言葉が必ず返ってきます。
何でもあまりにも香港で上海蟹が人気になってしまい、産地に残らないぐらいの勢いで売れるため、大量生産=抗生物質たっぷりの養殖が増えていて、昔と比べて味が確実に落ちているのだとか。
ちなみに昨年は、上海系香港人でお料理上手の友人が、家でご馳走してくれました! 彼女も「レストランのは高い割に全然ダメ」派。市場で元気の良さそうな蟹を選び抜いてきたそうです。
お料理上手ではないけれども、蟹を自分で選びたい派は、自分で買った蟹を馴染みのレストランに持ち込んで料理してもらったりするのだとか。
↑こんなお肉もりもり、蟹味噌たっぷりの上海蟹(広東語では大閘蟹)、1杯で250HKDでした!
ちなみに右端は、この日の他のメニュー。お料理上手の家庭料理は、やはりどこの国に行っても最高ですね。